楽天・磯部が現役引退!
今回は久しぶりにオリックス以外の話題を書きたい。 礒部が現役引退=楽天のコーチ就任へ-プロ野球(27日、時事通信) 楽天の礒部公一外野手(35)が現役を引退することが27日、決まった。同日、球団事務所を訪れて米田代表と会談し、コーチ就任を受託した。 礒部は「昨年から思うような働きができなかった。年齢が年齢だし、ちょうど潮時かな」と語った。楽天での思い出は「(新球団の)ユニホームを初めて着たときと、ホーム開幕戦(2005年4月1日、西武戦)でチームで最初にホームランを打ったこと」としみじみ振り返った。 礒部は広島・西条農高から三菱重工広島を経て、ドラフト3位で1997年に近鉄入団。04年の球界再編で誕生した楽天に加入。3年間は主力として活躍したが、昨季は46試合、今季も8試合と若手の成長で出場機会が減っていた。01年にベストナインに選ばれ、オールスターに3度出場。通算成績は1311試合で1225安打、97本塁打、517打点、打率2割8分1厘。 (引用終わり) 先月末に球団から戦力外通告を受けたことは、私は予想外だと感じた。球団最大の功労者の一人と言ってもいい彼を戦力外通告にするはずがないと考えていたからだ。 私自身、磯部について一番印象深かったのは近鉄バファローズ最後の選手会長としての奮闘だったと思う。旧オリックスと近鉄の球団合併が正式に決まって、「近鉄バファローズというチームはなくなりますが、僕たちの近鉄への愛着は変わることはありません」その趣旨の発言が一番印象に残っている。 楽天イーグルス初代選手会長、楽天の公式戦初ホームラン。記録よりも記憶に残る選手の一人だったと思う。13年間、お疲れ様でした!