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2010年10月の記事

全18件 (18件中 1-18件目)

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オリックス、仁藤と土井に戦力外通告！

　2日に発表された戦力外通告第1次発表に続き、第2次発表があった。　オリックス、仁藤と土井に戦力外通告（30日、日刊スポーツ）　オリックスは30日、仁藤拓馬投手（22）と土井健大捕手（21）に来季契約を結ばないと通告したと発表した。　（引用終わり）　高卒4年目の仁藤（背番号：68）は昨年4月7日の西武戦で1軍デビューしたが、結局それが現段階で唯一の1軍登板となってしまった。昨年、野茂英雄氏から「資質がある」と称されたピッチングに期待していたが･･･。今年は2軍に5試合登板し、0勝2敗、防御率8.25だった。期待されていたピッチングが鳴りを潜めてしまったのか、それともプロとしての身体作りに限界があったのか。･･･いずれにしても私にとっては残念なことになってしまった。　続いて同じく高卒4年目の土井（背番号：69）。T－岡田とは履正社高校で先輩・後輩の関係にあった。T－岡田が「なにわのゴジラ」と呼ばれたのに対し、土井は「なにわのミニラ」と呼ばれた。1軍未経験だが、今年は2軍で自己最多の90試合に出場（2軍通算150試合出場）。64安打点、4本塁打、31打点。私から見れば「なんで戦力外なんだ？」と疑問を抱かざるを得ない。先輩のT－岡田はプロ入りから1軍レギュラー定着まで4年半かかった。土井については「来年あたり1軍デビューかな･･･」と考えることもできたと思う。もったいない！

Oct 30, 2010

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ドラフト会議、オリックスは後藤駿太外野手を1位指名！

　今日はドラフト会議の日。始まる前からソワソワしていた。4年前に田中将大（駒大苫小牧→楽天）と白熱した投手戦を演じた斎藤佑樹（早稲田大学）にどうしても注目してしまった。注目しているのは同じ早稲田大学の大石達也、福井優也くらいだった。高校生で一番注目していたのは‘T-山田‘こと山田哲人（履正社高校）だった。特に山田はオリックスが獲得したら面白そうだなあ･･･と勝手に思っていた。　今日のドラフト会議、オリックスの戦果はこちら。　1位：後藤駿太（外野手、前橋商高）　2位：三ツ俣大樹（内野手、修徳高）　3位：宮崎祐樹（外野手、セガサミー）　4位：塚原頌平（投手、つくば秀英高）　5位：深江真澄（外野手、関西独立リーグ・明石レッドソルジャーズ）　昨年は古川秀一投手を一本釣りすることに成功したが、今年は岡田監督にとって運の悪いドラフトになってしまった。1位指名の際の抽選で大石達也を外した。大石は西武が交渉権を獲得した。渡辺監督は強運過ぎる！「これはこれで仕方がない」と思っていた。しかし！外れ1位の伊志嶺翔大、さらに外れの外れ、T-山田も外してしまった。笑うしかなかったが、一体どうしたんだ！？と思わざるを得なかった。結局、外れの外れの外れ1位で、後藤駿太を指名。来季に向けてちょっぴり不安の残るだろうと思った1位指名だった。　この後、オリックスは上記の5人を指名して終了したが、一番気になったのが、5位指名の深江真澄。予想もしなかった（と言ったら失礼だが）関西独立リーグ選手のドラフト指名だった。これは同リーグにとっては初のドラフト指名だ。ちなみに同じ関西独立リーグからは、育成ドラフトで神戸９クルーズの福泉敬大投手が巨人に指名された。　オリックスがネタが尽きてしょうがなく指名したのか、それとも本気で指名したのかは知らないが、今後の活躍に期待したい。　ちなみに斎藤佑樹は日本ハムが、福井優也は広島が、そして山田哲人はヤクルトが、それぞれ交渉権を獲得した。「日本ハムの佑ちゃんなんて想像できない！」と一瞬思ったが、そのうち慣れてくるはずである。そして何よりも、田中将大の楽天と同じリーグで再びその対戦が見られることを、絶対パ・リーグ至上主義者として楽しみにしている！　29日追記。　後藤駿太は「上州のイチロー」という異名がつくほどの実力者だという。後藤本人も「外れの外れの外れ」ということで一瞬困惑したかもしれないが、「それでも1位指名はうれしい」と納得してくれているそうだ。ここで会ったのも何かの縁だ。ドラフトでの悪夢はもう忘れて、来季のチーム編成に向けて集中しよう！

Oct 28, 2010

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民主党、沖縄県知事選挙では自主投票へ！

　来月28日に投開票を迎える沖縄県知事選挙で、民主党は独自候補の擁立を断念した。一時は、7月の参院選で落選した喜納昌吉氏（民主党沖縄県連代表）を擁立するような動きがあったが、5月28日にアメリカと合意した辺野古移設を推進したい党本部と、辺野古移設を何としてでも阻止したい沖縄県連との調整は難航。ついに候補者を立てられなかった。これで民主党は参院選・沖縄県選挙区に続いて候補者を立てられず、連続しての不戦敗。まさに、政権与党としての責任放棄である！　沖縄県知事選挙では今のところ、3人が立候補を表明している。現職の仲井真弘多氏（なかいま・ひろかず、自民党・公明党が推薦）、伊波洋一氏（いは・よういち、社民党、共産党などが推薦）、そして金城竜郎氏（きんじょう・たつろう、幸福実現党公認）である。実際には仲井真、伊波の両氏による一騎打ちの様相を呈するだろうが。だが両者とも普天間飛行場の県外移設を主張している。自民党沖縄県連も昨年11月頃から県外移設を主張するようになった。まさに保守・革新の枠を越えて、東京の政府に反発している構図である。　「もうこれ以上、米兵の横暴ぶりには耐えられない！沖縄県だけに米軍基地を押し付けるのはやめてくれ！」　そういう沖縄県民の怒りの声が聞こえてきそうである。私も5月28日の日記で、日米合意を批判した。　ところが金城氏は自身のブログで、「沖縄県民全てが県内移設に反対しているという報道は間違っている」「米軍基地を県外に移設することは、日米安保、日米の絆が壊れることだ」と主張している。さらに尖閣諸島における事件に絡み、「中国が傍若無人な振る舞いをしているなかで、『海兵隊は出て行け』と言ってる場合だろうか」と疑問を呈している。　もっとも、7月の参院選・沖縄県選挙区において、辺野古移設推進派である金城氏（幸福実現党）に投ぜられた票数はわずか1万1000票（得票率：２％）ほど。知名度が低かった、それともほとんどの沖縄県民が普天間飛行場の県外移設を本気で考えてるかのどちらかであろう。おそらく落選確実候補として扱われるのは目に見えている。　沖縄県は本土とは全く違う歴史的背景があることを忘れてはならない。太平洋戦争の中で、日本領の中での唯一の戦場となった沖縄。多くの人々が犠牲となった。米軍占領下でも島ぐるみ闘争と呼ばれる抵抗運動を行った。この他にも、事故や犯罪を起こした米兵に対する処分が軽すぎるとして勃発したコザ暴動（1970年）も忘れてはならないだろう。1972年に沖縄は日本に返還されたが、それでもなお米軍基地の存在は住民に大きな影響を与え続けている･･･。　11月28日は沖縄県の未来が決まると同時に、菅政権の命運をも左右する重要な日になるだろう。

Oct 27, 2010

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後藤がFA宣言へ！

　オリックスの内野の要である後藤がFA宣言を決意したようだ。　オリックスの後藤がFA権行使へ、宣言残留も視野（26日、朝日新聞）　オリックスの後藤光尊内野手（32）が25日、今季取得した国内フリーエージェント（FA）権を行使する意向を明らかにした。宣言残留も視野に、来季の去就について検討するとしている。　後藤はプロ9年目の今季、いずれも自己最高となる打率2割9分5厘、174安打、16本塁打、73打点を記録。高い身体能力を生かした二塁の守備にも定評があり、複数の球団が獲得に興味を示すと見られている。今季の年俸は5300万円だが、24日にあった2度目の残留交渉で、球団は1度目を上回る3年総額3億円での契約を提示したと見られる。主力の流出を避けるため、破格とも言える条件を提示した格好だ。（金額は推定）　（引用終わり）　移籍を前提としたFA宣言ではないようだが、楽天が獲得に興味を持っているとの報道がある。楽天の補強ポイントは二遊間と三塁だ。三塁は中村紀洋が戦力外で抜けているために懸案となっているポイントだ。後藤は二塁、三塁、遊撃どれでもこなせる選手であること、また、後藤は秋田県出身なので、東北地方をフランチャイズとする楽天が「ぜひ地元出身の有力選手を！」ということで獲得に動いてもおかしくはないと思う。　オリックスファンとして言わせてもらうと、後藤はどうしても必要な選手だ！後藤の「他球団の意見を聞いてみたい」のような気持ちも分からなくはないが。　「世の中、金が全て」という意見には賛成できないが、後藤は1億円プレイヤーの資質を十分に持っている。後藤と似たような成績の横浜・内川は今季年俸が1億7000万円だ。ほかにも、巨人の坂本が8000万円、ヤクルトの田中浩康が7500万円。オリックスは「後藤はどうしても必要なんだ！」ということを熱心にアピールし、残留にこぎつけるべきだ！

Oct 26, 2010

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近鉄名古屋駅で撮る！

　名鉄電車の撮影がひと段落したところで、今度は隣接している近鉄名古屋駅に向かった。　関西の近鉄とは違い、名古屋の近鉄にはなかなか会える機会がないから、ここでもハイテンションだった。　近鉄名古屋駅について「関西の私鉄ターミナルの香りと、関西弁の洪水」と表現した本があった（三好好三『鉄道ライバル物語　関東VS関西』JTB、2002年、8頁）が、私が見て感じたのは「別に関西の雰囲気なんて感じられない。もはや名古屋の近鉄のターミナル」というものだった。　　14:00発のアーバンライナー。21000系が難波に向けて出発するところ（5番ホーム）。　　こちらは4番ホーム。14:10発の特急・賢島行き。12200系である。　　14:01発の急行・伊勢中川行き。後2両が9000系。前4両が2610系だったと思う（失念）。　　近鉄名古屋駅の正面改札から見て左端にある1番ホーム。ここから出るのは2～3両の各駅停車だ。14:12発の普通・伊勢中川行き。大都市圏にもかかわらず、各駅停車が20分に1本とはどういうことだろうか。　　名古屋に到着した9000系＋5200系による急行。折り返し準急・富吉行き（14:11発）となる。　　最後に21020系アーバンライナーネクスト。このページの最初の写真にある21000系が出発してからすぐに到着していた。私に限らず撮影する人が多かったのはなぜだろうか。　名古屋の近鉄を十分に楽しんだところで、私は新幹線で東京に帰ることとした。　おまけ。　　名古屋駅構内で食べた、きしめん。普通のしょうゆ味のかけきしめん。　かつおぶしにネギ。シンプルなトッピングでおいしかった。　　14:40発の、のぞみ232号・東京行きで帰京。乗車したのは3号車（自由席）。しかし700系だったので喫煙席だったのが痛かった。この一本前ののぞみ26号（N700系）はほぼ満席だったと思うが、こののぞみ232号の自由席は空席だらけだった。乗客の気分の問題なのだろうか？詳しいことは分からない。　車内では、数日後に迫っていた修士論文の中間発表会用のプレゼン資料に目を通したのだった･･･。　おわり。

Oct 23, 2010

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名鉄電車を撮る！（その３）

　その２の続きで、巽ヶ丘駅から一旦、名古屋駅まで戻る。　　12:54発の普通・金山行き（内海発、7251C列車）6500系による4両編成。　車内はセミクロスシート。このクロスシートというのが特徴的な1.5人掛けシートだった。自分が座るのにはちょうど良い大きさだった･･･とは言えないかもしれない。　とりあえず、この普通列車で太田川まで戻る。　　太田川に到着して発見した不思議な列車運用。　当駅止まりの普通列車（7263G列車と見られる）だったのだが、一転して当駅始発の金山行き普通列車（13:23発、7361G列車）になっていた。なぜわざわざ運行区間（というより列車番号）を一本化しないのだろうか？　6800系2両による運転だった。私は思った。　「大都市近郊なのに2両とか3両とかって、ありえねえだろ！」　もっとも京浜急行にも品川始発で4両の普通列車が運行されているので、先ほどの私のつぶやきは五十歩百歩のようなものである。　私はこの後、特急・岐阜行き（2200系、中部国際空港発、331列車）に乗車して名古屋駅に向かった。一部特別車の特急である。普通車の車内は混雑していた。かつて、名鉄では普通車を連結している（一部特別車）特急は名古屋本線（豊橋～岐阜間）だけであった。しかし2007年頃からの名鉄の特急運用方針の変更により、空港特急ミュースカイを除く全ての特急が一部特別車となったのだ。これも、JR東海またはマイカーへの対抗策だろう。　太田川を出発したら神宮前、金山、名古屋の順に停車した。私は名古屋で一旦降り、犬山線方面に乗り換える。　　13:29発の急行・新鵜沼行き（内海発、1371A列車）に乗る。5000系による4両編成だ。　5000系は特急運用政策の変更がきっかけで生まれた電車である。名鉄特急はミュースカイを除き、原則として一部特別車で運行されることになったため、全車特別車の1000系パノラマスーパーは廃車となった。しかしまだ使えるパンタグラフ、主電動機、マスコン、ブレーキの各ハンドルなど、1000系の廃車発生品を流用して製造されたのが5000系電車である。　2008年デビューなのにもかかわらず、パンタグラフだったり、界磁チョッパ制御だったりするのはこのためである。　名古屋を出発し、地上を出た5000系は栄生に停車。栄生駅付近には名鉄病院があり、駅名標にも名鉄病院前のサブタイトルがあったりするくらいだから、よほど地域にとって重要な存在なのかもしれない。　東枇杷島を通過し、新川を渡ると到達するのが枇杷島分岐点である。ここでは一宮・岐阜方面の名古屋本線と、岩倉・犬山方面の犬山線が平面交差で分岐する。金山から枇杷島分岐点の間は日中でも2～3分間隔で列車が運行されており、かつ、平面交差なので名鉄のダイヤ構成の際の一番のボトルネックとなっている。　　これは帰り道に撮影した枇杷島分岐点の様子。名古屋本線から犬山線に入る回送線もあるので、実際にはデルタ線だ。　5000系の急行列車は下小田井、中小田井を通過する。この辺り（名古屋市西区）は2000年9月の東海豪雨で水没した地域である。下小田井駅が水没していた様子がニュースに流れていた。　東海交通事業・城北線の高架橋をくぐり抜けると、地下鉄鶴舞線の線路と合流し、上小田井駅に到着である。　　上小田井駅の駅名標。一番上が切れてしまって申し訳ありません。奥にいるのは3100系2両編成の普通列車。　　13:42発の普通・東岡崎行き（岩倉発、1396列車）。今回の旅ではなかなか出会えなかった6000系だ。しかし私はこの6000系には乗らず、上小田井駅を一通り見学した後、後続の準急列車で名鉄名古屋駅に戻ったのだった。　私の名鉄乗車記録はここで終わりである。　（近鉄編に続く！）

Oct 22, 2010

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いよいよ明日、羽田空港第4滑走路が始動！

　建設中だった羽田空港の第4滑走路の供用開始がいよいよ明日に迫った。8月28日の日記では、羽田から新たに就航する国際路線を自分なりにリストアップしてみたが、私は「これだけじゃ物足りない。もっと就航都市の数を増やしたほうがいいのでは？特にヨーロッパ方面」と思うようになった。　羽田空港：国際化に期待と限界　定期便31日就航（17日、毎日新聞）　羽田空港（東京都大田区）の新滑走路と新国際線ターミナルが21日に供用を開始し、米欧などへの国際定期便が31日から就航する。海外旅行や出張は都心から遠い成田空港（千葉県成田市）の利用を余儀なくされていただけに利便性アップが期待される。だが、「羽田国際化」に反発してきた成田も国際線拡充を図っており、ちぐはぐな動きは、政府が掲げる「アジアのハブ（国際拠点）空港化」をさらに遠のかせかねない。　◇出張、乗り換え　深夜便でロス削減　「都心に近くて深夜でも利用できるのがありがたい」。月に1、2回は海外出張する丸紅の小林輝也さん（30）は「羽田国際化」のメリットを指摘する。羽田は4都市（ソウル、北京、上海、香港）にチャーター便が飛んでいただけだったが、31日からは米欧やアジアの１１カ国・地域の17都市と定期便で順次結ばれる（30日まではチャーター便のみ）。小林さんも来月11日にはさっそく羽田からソウルに飛び立つ予定だ。　小林さんは出張はもっぱら成田を利用してきたが、職場からは地下鉄と京成線を乗り継いで1時間以上かかる。さらに成田は騒音への配慮から午後11時以降の便がなく、利用するのは昼間の便が中心で出発当日は仕事を慌ただしく済ませて成田に向かった。だが、羽田には地下鉄と京急線で30分程度。米欧便は午後10時以降の出発が多く、シンガポールやバンコクに行く場合、午前0時ごろの便があるため、夜まで働いても間に合い、翌朝から仕事ができる。　地方空港の利用者にもメリットは大きい。例えば、広島空港の場合、最終便（午後8時45分発）で羽田に向かえば、深夜に羽田で国際線に乗り継げる。羽田から成田まで京成・京急線（直通）で1時間半以上かかった乗り継ぎが不要。成田出発便の時間の関係で、前日に都内や成田周辺で宿泊せざるをえなかったケースも解消。日本の多くの地方空港に就航する韓国・仁川（インチョン）空港を経由する方が便利といわれた地方の利用者の流れが羽田にシフトしていくとみられる。　◇国内線移動バスで10分　ただ、航空各社はビジネス客の利用を見込んで、路線によっては運賃を成田発着より1割程度高く設定している。また、外国航空会社の欧州便は、発着枠の関係で朝6時台の出発になっている。　さらに、新国際線ターミナルビルは国内線ビルから遠いところで約3キロ離れた場所に建設。両ビルを結ぶ無料シャトルバスは10分弱かかり、重い荷物を持ちながら移動しなければならない。1978年の成田開港後、「国際線は成田、国内線は羽田」とすみ分けし、羽田で国際線を想定した用地を確保していなかったためだ。　開港当初から4本の滑走路の配置を想定し、ハブ化を推し進めた仁川に及ばないばかりか、国内線と国際線の乗り継ぎが同じビル内でできる関西国際空港にも見劣りする。航空大手幹部は「こんな不便な空港では世界に恥をかく」とぼやく。　羽田の国際線発着回数は定期便就航後に年6万回（昼間3万回、深夜・早朝3万回）で、成田の年20万回を大きく下回る。昨年の政権交代後に、政府は13年度以降は9万回まで増やす方針を決めたが、それ以上の拡張は難しいとされ、羽田国際化の恩恵を受けられる利用者は限界がある。　◇役割不明確「ハブ空港化」遠く　「（羽田、成田の）2拠点一体でのハブとして展開していきたい」。馬淵澄夫国土交通相は16日の羽田国際化の記念式典後、記者団に語り、羽田と成田の一体運用を進めたい考えを示した。昨年10月、前原誠司国交相（当時）は「羽田ハブ化」を打ち出したが、馬淵国交相の発言はハブ空港を一本に絞りきれない苦しさの裏返しといえる。「羽田ハブ化」構想の背景には、日本の空港の競争力がアジアで低下していることへの危機感があった。羽田と成田の乗り継ぎが不便なため、地方客を仁川空港に奪われ、対抗するため、羽田の「ハブ化」を打ち出した。　だが、成田側は、千葉県を中心に猛反発。政府のスタンスも羽田・成田を一体でハブ化する方針に修正された。成田を巡っては、今月13日に国交省、千葉県、空港会社などの協議会で年間発着回数を現在の22万回（国内線含む）から14年度までに30万回に増やすことで合意。会合では「成田は兄貴分として兄弟仲良くやっていきたい」（空港会社の森中小三郎社長）との発言が相次いだ。　さらに、成田は東南アジアを中心に台頭する格安航空会社（LCC）で新たな需要を掘り起こそうと懸命で、LCC誘致に向けた専用ターミナルの建設準備を急いでいる。　英国ではロンドンに近いヒースロー空港はビジネス客が多く、ロンドンから離れたスタンステッド空港はLCCの拠点など役割分担が明確。国交省も羽田はビジネス路線、成田はツアーなど多様な機能を維持する青写真を描くが、「内・際分離」に代わる新たな役割分担に加え、海外より割高な着陸料の引き下げなど競争力を後押しする政策も不可欠だ。　（引用終わり）　「羽田空港＝国内線、成田空港＝国際線」と完全に棲み分けることを前提に計画を立てたのが成田空港との役割分担の不明確さにつながったのではないか。しかし私はある程度分担できると考えている。国際線でもアジア方面は羽田から、アジア以外（欧米方面など）は成田からというのでも十分に棲み分けである。成田発着のアジア国際線の大半が羽田に移管された場合、成田にとってはアジア以外の都市、特に東ヨーロッパ、中東の航空会社を受け入れるチャンスが広がる。そのような解釈もできるのではないか。　1978年に多大な犠牲を払いながらでも開業させた成田空港の存在を無駄にしないために、今後、羽田空港と共存共栄の関係になっていくことを期待したい。

Oct 20, 2010

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3位・ロッテが日本シリーズ進出へ！

　オリックスファンである私ですら認めたくない結果だ。　今年度のパ・リーグのプレーオフ（クライマックスシリーズ）は、3位ロッテが、2位西武、そしてリーグ優勝チームのソフトバンクを破り、日本シリーズ出場権を獲得した。これは2007年の中日に続き、日本シリーズの権威を否定する暴挙といわざるを得ない！　そもそも日本シリーズとは、セ･リーグ優勝チームとパ･リーグ優勝チームが戦う場だったはずである。2006年までのパ・リーグのプレーオフにおいては、リーグ優勝＝プレーオフ優勝チームだった。レギュラーシーズン136試合というのはプレーオフ出場チームを決めるための予選に過ぎなかった。だから2004年、2005年のホークスは「予選1位にはなったが、優勝できなかった」と私は解釈している。F1レースでも必ずしも予選1位（ポールポジション）のドライバーが優勝するとは限らないからだ。　しかし現在のプレーオフ（クライマックスシリーズ）のシステムは、リーグ優勝＝レギュラーシーズン1位チームとなったため、日本シリーズ出場チーム＝リーグ優勝チームという前提が崩れたのだ。　この前提が最初に崩れたのが2007年の中日だった。この年、セ・リーグ優勝チームは巨人。しかしプレーオフで2位の中日が巨人を破った結果、日本シリーズ出場権を獲得、中日はそのまま日本一となった。当時は「リーグ優勝しなかったチームが日本一になるのは初めて」と表現した新聞もあったが、いかにも不自然だった。なんせ、セ・リーグに2つの「優勝チーム」がいたからである。　今年のプレーオフでは、リーグ優勝したソフトバンクに１勝のアドバンテージが与えられ、第2ステージ全てが福岡ドームでの開催だった。地の利ではすべてがソフトバンクに有利に立っていた。しかし６戦通してみてみると、リーグ優勝に貢献した打線や投手陣が全く機能せず、勝利の方程式が崩壊していた。2004年以降、ホークスは短期決戦に弱いというイメージが定着してしまった。ホークスは、今回も「正真正銘のリーグチャンピオンではない」と言われたのと同じだ。　逆に考えて見れば、ロッテは最初から1敗のディスアドバンテージ、全試合アウェー、そのような不利な環境で相手のアドバンテージを消して日本シリーズ出場を果たしたことは、まさに脱帽である。　私はオリックスファンであるが、3位チーム・ロッテの日本シリーズ出場は絶対に認めない！今後の展開によっては、金輪際日本シリーズを見ない！ということもあり得る。

Oct 19, 2010

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日中両国民は冷静な対応を心掛けよ！

　昨日、今日と中国（特に四川省）では反日デモが起こった。私が要因として考えるところによると、第一に、先月起こった尖閣諸島沖における漁船と海上保安庁巡視船との衝突事故で、中国人の船長が釈放されたにもかかわらず、「謝罪と賠償」を拒否している日本政府への反発が今回のデモのきっかけだろう。第二に、今年度のノーベル平和賞受賞が決まった活動家・劉暁波氏の釈放を求める日本など外国政府に対する反発というのも考えられる。いずれにせよ、日中関係改善に向けて努力してきた中国政府にとっては衝撃的だったようだ。　なぜ特に四川省で反日感情が強いのか。現在、直轄市（日本でいう政令指定都市みたいな制度）の重慶市が日中戦争中の1941年に日本軍によって大空襲を受けたことに由来するかもしれない。今回現場となった綿陽市は人口約530万人。省都・成都に次ぐ四川省第2の都市である。　東京では中国への抗議デモが行われた。主催したのは元航空幕僚長・田母神俊雄氏が会長を務める団体であり、メンバーは若者が中心だという。既存マスコミに対して不信感を持ち、菅内閣を「弱腰外交」と厳しく批判する目的をも兼ねているのだろう。テレビで「菅政権は全体主義だ」という横断幕を見かけたが、その意味は全く分からん。デモ参加者は大きな勘違いをしているのではないか！？　中国でも抗議デモに参加したのは1980年代生まれの若い世代が中心だという。･･･私は両国の若者の右傾化を強く危惧している。　しかし中国国内からこれらの抗議デモに対し、一石を投じる声が出てきた。　「反日デモはマスゲーム」中国有名作家が「愛国」に一石（16日、朝日新聞）　反日デモは政府に踊らされたマスゲーム――。尖閣諸島沖の衝突事件で日中の緊張が高まった先月、中国の若手人気作家、韓寒さん（28）が自身のブログで発表した文章で、民族主義的な反日の動きを冷ややかに切り捨てた。当局によってすぐに削除されたが賛否両論を呼び、多様化する市民の声を映しだした。　「内政の問題ではデモのできない民族が、外国に抗議するデモをしても意味はない。単なるマスゲームだ」。文章を発表したのは、中国各地で反日デモの呼びかけが広がった9月7日。ネットなどで燃え上がった反日世論とは一線を画す立場を鮮明にした。　主張を貫くのは、中国国内に多くの矛盾を抱える中、政府が外国と対立するたびに庶民が「愛国」を叫ぶことへの疑問と、政治には踊らされないという冷めた視線だ。　政府の土地開発で立ち退きを迫られて抗議の自殺をした庶民や、当局に拘束された作家の名前を挙げ、「もし唐福珍や謝朝平のためのデモをすることができるなら、釣魚島や（妨害された北京）五輪聖火リレーのために自分もデモに参加しよう」とした。　土地の私有が認められていない中国の国情を踏まえ、こう問いかけてもいる。「土地を持たないものが他人のために土地を争い、尊厳の与えられていないものが他人の尊厳を守ろうとする。そんな安っぽい人間でいいのか」　文章はその日のうちに削除されたが、ネット上で広がり議論を呼んだ。「失望した」「かっこつけの政府批判」との批判と同じくらい、「よくぞ言った」「自分の気持ちをこれほど明快に表現した文章はない」といった支持が集まったという。　韓さんを知る上海の編集者、秦俟全氏は「文章は政府や極端に民族主義的なグループと一線を画す、少なくない中国の声を反映した。中国社会が変化のただ中にあり、民間にも多様な声があることの表れだ」と話している。　韓さんは若者からカリスマ的な支持を集め、ブログの閲覧数は4億回を超える。米タイム誌で今年、「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた。　（引用終わり）　また、日本側でもこれと似たような話を聞いたことがある。小林よしのり氏が「ゴーマニズム宣言」の中で横須賀の陸上自衛隊少年工科学校（今年4月に高等工科学校に改称）の教育方針を取り上げたことがある。その話の中で、天下国家を掲げてゴミをちらかして帰る人と、口数は少ないがきちんとゴミをきちんと片付けて帰る人。好印象なのはどちらだろうか。という問いがあったと記憶している（私の記憶違いだったら申し訳ない）。また「ゴーマニズム宣言・天皇論」の中でも、小林氏が過去に某衛星放送で「もしわしがマンガを描けなくなったらデモに参加するよりは公園の草むしりをする」と発言したところ、視聴者から猛反発を浴びたようである。　ここで言わなければ、私が歯止め役にならなければ大変なことになるので、敢えて今日言う。「愛国無罪」という考え方は間違っている！　ただでさえ一触即発の状況。この政治的な問題が民間レベル等での文化交流に飛び火して、結果的には両国の間に排外主義の台頭、ヘイトクライムの増加が見られたら、それこそ大きな危機である。　自分の国を愛するため、守るためなら他人（日本の立場からすれば、中国と関係の深い人々や中国資本等）を傷つけても罪にはならない。･･･なんという偏狭的な考えだろう！私はこのような思想は絶対に認めないし、この種の抗議デモには一切参加しない！　排外主義、ヘイトクライムからは憎しみという障害しか生まれない。今こそ、日中両国民に冷静な対応を求める！

Oct 17, 2010

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名鉄電車を撮る！（その２）

　その１の続きである。　10月6日。　私の名古屋入りの主目的だった某私学の教員採用試験は正午過ぎに終わった。やるべきことが終わったことで、後は帰りの新幹線まで自由時間である（自由時間といっても乗り鉄の旅なのだが）。　大同町駅に移動し、次の電車を待つまでの間に写真撮影。　　大同町駅を通過する2000系ミュースカイ（21列車、岐阜行き）。　　名古屋方面ホームにいる5000系。　普通・金山行き（内海発、12:21発）。　　大同町駅に到着した3500系（4両）。　この準急・中部国際空港（セントレア）行き（12:28発、5280F列車）に乗車する。この列車は新可児発だった。よく考えてみたら名古屋本線全線走破に勝るともおとらない、長距離列車だ。　　列車は柴田を過ぎると川を渡り、名古屋市から東海市に入った。　名鉄3500系はLED表示機がドア上ではなく、貫通扉の上にあるのが特徴である。　80km/h前後だったろうか。　列車は聚楽園でミュースカイの通過を待った後、太田川に向かう。この辺りは新日鉄名古屋製鉄所などがある工業地帯だ。　しばらくすると太田川駅に到着。太田川駅は現在、高架化工事の真っ最中であり、高架橋も一部完成していた。　　私はここで、河和線の列車に乗り換えである。　3500系の普通・内海行き（12:38発、金山発、7152C列車）。　　工事中の太田川駅の常滑・河和方面の出発信号機。河和方面に向けて出発である。　私にとっては名鉄河和線は初めて乗車する路線である。2005年8月に名鉄常滑線で中部国際空港まで乗車したことがあるからだ（詳しくは2005年8月9日の日記を参照）。　沿線風景は住宅街や田園地帯があったりする、いかにも都市の郊外といったような趣だ。　　私はこの駅で降り立った。　　巽ヶ丘駅。愛知県知多市の急行停車駅である。　急行停車駅とは思えないほど、のどかな駅周辺、駅構内だったことには違和感を覚えた。　　巽ヶ丘駅の構内踏切。　奥にいる2200系の特急が通過していった後に撮影した。　（その３に続く！）

Oct 16, 2010

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国会議員が国民全体の代表であることの証明

　日本国憲法は第43条第1項において「両議院（衆議院と参議院）は、全国民を代表する選挙された議員でこれを組織する」としている。これは近代議会の根本原則である。　背景として、近代議会は中世議会に対する反発の結果生まれたことを指摘しなければならない。中世議会の代表例として1789年にフランスのルイ16世が招集した三部会が挙げられる。そこでは議員は選出母体の指示・命令に拘束されて動いていた。例えば第一身分（聖職者）出身の議員は聖職者という特定階層の代弁者にすぎず、選出母体の命令に反発すればすぐ更迭された。ところがイギリスのエドマンド・バーク（哲学者、アイルランド出身）は1774年に下院総選挙に立候補し初当選した際、ブリストル選挙区（ロンドンの西170キロ）で以下の趣旨の演説を行った。　「議会は、対立する様々な利害を代表する大使たちが集まる会議ではない。議会とは一つの利益、つまり全体の利益を代表する、国民の審議のための集会である。そこでは、地域の思惑や偏見ではなく、一般的な善こそが指針となるべきである。」　これが国民代表の理念を生み出したブリストル演説といわれるもので、彼いわく議員は選ばれた瞬間から国民全体の代表となるのであり、採決の際の判断基準では一般的な善（自己の良心）こそが指針となるべきだ、とした。　まず国会議員は特定地域の代表かという問いから進めよう。例えば私は東京6区（世田谷区北部）の住民であるが、東京6区選出の衆院議員である小宮山洋子氏（民主党）は果たして衆議院における世田谷区民の代表なのだろうか。これは国家観にも関わってくる問題であろう。地域があるから国家（政府）があるのか。それとも国家（政府）があるから地域があるのか。･･･個と公を議論する際の未来永劫のテーマとなることも可能であるが、今回はそのような難しい問題には立ち入らない。議会で成立した法律等は日本国全土に適用される（但し、憲法第95条が定める特定の地域だけに適用される特別法は除く）こと、それに日本はアメリカ、ドイツのように地方分権が発達した国家ではないことから、日本及び日本国民は一つ！という考え方はあながち間違いではないと私は考える。　最近起こった似たような例として、民主党長崎県連が日本・インド原子力協定に反対の意向を表明したことが挙げられよう（詳細はこちら）。この場合、被爆県である長崎県選出の国会議員には長崎県民の代弁者として原子力協定に反対するべきか、それとも国民全体の利益を考えて賛成するべきか、が問われている。このケースであれば、もし仮に「与党の国会議員だが長崎県民の代弁者として政府案に反対する」となると、特定の地域のエゴにより国の重要政策が左右されることになる！　よって、小宮山洋子氏は世田谷区民の代弁者ではなく、国民全体の代弁者である！また、私が2月14日の日記で主張した「国会議員は選挙区の住民の代弁者たれ！」という考え方は間違っていることになる。　議員は自己の良心のみに従うというのも近代議会の議員の根本原則である。例えば現代の日本で（あくまでも仮の話だが）国民の間で「核武装すべき」という論調が高まったとしよう。日本が採用している間接民主主義は一般国民をバカで信用できない存在であることから、または豊富な専門知識を持ったプロに政治を任せるという考えから生まれたものである。もし議員が自己の良心を放棄し、自身の選挙区の有権者の声だけに全面的に従って「核武装に賛成」を表明したら、結果的に日本が核保有国になり「核軍縮に逆行する！」と世界中から非難を浴びるというような大きな間違いを犯しかねない。国のために「正しい」と思うことを表明できるようにするため、近代議会は有権者の議員に対する命令委任を否定し、憲法第51条で免責特権が保証され、選出母体からの指示に反発することも許されている。また、国会議員の給与である歳費は憲法第49条（国会法第35条）により国庫から支給されることも指摘しなければならない。言い換えれば、中世議会の議員は選出母体の命令委任によって存在していたので、歳費も選出母体が負担していた。しかしこれでは選出母体に都合の悪い答弁はできなくなってしまう。　また「自己の良心のみに従う」と言っても、日本国憲法は議院内閣制、政党が存在することを前提にして制定された。議員が政党に所属しているのであれば、その政党の基本方針に賛同していることが前提となるべきだ。よって、「自己の良心」は自分の所属政党の考え方と一致するはずである。よって国民代表という考え方は党議拘束を肯定していることになると考える。　国民全体の利益のために動く。この論理から出発すれば、比例代表で当選した国会議員が離党して自ら新党を結成することは違法ではなくなる。私は与謝野馨氏しかり（4月11日の日記参照）、舛添要一氏しかり（4月23日の日記参照）、私は彼らの（比例区選出でありながらの）新党参加を厳しく批判してきたが、国民の意見が多様化している現在、憲法第43条の全国民の代表という理屈に立てばそれらの議員が辞職要求を拒否するのは当然のことなのである。私としては残念だが仕方がない。　　今日のまとめ。　・国会議員は日本国憲法の様々な条文により、国民全体の代表であることが保障されている。　・素人の意見よりも、専門家の判断が重視されるべき。そのため議員は選出母体に拘束されず、一般的な善（自己の良心）に従って採決に参加する。　・政党による党議拘束を肯定している。　以上である。私の憲法講座（？）にお付き合いいただき、ありがとうございました。

Oct 14, 2010

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このままじゃほんとにやばい！修士論文

　私は修士論文執筆の真っ最中です。12日には大学で中間発表会が、そして13日には指導教授のゼミで報告をしました。　しかし、教授や先輩、クラスメイトからの厳しい指摘の連続でした。私は表現の自由（憲法21条）の中の結社の自由を中心に取り上げてみたいと思っていました。しかし教授から「憲法史的な要素が強くて、憲法論的な内容が少ない」と指摘されました。また、結社の自由に関する歴史的意義・学説、外国の事例などをそれぞれ紹介してから破壊活動防止法の合憲性を問うという筋書きで論文を書くという構想でした。しかし先輩から「この論文構成で憲法論を書き上げるのは相当厳しいよ」といわれました。　大いにへこみましたが、締め切りは来年1月上旬。残された時間は本当に少なくなりました！このままでは2年間で大学院を卒業することはまずできなくなるので、ブログ更新の回数がさらに少なくなるかも分かりません。　自宅を出て大学図書館に通う毎日が続くと思います･･･。

Oct 13, 2010

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名鉄電車を撮る！（その１）

　今月10日に事情があって名古屋に出かけてきたのでその報告をしたい。　きっかけは3日、東京国際フォーラムで行われた私学の教員採用合同説明会。名古屋市内にある私立高校の採用試験情報を聞き、自分の目指そうとしている教育観とマッチングしそうなので受験しに出かけたまでだ。出発の2日前（8日）にこの学校の採用試験受験が最終決定し、その日の内に高速バスの予約などで行ったので、急な出発という感じが否めなかった。　9日の23時過ぎに新宿駅西口から深夜高速バスに乗り込み、名古屋には10日午前6時過ぎに到着。目的地への約束の時間までには余裕があったので名鉄電車の撮影をしたのだ。7月に愛知県教員採用試験で来て以来、今年2回目の名古屋入り（その時に撮影した名鉄電車の写真はこちら）。私がハイテンションになったのは言うまでもない。　6時半頃に名古屋駅構内のマクドナルドで朝食。JR名古屋駅構内は大変混雑していた。それもそのはず、この日は10月10日。鈴鹿サーキットでF1日本グランプリが開催されていたのである。しかも前日の大雨により、前日に行われるはずだった予選が中止となり、この日（10日）に予選、決勝レースを一緒に実施することになっていたのだ。そのため、JR東海では関西本線で臨時特急・鈴鹿グランプリ号を運行していたほどだった。　私は名鉄名古屋駅の改札前で試験対策本をしばらく読んだ後、改札を通った。　　名鉄名古屋駅のホームに下りて最初に撮影した写真がこちら。　手前の3100系は、7:33発の特急・豊橋行き（新可児発、74列車）。多分、2200系との併結による8両編成だったかも。　奥の6000系は、7:32発の普通・犬山行き（豊明発、795列車）。　　豊橋、中部国際空港、知多半島方面行き列車の発車案内掲示板。　休日の早朝とは思えないほどの列車の運転間隔。終日このような感じである。　名鉄のダイナミックさを感じさせる掲示板だ。　以下、ちょっとした撮影タイム。　　6500系による、7:39発の普通・東岡崎行き（岩倉発、794列車）。　　1000系＆1200系による、7:41発の特急・河和行き（278列車）。　調べてみたら当駅始発だった。　　この2200系快速特急・豊橋行き（7:48発、岐阜発、76列車）で一旦、金山駅に移動する。　列車は名古屋～金山間の超過密区間をそれなりのスピードで通過していく。　地上に出たとき、天気は晴れていた。昨日の大雨は何だったのかと思わせるほど。これくらいの好天だとF1グランプリも順調に進みそうだ。そう考えているうちに、金山に到着し、ここでも撮影開始。　　金山7:56発の急行・吉良吉田行き（佐屋発、746列車）。6500系4両編成による運行だ。　尾西線～津島線～名古屋本線～西尾線という系統は現行ダイヤでも生きている。ただしこの列車は、佐屋～名古屋間は準急、名古屋～新安城間は急行、そして新安城～吉良吉田間は準急、と目まぐるしく種別が変化する。　　反対側、名古屋・岐阜方面ホームに停車中の3500系＋3100系。　遠くから見たらほとんど変わらない両形式だが、右側の3100系の方が、高さが高い。　（その２に続く！）

Oct 12, 2010

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F1日本GP2010、可夢偉がごぼう抜きで7位入賞！

　今年のF1日本GPは絶対に（いろんな意味で）記憶に残るレースになると思う。　まず、昨日の東海地方は悪天候だったために全てのセッションが今日に順延となった。昨日のフジテレビの中継映像を見たが、これじゃF1マシンが走るには危険すぎることが分かるくらいの大雨であった。2004年の日本GPでも同様のことがあった。　ポールポジションはベッテル。可夢偉は14位スタートだった。スタート直後のクラッシュでペトロフ、マッサ、ヒュルケンベルグ、リウッツィがリタイア。最も不運だったのはマッサで、今年のチャンピオンの可能性が完全消滅した。このクラッシュによる順位変動の結果、可夢偉は12位に浮上。　レース中盤、ピットストップのため順位が12位に後退した可夢偉だが、ここからが見せ所だった。まず45周目、アルグエルスアリをヘアピンで（しかも外側から）抜いたのが凄かった。ヘアピンカーブで外側からオーバーテイクするドライバーはそんなにいないからだ。さらに50周目にはバリチェロ、ハイドフェルドを2人まとめてオーバーテイクし、（ロズベルグのリタイアも加わって）7位浮上！　最終的に7位でゴール。ミハエル・シューマッハーに追いつけなかったのが少し残念だが、それでもすごいオーバーテイクを見せてくれた小林可夢偉。今後に目を離せなくなった。　このレースでは、　とにかく行けるところは行け！　今年のヨーロッパGPじゃないけれど、チャレンジスピリット溢れるシーンだったと思う。これは佐藤琢磨と共通している。世界に誇れる日本人ドライバーである。　しかし･･･、私にはフジテレビに言いたいことがある。　なぜ山本左近を無視するのか！？　シーズン途中からの参戦だし、マシンの戦闘力だって可夢偉（ザウバー）のとは比較にならないほど低いとはいえ、それはないだろう。フジテレビよ、可夢偉ばかり持ち上げるんじゃねえよ！公平に扱って欲しいものである。

Oct 10, 2010

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大沢啓二さん、死去

　今日の午前中、大学のパソコンルームでヤフーニュースを聞いていたら「親分・大沢啓二さんが死去」という項目がありました。　ウソやろ！？　思わずつぶやきそうになるほど、信じられない気持ちでいっぱいになりました。　ついこの前まであんなに元気に見えたのに･･･。　大沢啓二氏死去、78歳＝球界の「親分」、元日本ハム監督（7日、時事通信）　プロ野球の南海（現ソフトバンク）で外野手として活躍し、引退後はロッテと日本ハムで監督を務め、「親分」と親しまれた大沢啓二（おおさわ・けいじ、本名昭＝あきら）氏が7日午前7時25分、胆のうがんのため東京都内の病院で死去した。78歳だった。　近年はTBS系のテレビ番組「サンデーモーニング」でスポーツコーナーに出演。張本勲氏とともに辛口のコメントで人気があったが、最近は休んでいた。　神奈川県藤沢市出身。神奈川商工高でエースとして夏の甲子園に出場。立大では強肩強打の外野手として後輩の長嶋茂雄、杉浦忠らとともに活躍した。1956年南海入り。リーグ優勝3度、うち日本一2度を経験。杉浦が巨人相手に4連投4連勝を演じた59年日本シリーズでは好守備で南海の2リーグ分裂後初の日本一に貢献した。東京（現ロッテ）に移籍し65年引退。通算打率2割4分1厘、17本塁打だった。　71年途中から72年までロッテ、76～83年と84年途中から閉幕まで日本ハムで監督を務めた。81、82年に後期優勝。81年にはプレーオフも制し、日本ハムが球団を持ってから初のリーグ優勝を遂げた。球団常務を経て93、94年にも監督を務め、監督通算13年で725勝723敗99分け。　貫禄（かんろく）のある風貌（ふうぼう）とべらんめえ口調から「親分」と呼ばれ、プロ野球OBの中心としてマスターズリーグ設立に尽力した。　（引用終わり）　死因は胆嚢ガン。私事ではありますが、昨年3月に亡くなった私の父方の祖父と同じ病気でした。私は今年になってサンデーモーニングを見る機会が少なくなったせいか、大沢さんのことはあまり気になっていなかった。ずっと元気な方だと思っていましたが、ガンだったんですね。気づいたときにはもう手遅れだったというパターンだったのでしょうか･･･。　残念でなりません。「喝！」と叫び声を入れるのが非常に印象的でしたが、もう大沢さんの「喝！」が聞けないとなると、寂しくなってきました。大沢さんのいないサンデーモーニングのスポーツコーナーを見ると「こんなのサンデーモーニングじゃない！」と言いたくなると思います･･･。　ご冥福をお祈りします。

Oct 7, 2010

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埼玉県教員採用試験（2次）の結果

　8月10日のブログの続報です。　今月1日に埼玉県教育委員会から試験結果の手紙が来ました。　2次試験、落ちました･･･！　敗因として考えられるのが、2次の筆記試験（特に専門教養）。とにかく数百字も書かせる記述式問題があり、練習の段階で慣れていなかったので、本番でも上手くできなかったと。克服するには、専門教養（私の場合は地理歴史）を深めることが第一です。　しかし私の挑戦が終わったわけではありません。私学の採用試験、あるいは公立の臨時任用教員。チャンスがあるところは這いつくばってでもいきたいと思います。人生、何が起こるか分かりませんので。

Oct 3, 2010

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オリックス、大村、浜中ら5選手に戦力外通告！

　パ・リーグはレギュラーシーズン全日程が終了、セ･リーグでも中日の優勝が決まり、ファンの関心はプレーオフに向かいつつある。そんな中、各球団とも1日から戦力外通告を受けた選手が発表された。　オリックスでは大村直之、浜中治、相川良太（以上外野手）、清水章夫、本柳和也（以上投手）の5選手に戦力外が通告された。5人とも今後の進路は未定。また、塩崎真選手に続いて大久保勝信投手（2001年度パ･リーグ新人王）の引退が発表された。　実力者が相次いで戦力外を通告された形だ。一言づつコメントしていきたい。　まず大村。　　大村はご存知、近鉄出身の選手。私は中学生の時に近鉄ファンになったが、その頃から知っていた選手なので、戦力外を通告されたとなると私もショックを隠せない。　昨年はシーズン開幕当初は1番、シーズンが進むにつれて6番の打順に入ることが多くなっていた。しかし今年は岡田監督の方針もあるのか、わずか2試合しか出場できず、通算2000本安打までは残り135本と数字が減らなかった。ルーキーイヤー（1994年）以来の無安打である。本人にとっては志半ばだと思うが、私もバファローズで大村を応援できなくなるのは大変残念だ。　続いて浜中。　2008年に阪神から移籍してきたが、オリックスでも出場機会には恵まれなかったという印象だった。移籍後初ホームランが満塁ホームランとなるなど、時々印象に残るプレーをしたが･･･。やはりケガの影響からだろうか。しかし戦力外を通告された選手としては異例の争奪戦が始まっているという。これがオリックスにとって悔いの残る放出にならなければ良いが･･･。　3人目、相川。　2006年に準レギュラーとして11本塁打の活躍が印象に残ったが、それ以降は1軍昇格の機会がなかなかなく、10試合前後の出場にとどまっていた。もう33歳であり、これ以上の伸びしろが期待できなくなったということだろうか。　投手の清水章夫。　2007年のシーズン途中に木元とともに日本ハムからトレード移籍してきた。2008～09年は中継ぎ投手としてフル回転。2年間で92試合に登板した。しかし今年は1軍登板ゼロに終わった。35歳と年齢がネックになったのだろうか。　続いて本柳。　私としても「予想外の」戦力外選手だったと思う。合併球団の中継ぎ投手として重要な地位を占めてきた本柳。2008年は58試合に登板したが、昨年は6試合、そして今年はゼロ。戦力外を通告された原因として考えられるのが、若手投手の台頭であろう。今年は新人の前田祐二らが中継ぎ投手として起用される場面が目立ったため、岡田監督の来季の構想から外れてしまったのだろう。　最後に大久保。　2001年のパ･リーグ新人王だが、近鉄ファンだった私としては2001年に近鉄の優勝が決まった試合の投手として記憶に残っている。大久保の投げた球が北川の代打逆転サヨナラ満塁ホームランによる優勝決定となった。　昨年は47試合に登板して復調した。今年、背番号が35から11に変更されたものの、1軍登板はわずか5試合にとどまった。　6人に共通することは、年齢がいずれも30歳代半ばだということ。選手としてはもう下降線を辿る時期であり、引退へのカウントダウンが始まる年齢だと思う。この6人のうち、何人が来年も現役でこの世界に残れるのか、心配である。あと、これは第1弾にすぎず、第2弾があるのではないのか、あるとすれば誰が戦力外を通告されるのか、心配である。

Oct 2, 2010

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オリックス、結局逆転負けで2010年シーズン終了！

　昨年のシーズン最終戦とほぼ同じような試合展開となってしまった。　Bs　２０００００１０１　４　M　３００１００１０X　５　勝：成瀬　敗：伊原　セーブ：伊藤　本塁打：今江10号　勝利打点：サブロー　－スタメン－　（中）坂口　（右）森山　（二）後藤　（指）T－岡田　（一）北川　（三）嶋村一輝　（遊）バイナム　（捕）伊藤光　（左）荒金　（投）伊原　先制はしたもののすぐ逆転される。一旦は食らいついて追いつくもすぐに突き放された。そのような印象を持った試合だった。今季最後のバッターは喜田剛。内野ゴロで終わった。　今季のオリックスに足りなかったものは何か。それは、粘り強さだったのではないか？昨年もそうだし、今年も変わらなかった。旧オリックス時代から続く「逆転されたらどうせ勝てない」という考え方がチームを支配しているのか？そうではないと思うが･･･。　2010年のオリックスの成績は、シーズン5位。69勝71敗4分。一時は貯金が少しだけあったのだが、最後の最後に連敗で、さらに4位どころか5位にまで転落。結局負け越しでシーズン終了である。また、球団別の本塁打数（オリックス：146本）も西武（150本）に再逆転された（ちなみに12球団別だと4位）。実に悔しい。なお、防御率は3.97でパ・リーグでは3番目、12球団別では5位だった。まとめると、投手陣では伸びしろがあるにも関わらず、打線が援護できなかった。来年に向けての課題が何となく見えてきた。　ちなみに私はこの日の午後、就職活動で成田にいたものの、様々な理由で観戦できなかった。今回、私の生観戦回数はわずか1回だった。アルバイトをしなかったがゆえの努力不足、そしてオリックスファンとして不甲斐なさを感じている。

Oct 1, 2010

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