「ドキドキ!プリキュア」観察日記(その21)
今日は第26話だが、前回の最後に見た第26話予告からイメージしたことを先に書こう。 ・六花と敵の幹部(イーラ)との禁断の恋!? ・これは第4話の続編か? イーラは第4話で六花のことを「フワフワして、キラキラして」いると語ったことから、Pixivでは2人のカップリングのイラストが多数投稿されるようになったのだった。先代の「スマイルプリキュア」でも、星空みゆきと敵の幹部(オオカミ?)とのカップリングのイラストがあるが、2代続けてこんなのありかよ?と思った。 ・六花、自分の医者への夢を疑う。 オープニングにて。学校では、道徳の時間だろうかみんなが自分の将来の夢や目標を語っていた。 マナ「あたしの夢は総理大臣になることです!」 夢があっていいなあ・・・とクラスが盛り上がる中、六花は自分の昔からの夢である医者になることに対して迷いが見られた。 夏休みの茶屋でおやつタイムの際にも、 まこぴー「六花はやっぱりお医者さん?」 六花「うん・・・」 マナ「あれっ、違ったっけ?」 六花は自分の気持ちが本当に分からなくなっていった。「医者になりたい」と言い出したのも、母親の職業が医者だったから。プリキュアになったのも、親友・マナがなったからマナに指名される形で自分も、という感覚だった。私は六花の姿がまるで二階堂昭夫(「動物のお医者さん」)みたいに見えた。自分は他人に依存しているだけなのではないか・・・。母親の仕事姿に憧れていただけだったのではないのか・・・。私が第24話の感想で書いた通りになってしまったのは偶然だ。 ・六花とラケルのデート!? 久しぶりに両親と一緒の夕食を楽しみにしていた六花だったが、母親は急に仕事が入り、父親は帰国便が欠航したことで、お流れになってしまった。そんな時、 六花「明日は私とデートしよう!」 ラケル「えーーっ!?」 デートというより、ちょっとした遠出だ。自転車を走らせて海岸へ。空と海の色は青く、六花の水兵さんみたいな私服がより一層映えて見えた。 ・イーラは踏んだり蹴ったり。雷直撃で記憶喪失に! その前日。ジコチューサイドではアジトを巡って、イーラとグーラが喧嘩していた。結局、リーヴァ&グーラの新中ボスコンビに追い出される形でイーラは家出した。その家出の最中、イーラに雷が直撃!そのまま海にドボン!海岸で倒れているところを六花に助けられたのだった。 イーラ「あなたが助けてくれたんですか・・・?ありがとうございます」 でも、 イーラ「そもそも僕は・・・誰だ?」 雷に打たれたせいなのか、イーラは記憶喪失状態になった。ラケルは「気がついたケル!六花、逃げるケル!」と忠告するも六花は、ケガしている人を放っとけない、と。記憶喪失のイーラを自宅に連れて帰り、オムライスを作ってあげた(そういえばまこぴーが第6話で作ったのもオムライスだったな)。そのシーンをたまたま六花の家に遊びに来ていたシャルルとランスが発見してしまう。シャルル、ランスの目が点になったのは言うまでもない。 ・六花、鬼軍曹・キュアエースの要求を拒否する。 神出鬼没のキュアエース。もしイーラが記憶喪失状態から回復したら、その責任は誰が取るのか。ケガをしているとはいえ、敵は敵!悪は悪!恐るべき鬼軍曹・キュアエースがイーラを退治しようとした時、六花が立ちふさがった。 キュアエース「どきなさい!」 六花「嫌よ。どんな人でもケガをして苦しんでいるのなら、私は助けてあげたい。でなきゃきっと後悔する。私は後悔したくない!自分の思いを信じるわ」 私はここで、明石家さんまが主人公を演じた「さとうきび畑の唄」(TBS系で2003年に放送)のクライマックスシーンを思い出した。「ケガをしている敵兵を殺せ」という上官の命令を拒否した主人公が上官に射殺された(ことを暗示する)シーンだ。 今回の場合、ラケル、まこぴー等仲間たちが一斉に六花側につき、キュアエースは孤立した。その際、キュアエースは六花を試すために一度姿を消してしまう。 ・頭脳派・キュアダイヤモンドの真骨頂! キュアダイヤモンドは、記憶喪失が戻ったイーラ(多分、頭を強く打ったことで元に戻ったのだろう)を見てホッとした。 「良かった・・・」 その瞬間、彼女の身体の周りから青白い煙(?)が立ち込めた。どうやら彼女も「愛」に気付いたらしい。 さあ、ここからは頭脳派キャラ・キュアダイヤモンドの真骨頂だ。 ラブハートアローを呼び出し、ダイヤモンドシャワー!グーラが氷をガリガリ食べるが、そんなことは織り込み済み。しばらくするとグーラは頭がキンキンになって動けなくなった。何、この子の作戦は・・・。グーラはとっとと退散したのだった。 数日後、記憶が戻ったイーラは包帯を外して人間界から一旦姿を消したのだった・・・。 今日のまとめ。 六花とイーラのやり取りは禁断の恋でもなんでもなかった。 次回、亜久里主催のお茶会。マナが足のしびれで倒れるシーンがかなりリアリティのあるものだった。