25歳の新人町議!
この日、新聞を見てたら目がとまった記事があった。25歳の現役大学院生が新潟県津南町の町議会選挙に当選したとのこと。 25歳の東大院生女子 新潟・津南町議にトップ当選(31日、朝日新聞) 新潟県津南町で30日にあった町議選で、東大大学院2年の桑原悠(はるか)さん(25)が無所属で初当選した。3月の長野県北部地震で被災した故郷の惨状を見て、政治家を志したという。 津南町は長野との県境にあり、人口約1万1千人。高齢化が進む雪深い町で、兼業農家の長女として生まれた。母方の「じいちゃん」が田中角栄元首相の熱心な支援者で、そのエピソードを幼いころから聞かされた。 政治家を志していたわけではない。早大進学後の米国留学時に、オバマ現大統領の予備選挙を同世代の若者が手伝うのを見て刺激を受け、東大大学院で公共政策を学んだ。関心は深まったが「数ある職業の一つ」に過ぎなかった。 立候補を決意した直接のきっかけは、東日本大震災の翌3月12日に起きた長野県北部地震。震源地の長野県栄村と隣り合う津南町も震度6弱を観測した。道路や農地に亀裂が入り、住宅が傾いた。帰省して、惨状を目の当たりに。財政や雇用などの問題も抱える故郷を「立て直したい」と思った。 内定していた県内の魚市場の就職は悩んだ末、断った。8月、被選挙権を得た満25歳の誕生日に都内のアパートを引き払った。地元中学の同級生たちがスタッフとなり、応援演説を買って出てくれた。 町議選には定数16に対し17人が立候補した。2位の2倍の得票でトップ当選(ニシケン註:1144票。2位は559票)。「まず最初に議会を改革したい」と語った。 (引用終わり) 私とは同学年の彼女。片田舎の町議会というと地域の名士が議員を務めているというイメージがあるが、彼女の新進気鋭というイメージが町民の心を掴んだのだろう。定数16に対して17人が立候補とあるから、ひょっとしたら彼女は無投票阻止のために立候補したという意味もあるのかもしれない。まだ25歳ということは、これまでの議会の常識にとらわれず、柔軟な発想で取り組めるという利点があると私は考えている。津南町が良い町になれるよう期待しています。 彼女と同学年の私も、いつか社会に貢献できる人物にならなければ!