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2016年05月の記事

全19件 (19件中 1-19件目)

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2016年GW・高知＆関西旅行記（その１５）

　今回は思いっきり身内だけの話になります。　（前回の記事）　四条河原町から阪急を乗り継ぎ、高速神戸駅で下車。そこからしばらく山手へ登った兵庫区内某所に母の実家があります。雨も降りだし、急ぎ足で実家に着いたのが15時半のことでした。到着すると祖母が温かく迎えてくれました。同時に、いとこ家族もお邪魔しているとのことでした。　　大阪のいとこ（代理：高坂桐乃）　彼女にはこのブログで何度も言及しています。　2014年5月5日の日記（前回、2年前に会った時）　2013年1月21日の日記（中学受験で合格）　2011年6月28日の日記（いとこから教えられたこと）　うちはいわゆる男系の家系です。私には計5人の弟・いとこがいますが、父方のいとこは全員男子（三兄弟）。よって彼女が唯一の女子なのです。よって彼女に会うのが非常に楽しみでした。ちなみに2年前はロングヘアーだったのに、今年はショートヘアになっていたことが個人的にはショックでした（もちろん、ショートもかなり似合ってます）。　ちょうどいとこの誕生日が近づいていたので、少し早い誕生日パーティーを兼ねた食事会がありました。参加者全員で好きなケーキを取って食べ、紅茶もいただきました。　私の母は三姉妹の長女。そのため叔母が2人いて、叔母（その１。次女）はいとこを中学受験に成功させ、今はいとこのマネージャーみたいな立ち位置です。叔母（その２。三女）は熱心なセレッソ大阪サポーターで、関東に何度も遠征に出かけています。　と、ここで叔母（その２）はどこへ出かけているのかという話題になりました。　　私「おばさんはひょっとしてセレッソの応援のためにどこかに出かけてるんじゃない？」　この仮説から叔母（その２）の居場所を探ってみました。この日（5月3日）、セレッソはアウェーで松本山雅FCと対戦していました。ちなみにその試合は０－１でセレッソが勝利しました（ゴール：柿谷）。　いとこがLINEで調べてみたところ･･･　　いとこ「『今、塩尻にいます』だって！」　予想が的中しました。バスで大阪から松本まで移動していたようです。　食事会では、弟とYさんとのお付き合いの話が出てきました。ちなみにお付き合いの件は少なくとも父方の親戚はほぼ全員が把握しています。昨年、弟はYさんと2人で神戸にやってきたらしい。　　弟（代理：船見結衣）・Yさん（代理：吉川ちなつ）　実際にはどうなったのか。兄である私はYさんとは年に約1回しか会わないので、知る由もありません。　さて、しばらくして私のこれまでの旅行ルートを説明する機会が巡ってきました。東京から深夜バスで高知まで移動し、JR四国の特急、フェリーを乗り継いで神戸まで来て･･･と説明していきました。　叔父「そういえば高知というと、負け続けたお馬さんがいたような･･･」　それを聞いて私はすぐに思い出しました。　　私「ああ、巨人、楽天、ハルウララですね」　2004年頃に高知競馬で活躍した競走馬・ハルウララは連敗街道爆進中でした（結果的に113連敗）。それが翌年、ナベツネこと渡辺恒雄氏が「弱小チームの代表格」のように例えたのが前述の「巨人、楽天、ハルウララ」でした（元ネタは当然「巨人、大鵬、卵焼き」）。　2005年の巨人は開幕スタートダッシュに失敗。4月21日に最下位に転落すると6月2日まで脱出できなかったほど、チームは内紛などでボロボロの状態でした。かたや楽天。開幕戦で勝利を飾ったものの、11連敗を2度経験する大苦戦。2004年度のパ・リーグ最多勝投手・岩隈をもってしてもシーズン97敗もしました。　そんな思い出話に花を咲かせました。　現在、いとこは引き続き吹奏楽部で頑張っています。昨年は学校の行事として、オーストラリアへホームステイに出かけました。彼女は何時かは私たち東京の兄弟を越える存在になると確信しています。　30分間という短い時間でしたが、いとこ家族と楽しくお話ができました。いとこ家族が大阪に帰った後、居間に一人残った私は遅い昼寝をしたのでした。　（その16に続く）

May 31, 2016

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2016年GW・高知＆関西旅行記（その１４）

　嵯峨嵐山にある渡月橋（前回の記事参照）を渡った私はその後、嵐電嵐山駅まで引き続き歩きました。　　嵐電嵐山駅。「さすが京都の鉄道」と感じさせるのにふさわしい、木をふんだんに使って改装された駅舎です。　ここから嵐電で四条大宮まで向かいます。　　嵐電ではどうやら江ノ電と同様に、異車種同士での連結が恒常的に行われているようです。写真は、モボ611形（632号）とモボ21形（車番不明）が連結された列車です。　私はとある理由でこの列車を見送り、次の列車を待つことにしました。　次の列車。　　１１：３０発　四条大宮行き（64列車）　車両はモボ101形（103号）。昭和初期の1929（昭和４）年製造の大ベテラン。1975年に車体更新されたものの、走行機器は昔ながらの吊り掛け駆動。でも車内に入ると運賃案内の液晶ディスプレイがついていたので非常に大きなギャップを感じました。　列車は、鹿王院、広隆寺といった右京区内の観光名所最寄り駅を通り抜けます。平行して走る道路は渋滞気味。それなら嵐電の方が強いですね。　　嵐山から22分ほどで終点・四条大宮着。　　ここからは京都市営バス（207系統）で清水寺方面へ。207系統が経由した四条通は片道１車線に変更されていました。2車線あると「空間に余裕に見える」と思われてさらなる渋滞を引き起こすということで、１車線に縮小する工事が行われたそうです。　30分ほどで清水道に到着。　　実は途中まで意味もなく歩き続けていました。急な坂に辟易したところで帰神を決意。もう祖母との約束の時間だとも思ったからです。　そのためにこの後、河原町から阪急電車を乗り継いで三宮まで1時間以上かけて移動しました。だって清水寺からだと四条河原町の方が近いし、JRは高いし。　（その１５へ続く）

May 27, 2016

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2016年GW・高知＆関西旅行記（その１３）

　箕面到着後（前回参照）は石橋へすぐに折り返し乗車。宝塚線に乗り継いで一気に梅田まで移動しました。宝塚線は10年前に蛍池～梅田間を乗車したことがあるので、宝塚線系の路線も全線乗車を達成しました。　箕面　８：５７発　石橋行き（870列車）　石橋　９：０４着　　　　９：０７発　急行・梅田行き（808列車）　梅田　９：２５着　梅田到着後しばらくは「次はどうしようか」と阪急の駅とJR大阪駅の間をブラブラと歩きましたが、結局は（１）運賃が安い、（２）京都市内でも嵐山に行ってみたい、（３）そのためには阪急嵐山線に乗る必要がある、以上の理由から再び阪急に乗ることにしました。　　歩道橋を渡って再び阪急梅田駅へ。　　１０：００発　特急・河原町行き（9300系、10010列車）　１号線　ちなみに余談ですが、母は学生時代に神戸から京都市内の大学へ京都線特急を利用して毎日通学していました。三宮～烏丸間の利用で、「十三からだと混んでるから」という理由から梅田まで折り返し乗車をして、当時6300系が活躍していた京都線特急で座ってゆったり通学をしていました。　　途中、9300系の車内で寝てしまい（やっぱりフェリーでは睡眠不足だったか）、十三出発後から記憶がありません。気が付いたら桂駅に到着していました。急いで嵐山線に乗り換え。　　１０：４２発　嵐山行き（8300系、1086列車）　京都へは何度も行ったことがある私ですが、嵐山エリアに行くのは今回が初めて。新鮮な気持ちで京都観光をしてみようと思った次第です。　　嵐山に到着！これで阪急全線完乗達成です。　ここから嵐電嵐山駅まで徒歩で移動することにしました。途中、桂川に沿って屋台が多数並んでいたので、腹ごしらえとしてカレーパンを食べました。カラッと揚げられていておいしかったです（前日に見た「パンでPeace!」第5話の影響です。テーマがカレーパンだったので）。　　嵐山を流れる桂川。この川は上流では保津川とも呼ばれ、険しい渓谷を形成しています。そしてこの先、大阪府との府境付近で淀川に合流します。　　渡月橋が奥に見えます。この渡月橋は9世紀前半に架けられたのが起源だそうで、のちに亀山上皇が橋の上空を移動していく月を眺めて「くまなき月の渡るに似る」と感想を述べたことから渡月橋と名付けられたそうです。　現在の橋は1934年に架け替えられたものです。　　橋の上ではとても心地よい風が吹いていました。ゴールデンウィークだったこの時期は実に過ごしやすかったです。　おまけ。　　京都の町に完全に溶け込んでいるローソン。　（その１４へ続く）

May 26, 2016

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2016年GW・高知＆関西旅行記（その１２）

　これから阪急全線を乗り尽します（前回の記事参照）。　思い出せば、ずっと世田谷区在住の私が阪急に初めて乗車したのが震災前の1994年頃。私たち一家は当時、叔母の結婚式で大阪に出ていました。その際、梅田から三宮まで阪急で移動したのが始まりだと思われます。　その後、家族旅行や個人旅行として神戸に帰省する度に、電車で移動する機会が多かったです。時にはJRや阪神を利用したこともありましたが、現在では母の実家から梅田、京都方面へは阪急。難波、奈良方面へは阪神。という風に使い分けています。　何らかの理由で京阪神に来るとなると阪急の利用が多い私ですが、利用する路線はだいたい狭まってしまいます。神戸線と京都線。それ以外は乗る理由が見当たらないのです。それなら、早朝にフェリーで着いたので折角だから、今回は私がこれまで乗車したことのない、甲陽線、宝塚線、嵐山線などを全て乗り尽します！　　　６：４５発　特急・梅田行き（8000系。新開地発、32列車）　これで夙川まで移動します。六甲、岡本といった「いかにも」という感じの住宅街を走っていきます。　　夙川到着後、甲陽線のワンマン列車に乗車します。　　７：０５発　甲陽園行き（6000系、15列車）　甲陽線は全線単線のローカル線です。他線との直通運転もなし。短い路線の沿線住民をこまめに拾い、大都市に向かう幹線に接続する。正に支線らしい支線の一つといって良いでしょう。　　5分ほどで甲陽園に到着。この辺りは高級住宅街。10年以上前に出た涼宮ハルヒシリーズ（2003年発表、’06年アニメ化）では、主人公達が通う学校（兵庫県立西宮北高校）の最寄り駅として登場しました。詳しくはこちらのサイトをご参照下さい。　さて、簡単に紹介したところで折り返し乗車（７：１５発　夙川行き。18列車）。　夙川にはカトリック教会があり、戦前に建てられた大聖堂が有名なのですが、それには目もくれず。夙川到着後、すぐに神戸線の特急・梅田行き（7:22発、42列車）に乗車。　　すぐに西宮北口駅に到着しました。3号線には最新鋭の1000系が停車していました。　　７：２７発　普通・梅田行き（1000系。三宮発、40列車）　３号線　ここで今津線に乗り換えです。今津線はこの駅を境に南北に分断されています。元々は1921年に宝塚～西宮北口間が開通した後、1926年に今津まで乗り入れた路線です。神戸線とのダイヤモンドクロッシングは説明の必要がないほど有名。大手私鉄で大型車両同士が平面交差するという非常に珍しい駅でした。その後、神戸線のダイヤ過密化に伴い、1984年3月に今津線は南北に分断され、西宮北口駅も橋上駅舎化、バリアフリー化されていきました。　また、スポーツの面ではかつての阪急ブレーブスの本拠地・西宮球場がありました（オリックスに身売り後、1990年シーズン終了後にグリーンスタジアム神戸に移転）。現在は阪急西宮ガーデンズとして再開発されています。　　　７：３７発　今津行き（6000系、22列車）　５号線　南側の単線ホーム（5号線）から電車が発車。阪神国道を経てすぐに今津に到着しました。　今津到着後はすぐに折り返し乗車。今津→西宮北口→宝塚というルートで今津線を北上します。　今津　７：４６発（25列車）　西宮北口　７：４９着・７：５８発（45列車）　　今津線の車内にて撮影した阪急電車の自社広告。1000系をアピールするものでしょうか。他には宝塚歌劇団の広告が目立っていました。　西宮北口から乗車した今津北線の電車では、特徴的な青いジャンパースカートの制服を来た女の子が多数乗車しました。「祝日（5月3日）なのに登校日とは実に熱心な学校なんだなぁ･･･」と感心しました。調べてみたところ、途中の小林（おばやし）駅で大量に下車していきました。かなり印象深い制服の小林聖心女子学院の生徒たちでした。　　間もなく、宝塚に到着となります。あんな山の中にマンションを建てるとは･･･と驚きました。　　初訪問の宝塚駅です。　（右）　８：１２着　今津北線（45列車）　３号線　（左）　８：１９発　宝塚線　急行・梅田行き（802列車）　２号線　宝塚線の急行は途中の豊中まで各駅に停車します。川西能勢口で能勢電鉄線と、石橋で箕面線とそれぞれ連絡します。私は石橋で途中下車して、箕面方面へと向かいました。　石橋　８：３８発　箕面行き（867列車、3000系）　　終点、箕面に到着です。この時点で未乗区間は京都市の嵐山線のみとなりました。　（その13に続く）

May 25, 2016

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2016年GW・高知＆関西旅行記（その１１）

　－2日目（5月3日、火曜日・憲法記念日）－　5時50分頃にジャンボフェリーで神戸に到着しました！（前回参照）　　神戸新港第3突堤に上陸後、シャトルバスで三宮駅まで移動。　　神戸税関（1922年庁舎完成）、国道174号線（日本一短い国道）を通り過ぎ、フラワーロードを北上します。　余談ですがこの神戸税関前から三宮駅までの道にはかつて路面電車（税関線）が走っていました。港・神戸の玄関口に通じる税関線でしたが、1966年に廃止されました（これが戦後初となる路線廃止となり、1971年の全廃へとつながりました）。　　10分ほどで三宮駅前に到着。この阪神・神戸三宮駅の駅舎と神戸そごうを見かけると「帰省してきた」という気持ちが強くなります。　この時点で6時10分。観光するにはまだ早いので朝食を兼ねて駅周辺を歩くことにしました。　　JRのガード下を通り、阪急の駅舎へ。こちらが阪急・神戸三宮駅。現在は簡素な駅ビルですが、阪神大震災以前には神戸阪急ビルという駅ビルが建っていました。1995年の震災当時の時点で築60年を迎えようとしていたこともあり、震災後は取り壊されて現在のような仮設の駅ビルが建てられました。　　ビル解体工事のお知らせ。震災前の神戸のシンボルだった、旧・神戸阪急ビル東館をイメージした建物に建て替えられる予定です！阪急はレトロ調なものが大好きですからね。　　阪急・神戸三宮駅前を出発する神戸市営バス。　さて、この間に駅北口のマックで朝食。早朝6時半にもかかわらずたくさんの人がいました。　　朝食後はいよいよ、阪急乗りつぶしの旅に出ます！　（その１２に続く）

May 24, 2016

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アニメオタクを自称するにあたって。

　私は現在、完全にアニメオタクです。週に6作品ほど視聴しています。世の中には週に15作品ほど視聴する強者もいますが、私の場合には’精選’して視聴しています。　そんな中、アニメオタクとは何かを考えさせる記事を見つけました。　男「俺、超アニメ好きだから」女「まどマギとか？」男「それは知らない」（21日、Jタウンネット東京都）　アニメ好きを自称しながら「魔法少女まどかマギカ」を知らないという衝撃の内容でした。「非常停止ボタン押したくなった」というツイートにうなずきそうになりました。まどマギを知らないのはモグリだと思っています（美少女アニメ、もしくは魔法少女アニメに無関心という可能性もあります）。　でも正直に書きます。私は「けいおん！」や「らきすた」、涼宮ハルヒシリーズ（アニメ版）を見たことがありません。もっと言えば「ガールズ＆パンツァー」や「ストライクウィッチーズ」も未視聴のままです。　まどマギ、「進撃の巨人」はコミック版で読みました。しかしまどマギはとても悲しいラストシーンだったので、もう二度と読みたくないと決心しました。「進撃の巨人」は原作第1巻を試し読みしたところ、余りにも残虐な内容だったので第1巻の序盤で挫折しました。　思えば私のアニメ視聴歴は変則的です。　小学校時代にはテレビを通して大量に見ていましたが、中学生になると「サザエさん」、「コジコジ」を除いてほぼ消滅（詳しくは2013年9月21日の日記「小学生時代の私のアニメ事情」を参照）。　高校時代はカートゥーンネットワークによる海外アニメにド嵌りしました。「パワーパフガールズ」、「デクスターズ・ラボ」、「ジョニー・ブラボー」、「臆病なカーレッジ君」、「サムライジャック」等々･･･。「パワーパフガールズ」に至っては劇場版をDVDで視聴したこともあります。　それ故2001年頃の国内のアニメ作品は何だったのか。現在でもよく分からないままです。　大学在学中の2006年頃からアニメをちょくちょく見ていましたが、現在みたいにガッツリではなく、自分がどうしても見てみたいもの、気になったものに絞って視聴していました。他に、メインとなる放送時間帯の変更にも悩まされていました。1990年代まではアニメは夕方や夜7時前後の放送が当然だったのに対し、現在は大人にも受け入れられるアニメはプリキュアなど一部を除けば深夜放送が主流。10年前、まだまだ青二才だった私は真夜中にテレビを見るわけにはいかないと敬遠していたことも影響しています。　ところが2013年1月にパソコンの動画共有サイト（YouTube、Dailymotion、Nosub.tvなど）で無料で視聴するという方法を編み出しました。現在はこちらでアニメを大量に視聴するという方法でやっています。　閑話休題。要するに私の場合、なぜ「けいおん！」のブームに乗らなかったのかといえば、正直に書くと方法が分からなかったから。そして劇場版発表となるほど大ブームになるほど流行るとは思っていませんでした。その時「今更何も分からなくて困っていた」とは言えない状況でした。　しかし本格的なアニメ視聴を再開した2013年以降、「けいおん！」のリベンジとばかりに、制作会社が同じ京都アニメーションの「たまこまーけっと」を視聴したり、寿美菜子さん（琴吹紬役）が出演していたからという理由もあって「ドキドキ！プリキュア」を視聴したり、と別の意味で燃えていました。　その結果として、現在は職場でアニメに関する話で盛り上がったり（最近は「ラブライブ！」の推しメンの話をしました）と、アニオタと自称しても恥ずかしくない程に成長（？）していると確信しています。　でも「らきすた」や「けいおん！」といった2010年代のアニメブームの礎ともなった作品のあらすじさえ知らないのはアニオタとしてまずいと考えているので、自分も日々勉強だと自覚したのでした。

May 22, 2016

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2016年GW・高知＆関西旅行記（その１０）

　JRを乗り継いで高松に到着した私ですが（その９参照）、一番気になっていたのは高松からどうやって神戸に移動するか、ということでした。　　「電車だと瀬戸大橋を渡るから遠回りになる。時間もお金もかかってしゃーないし･･･。JRバスも意外とお金がかかるそうだし（高松エクスプレス神戸号は片道3700円）。でも神戸の実家に寄るのは明日（3日）と決めちゃったしなぁ･･･」　そこで私はある交通手段を思い出しました。　　「･･･そういえばジャンボフェリーがあるじゃん！あれが激安って聞いたな･･･」　高松～神戸間を結ぶジャンボフェリーの存在を私は数年前に知りました。ニコニコ動画の旅行動画の中で、2011年頃に私がドはまりしていたアイドルマスターのキャラを起用した旅行記の中でジャンボフェリーの存在を知ったのです。　詳しくはBSTP（ニコニコ大百科へ。別名「讃岐弁が飛び交う高松の765プロ」）をご参照下さい。　さて、ジャンボフェリーの出発時刻は、深夜1時！それまでやることと言えばうどんを食べることしか思いつきませんでした。携帯電話の電池残量も覚束ない状態でした。　そこで私は高松市の繁華街・兵庫町へ。もう一軒うどん屋に行き、唐揚げうどんを食べた後にネットカフェへ移動しました。そこで溜まっていたアニメを鑑賞（「Re:ゼロから始まる異世界生活」第5話、「パンでPeace!」第3話～第5話）。　　2日22時20分。　携帯電話の充電も完了。シャワーも利用できて、すっきりした状態でネットカフェをチェックアウト。夜の高松・中心街を歩きます。現在、所在地はホテル・東横イン高松兵庫町付近。　　高松駅改札口。時刻は22時半を過ぎ、その日の最終便の出発が各方面とも近づいている状態でした。ちなみに真の最終便は23:59発の予讃線普通・多度津行き。　そんな高松駅前のバスターミナルで、ジャンボフェリーのりばへの無料シャトルバスを待ちます。1時間ほど待ち、23:30発のシャトルバスに乗り込んで、いざフェリーのりばへ。　　やってきたのは高松東港のジャンボフェリー切符売り場。これから切符を購入します。特に事前予約がなくても購入できました。しかし運賃は通常料金に繁忙期（ゴールデンウィーク）料金（＋300円）と深夜便料金（＋300円）がプラスされ、2590円！　それでもJRバスより1000円以上安くて助かったのでした。　だが･･･、使用船到着遅れのために出発が50分遅れるというアナウンスがありました。　　「果たして寝られるのかよ、俺は･･･」　現在時刻、深夜1時20分。神戸には翌朝早めの到着見込み。一人旅で船中泊は初めての体験。夜行バスでもなかなか寝付けなかったことから、寝不足を心配しました。　　ジャンボフェリーの3階一般客室。いわゆる雑魚寝。ですが意外と家族連れが多く乗船していました。　実際横になってみると、意外と寝やすい。よく考えてみたら足をまっすぐ伸ばして眠れるのはこんなに気持ちいいのかと思った次第でした。　（その１１に続く）

May 19, 2016

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2016年GW・高知＆関西旅行記（その９）

　思えば7年前、私は神戸→徳島→高松→琴平→松山→岡山というルートで四国を旅しました。その際に土讃線から予讃線への乗り換えで降り立ったのが宇多津駅でした（2009年6月12日の日記）。予讃線で高松～宇多津間は乗車しなかったために、これから乗る区間は初めてになります。　実は欲を言えば観音寺市に寄り道したかったのです。観音寺市はアニメ「結城友奈は勇者である」の舞台（主人公たちが住む町のモデルになった）です。涙なしでは語れないアニメだったので出来れば寄り道（聖地巡礼）したかったのですが、時間の都合で断念しました。　南風20号出発から次の高松行きまで5分ほど時間があったので写真撮影。短時間にかかわらず、多種多様な車両を撮影できました。　　１７：０６発　快速サンポート・琴平行き（高松16:43発、1245M列車）　１番のりば　7000系電車による快速列車。単行で運用されることも多く、増結車は片運転台になっているのが特徴的。　　１７：１５発　特急しおかぜ19号・松山行き（岡山16:35発、19M列車）　２番のりば　岡山発のしおかぜ号。久しぶりの8000系です。1992年運用開始なのでもう25年選手になるベテランです。グリーン車を表す赤いラインが素敵です。　当初は松山方5両、岡山・高松方3両という編成でしたが、1998年3月のダイヤ改正で岡山方面への所要時間短縮のために5両編成の部分が岡山・高松方に移動しました。そして2014年3月のダイヤ改正で編成の方向転換が行われて運用開始当初の形態に戻りました。　　１７：０８発　快速サンポート南風リレー号・高松行き（観音寺16:20発、154M列車）　４番のりば　そうこうしている内に、高松行きの電車が到着しました。国鉄の置き土産こと121系電車です。民営化直後から厳しい経営が予想されたJR四国に引き継がれることを前提に、国鉄が1987年3月にデビューさせた直流電車です。　快速は宇多津駅構内のデルタ線を東へ直進し、2両編成で讃岐平野を東へ爆走します。坂出、端岡と途中駅に停車し、終点・高松へ。　宇多津から24分ほどで高松到着！ここは四国の玄関口。1988年の瀬戸大橋開通前は、岡山県宇野から宇高連絡船が運用されており、多数の乗り換え客でにぎわいました。　ここから再び写真撮影。　　（右）１７：５２発　普通・多度津行き（145M列車）　４番のりば　（中）１７：１９着　高松止まり　瀬戸大橋アンパンマントロッコ３号（8179D列車）　３番のりば　（左）１７：２８着　高松止まり　高徳線普通（引田発、4352D列車）　１番のりば　JR四国は少ない経営資源を有効活用している印象があります。その象徴がアンパンマン。どこに行ってもアンパンマンで、食傷気味になってしまいます。　　１７：５０発　特急いしづち21号・松山行き（アンパンマン列車、1021M列車）　７番のりば　今年3月26日のダイヤ改正で登場した、8000系によるアンパンマン列車。　　（左）１７：４０発　快速マリンライナー52号・岡山行き（3152M列車）　５番のりば　（右）１７：３７着　高松止まり　快速マリンライナー47号（岡山16:42発、3147M列車）　６番のりば　5000系電車による快速マリンライナー。5000系は1号車が2階建て（グリーン車と普通車指定席）です。　　パン屋の左隣（というよりホームの頭端）に設置されている看板。次のマリンライナーののりばをお知らせしてくれるものです。　　前述の宇高連絡船のうどんをイメージした「連絡船うどん」！ここで本場の讃岐うどん１杯目を食べました。　　　夕方の高松駅。　　高松駅から兵庫町方面へしばらく歩いて撮影した、裁判所（高松地裁、高松高裁）。　この後、とある目的のために時間を潰すことにしました。　（その１０に続く）

May 18, 2016

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清原和博の初公判

　シリーズで記事を書いている清原和博の覚せい剤事件ですが、17日に初公判（東京地裁、吉戒純一裁判官）がありました。密売組織のリーダーだったり、外国と取引をしたわけではないためか、軽い刑事事件として扱われているそうです。31日には判決が言い渡される予定です。　2月3日（逮捕）の日記　2月11日の日記　3月18日（保釈の日）の日記　清原被告に懲役２年６カ月の求刑　起訴内容認める（17日、日刊スポーツ）　覚せい剤取締法違反の罪に問われた元プロ野球選手清原和博被告（48）の初公判が17日午後、東京地裁（吉戒純一裁判官）で開かれた。保釈後、公の場に初めて姿を現した清原被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。検察側は懲役2年6カ月を求刑した。　検察側は冒頭陳述で「遅くとも引退した2008年すぎから覚醒剤を使用するようになった」と指摘。「コーチや監督をしたかったが、引退後に声が掛からず、心の隙間を埋めるために使った」と供述した被告の調書内容を明らかにした。　公判には弁護側の情状証人として、清原被告とは同学年で高校時代から親交がある元プロ野球選手で野球評論家佐々木主浩さん（48）が出廷。検察側が論告求刑し、即日結審する見通し。　入廷した清原被告は青っぽいネクタイに、紺色のスーツ姿。一礼し、左手にハンカチを握って証言台に立った。良く通る低い声で氏名や住所を述べ、裁判官から職業を問われると「無職です」と答えた。佐々木さんは冒頭から入廷し、険しい表情で審理を見守った。　（中略）　起訴状では　（１）昨年９月１日ごろ、群馬県内のホテル客室で密売人とされる無職小林和之被告（45）＝同罪で公判中＝から覚醒剤1.2グラムを8万円で譲り受けた　（２）今年２月１日ごろ、東京都港区のホテル客室で覚醒剤を使用した　（３）２月２日、港区の自宅マンションで覚醒剤約0.2グラムを所持した　－としている。　（引用終わり）　覚せい剤購入に至る精神的背景はどんなものだったのか。その様子について詳しく見てみましょう。　第２　犯行に至る経緯及び犯行状況等（日刊スポーツより引用。一部改変）　１　犯行に至る経緯　（１）被告人は、プロ野球の現役時代は試合があったが、引退して目標をなくした。左足が不自由になり、医師からは良くならないと言われた。被告人は供述調書の中で「戦地に行った方には失礼ですが、私は戦地に行ってケガした兵士のような気持ちでした」と述懐している。被告人はコーチや監督になりたいと思っていたが、依頼してくるチームはなかった。遅くとも、現役を引退した2008年過ぎ頃から、覚せい剤を使用するようになり、繰り返し覚せい剤を使用していた。2010年頃、医師の診察を受けて、病院に入院したが、やめることができなかった。　（２）被告人は、2014年春過ぎ頃から、知人を介して知り合った小林和之被告から覚せい剤を購入するようになった。　（引用終わり）　ここでは「遅くとも2008年過ぎ頃から使用」となっているので、現役時代の覚せい剤使用の可能性が残念ながら残ってしまっています。　初公判では父親からの手紙が朗読されました。「まず、再犯しないこと。和博が想像する以上に厳しいことだと思います。親としてできるかぎりの支援をしたい」と弁護士が朗読すると、清原は涙ぐんだそうです。　さらに、弁護側の証人として「大魔神」こと佐々木主浩氏が出廷しました。清原にとって佐々木氏は同級生であり、親友であり、巨人時代からのライバルでした。2005年8月9日の仙台（現・コボスタ宮城）での佐々木氏の引退試合には、清原も出場していました。　佐々木氏も、「野球界では何でも話ができる友達」だった清原の逮捕について「ショックでした。裏切られたと思った」とのこと。清原の更生については「これからの行動で示すしかない。野球のことをやらせるのが一番」と語りました。　そして、オリックスに加入してから3年間という短い間だったけど清原選手（当時）のファンだった私も、一野球ファンとして一言。　　「お前の手元には野球しか残ってねぇんだから、野球で恩返しをしろよ！これまでみんなの憧れだったんだもん、少しは輝きを取り戻せよ！薬物を使えば身体や心はボロボロになる。お世話になった人たち全員を裏切ることになる。そんな良いことは何もない物の誘惑に負けてんじゃねぇよ！！」　他にも巨人時代のチームメイトだった野村貴仁氏は「（薬物を）やりたくなったら勇気を持って警察に連絡しろ！」とアドバイスしたそうです。そうした方がいいと私も思います。薬物は依存からの脱却が非常に難しいので、薬物の誘惑に負けそうになったら警察に相談するのも一つの方法かと思います。　清原は野球を通じた更生という佐々木氏の提案に対し、「野球に対して失礼。まず、心と体を健康にして野球に向き合いたい」と生真面目さも見せたそうです。検察側は再犯の可能性が高いとして懲役2年6か月を求刑しました。　31日の判決公判まで約2週間。覚せい剤といった薬物の恐ろしさについて、自分も引き続き警戒します。

May 17, 2016

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2016年GW・高知＆関西旅行記（その８）

　本編に入る前に、ここまでの旅行記の記事をまとめておきます。　その１　その２　その３　その４　その５　その６　その７　以上、まだ1日目です。　さて、ここからが本編。高松へ特急・南風で移動します。　　開放的な改札口。なんでも、JR四国で初めて自動改札機が導入されたのが高知駅だそうです。　階段を上がって1番・2番のりばへ。　　高知駅の駅名標。野球の独立リーグ・四国アイランドリーグ、高知ファイティングドッグスのロゴマークが貼られています。　高知駅の駅番号はD-45（土讃線高知駅以東）とK-00（高知駅以西）の2種類。東西に長い高知県の中で高知駅を文字通り中心地と位置付けているようです。　しばし列車撮影。　　１５：０９発　普通・須崎行き（739D列車）　３番のりば　JR四国でよく見かける気動車、キハ1000系による普通列車。　　１５：０４着　特急あしずり６号（中村13:24発、2076D列車）　２番のりば　四万十市・中村発の特急が到着。終着となる当駅で岡山行きと連絡です。　　これから乗車する列車。　１５：１３発　特急南風20号　岡山行き（50D列車）　１番のりば　キハ2000系という高性能気動車による特急です。JR四国は山間を縫ってカーブを通過する区間が非常に多いので、振り子式車両として開発されました。　南風20号の停車駅･･･後免、土佐山田、大歩危、阿波池田、琴平、善通寺、多度津、丸亀、宇多津、児島、岡山　　2号車、自由席に座ります。　　車窓から。高知駅南口の風景。列車は定刻通りに出発。　　最初の停車駅、後免に到着。ごめん・なはり線は乗り換え。　後免駅の駅マスコット、ごめん・えきお君。ごめん・なはり線の各駅には高知県出身のやなせたかしさんがデザインしたマスコットがいます。　　土佐山田を過ぎると、土讃線は四国山地の山中を進みます。　　景勝地、大歩危峡をカーブを曲がりながら通過。ここはまさに2000系気動車の実力の見せ所。　　17時3分、高知出発から約1時間50分で宇多津に到着。　　ここで高松方面に乗り換えます。南風20号は瀬戸大橋を渡るために線路を直進。　私にとっては7年ぶりとなる宇多津駅なのでした。　（その９に続く）

May 14, 2016

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2016年GW・高知＆関西旅行記（その７）

　高知城見学を終えた時、乗車予定の特急発車まであと1時間ほどあったので私は少しとさでんの路面電車に乗ることにしました。　　高知城前電停にて。この伊野行き（600形）に乗車しました。　１３：５１　伊野行き（文殊通発、347列車）　高知城周辺には県立図書館、日銀の支店などがあります。他にも次の県庁前電停では高知県庁（文字通り）、高知市役所、そのまた次のグランド通り電停では高知地裁の各最寄り駅になっているという官庁街を走っています。　　車内の様子。落ち着いた雰囲気です。　　とさでん交通の路面電車は南北、東西にそれぞれ走る２大路線から成っています。この東西に走る路線は伊野線（西部）と後免線（東部）に分けられていますが原則として直通運転を行っています。　ただし、この東西の線路は非常に長いです。計22.1km、停留所数は66駅という路面電車にしては日本一長い路線です。広島電鉄は宮島線が鉄道事業法による運行、広島市内線は軌道法による運行のために厳密な路面電車運行距離は19.0kmとなり、とさでん交通を下回ります。これは2001年の中央省庁再編以前に、鉄道（鉄道事業法）は運輸省、路面電車（軌道法）は建設省と担当省庁が異なっていたために、縦割り行政の影響を受けていたともいえます。　高知城前から15分ほど乗ったところで･･･、　　鏡川橋に到着。市内で複線部分はここまで。ここから西は単線区間になり、電車も約20分間隔での運転になります。さらには、伊野線の4分の3ほどの電車がこの電停ではりまや橋方面に折り返します。　　私は特急・南風20号に乗車しなければならないので、この鏡川橋で折り返し。はりまや橋経由で高知駅まで戻りました。　（その８に続く）

May 13, 2016

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2016年GW・高知＆関西旅行記（その６）

　高知市民の台所（？）、大橋通のひろめ市場で昼食を購入した私は（その５参照）その足で高知城（高知公園）へ向かいました。　5月2日、12時50分。　　高知公園の入り口付近にて。　大きな鯉や亀がお濠で優雅に泳いでいました。橋にはハトもたくさんいて、市の中心部にもかかわらずのどかな雰囲気でした。　手軽な昼食を終わらせ、早速お城へ上るための入り口を探します。　　入場ゲートのような役割である追手門を抜け、広場に出ました。　　この広場にあるのが土佐出身の名士、板垣退助の像。明治維新を果たし、明治6年（1873年）の政変で下野した後は自由民権運動の指導者として民主政治の確立のために活動しました。1882年の暗殺未遂事件（岐阜事件）の際に語った「吾死するとも自由は死せん」という言葉は、「板垣は死すとも自由は死せず」として現在にまで残ることになりました。　余談ですが、1953年には100円札の表面の肖像画には板垣が採用されました。1974年に日銀からの支払い停止（新規発行の停止）となるまで発行されていました。ちなみに100円札は現在でも有効です。　さて、板垣退助像を通り過ぎて階段を登っていくと、本丸入口にたどり着きます。　全国に12か所しかない現存天守である、高知城天守閣です！　1603年に一度完成したものの、1727年に大火で焼失。その後、創建当初の様式を踏襲して1749年に再建され、現在に至っています（国の重要文化財に指定）。　入場料はmy遊バスチケットの割引が効いて、330円。　　関ヶ原の合戦以前は長宗我部氏が土佐を支配する大名として名を馳せていました。しかし1599年に長宗我部元親が死に、後継者の盛親が関ヶ原の合戦で西軍側で参戦した結果、改易となりました。そんな長宗我部氏に代わって土佐の支配を任されたのは山内氏（掛川城から国替え）でした。以後、山内氏による支配が明治維新まで続くことになります。　　当時の山内氏の影響力を示すことになるだろう地図。家老の配置図です。安芸から宿毛まで重臣を配置することで、安定して支配していたそうです。　さて、博物館にもなっている天守閣内部をゆっくり上ること約20分。　　遂に天守閣の最上階に到着です。ここからは高知市中心部の風景が一望できます。まずは南側（市電通り）。　　続いて西側。東西に広い高知県。特急に乗っても高知～宿毛間は約2時間15分ほど（南風13号）かかってしまいます。四国平野を隔てた向こう側にあり、気候も四国の他県とは全く異なるので、良く言えば独特の文化が生まれた。悪く言えば「陸の孤島」と蔑まれた･･･と言っていいでしょう。　　高知城のしゃちほこ！　これで私は、昨年の松江城、2年前の松本城と、3年連続で現存天守のある城を訪問したことになりました。　（その７に続く）

May 12, 2016

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2016年GW・高知＆関西旅行記（その５）

　桂浜を思いっきり堪能した（その３、その４参照）後は、バスではりまや橋まで戻ります。　　とさでん交通のバス。旧・高知県交通から引き継がれたバスですね。　早速、my遊バスチケットで乗車。my遊バスチケットでは、桂浜発の帰りの一般路線バスが片道無料で乗れます。　　11時10分に桂浜を出発。　バスはしばらく黒潮ラインと呼ばれる海沿いの道路を走りました。その後、県道34号線を通って市中心部へ進んでいきました。　　桂浜から約35分、はりまや橋まで戻ってきました。ほぼ定刻通りの到着でした。　my遊バスチケットでの無料区間はここまで。ここから先はとさでん交通の路面電車で移動します。　　はりまや橋電停、高知駅方面のりばにて。　軌道内には芝生が敷かれています。鹿児島市電と比較すると少しハゲてる箇所があるのが気になってしまいます。　　高知駅行きの電車に乗ります。　乗車したのは1000形。1981年製造の土佐電鉄（当時）初の冷房車でした。ライト配置のせいで、パンダにしか見えませんでした。　はりまや橋出発から5分もしない内に･･･、　　高知駅に到着！2008年に高架化された、威風堂々とした造りの駅です。　　連絡通路を通って北口へ。北口には高速バスなどが発着するバスターミナルがあります。　この駅舎には地元の杉材がふんだんに使用されており（特に高架ホーム上のアーチ）、「くじらドーム」という愛称があります。　ここで高知駅を発着する特急列車の時刻を少し確認した後、昼食のために再び路面電車ではりまや橋に出ることにしました。　　再び、はりまや橋にて。伊野方面の鏡川橋止まりの電車に乗車。2000形という見た目は新しめ（2000年製造）ですが、吊掛け駆動を採用している（主制御機は中古車のものを再利用）という凄いギャップの電車です。　路面電車に乗っていると、アニメイトを見かけたので大橋通電停で途中下車。どうやらここは大橋通という目抜き通りだそうです。　　　お昼時とあってか、非常に賑わっていました。　　大橋通には、ひろめ市場という屋台村があります。60以上もの飲食店や屋台が軒を連ねていることから地元の人たちや観光客で大賑わい。通路にテーブル席があり、相席が基本なのでみんなが気に入ったお店で買った食べ物・飲み物・お酒を持ち寄って食べるのが高知流なのでしょうか。　みんなでワイワイ食べる場所だと察した私は、ひろめ市場の入り口付近で唐揚げの屋台を見つけ、四国名物ともいわれる鶏の唐揚げとお茶を買って高知城へ出かけたのでした。　（その６に続く）

May 11, 2016

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2016年GW・高知＆関西旅行記（その４）

　桂浜の海岸を歩き（その３参照）、アイスクリームを食べて一休みした後には坂本龍馬記念館に向かいました。　　高知県立坂本龍馬記念館では、その名の通り、幕末の志士・坂本龍馬に関する様々な資料が展示されています。　　自由、平等、平和、世界を！　この資料館の究極の目標であり、私たちの世界の永遠の目標といっていいでしょう。　早速、入館料（my遊バスの割引が効いて、500円が400円になりました）を払って入館。　入り口近くのホールでは、武田鉄矢さんのナレーションによる龍馬の人物像を紹介するビデオが放映されていました。　　幕末当時の人としては新しいもの好きだった龍馬。彼の写真が何枚も残されていました。　常設展コーナーでは何通もの直筆の手紙や船中八策の写しなどが展示されています。　　龍馬の原点でもある海援隊の約規（本物）。　「海外ノ志アル者此隊ニ入ル」と冒頭に書かれています。　展示物の傍の紹介文を書き起こします。　「僕は役人は嫌だ。そうさな、世界の海援隊でもやりましょうか。」龍馬はそう言ったというエピソードがあります。　大政奉還後すぐ、『新官制議定書』を考えた際、新政府のメンバーの中に龍馬の名前がないのを尋ねた西郷に対してです。作り話ともいわれますが、龍馬らしい逸話です。　’世界の海援隊’という言葉に集約されるように、日本という国を考え、真の日本人になりたいと望んだ龍馬の視線の先には’世界’がありました。海運業を興して世界へ渡り、世界と対等に付き合う。日本の植民地化を避けるべく海軍の充実を図りながら世界へ漕ぎだそうとした龍馬の考えと行動の基盤にあったのは海援隊です。　1867（慶応3）年4月、亀山社中から再出発した海援隊は、土佐藩から正式に任命された隊長・龍馬に全ての権限が委ねられました。つまり、明文化された海援隊の規則『海援隊約規』には、龍馬の理想と志が簡潔に表されているのです。　幕末当時、日本国内では400ともいわれる草莽の志士たちによる集団・部隊が組織され、尊王攘夷、あるいは佐幕のために活動していました。わずか20数名の隊士からなる海援隊もそのひとつでしたが、その新しい考えは際立っています。　（中略）　そこで、『海援隊約規』を見てみると、海援隊は仕事と学問を明記し、民主的で自立した集団として’世界’に照準を合わせていたということが明確に見えてきます。　（引用終わり）　龍馬は1862年に土佐藩を脱藩後、勝海舟、西郷隆盛、木戸孝允、三条実美ら様々な人物と出会います。土佐、江戸、福井、薩摩、長崎と結果的には様々な地域を転々とした龍馬ですが、その放浪の中で元々から抱いていた世界への憧れ、日本を諸外国と対等に交流できる国にしたい！という志が高まっていったのではないでしょうか。　　海援隊の旗。　二曳（にびき）とも呼ばれ、龍馬を尊敬する孫正義氏率いるソフトバンクグループのシンボルマーク（色違いですが）にもなりました。　　新政府綱領八策。　龍馬が暗殺される直前の1867（慶応3）年11月に書かれた文書。　　屋上から眺められる、素晴らしい景色。5月初旬ということもあり、海風も気持ち良く感じられました。　　見事なオーシャンビュー。ちなみに桂浜からずっと南に行くと、グアムにたどり着きます。　　おまけ。坂本龍馬を美少女に擬人化した作品？黒髪ロングであるのが素敵です。　　再びおまけ。ボトルシップ。アニメキャラだとチノちゃん（「ご注文はうさぎですか？」）の趣味ですね。根気強さが必要な作業なので、その趣味を持つ人を尊敬したいです。　さて、館内を45分ほど散策した後に、バスの時間も気になるので退館することに。有意義な時間でした。　（その５に続く）

May 8, 2016

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2016年GW・高知＆関西旅行記（その３）

　桂浜のバス停に到着し、坂本龍馬像を見上げた後（その２参照）は海岸へ一直線！　　龍馬像の高台から見た松林と海岸という風景も素晴らしいですが、海岸に降りてみます！　　嫌なことを全て忘れさせてくれる、雄大な景色でした。　　この海は世界とつながっている。この空は果てしない宇宙とつながっている。偶然の要素もあるかもしれませんが、少なくともこれが坂本龍馬の見た景色だとみて間違いないでしょう。どこまでも続く大海原を見てロマンや夢を感じるのは人の性だと思います。それが、土佐というちっぽけな空間を飛び出して「日本人」という概念を作った龍馬の実績に繋がったのでしょう。　桂浜は中秋の名月の頃（毎年9月）には観月会が開かれるほど、月見の名所として有名です。また、この景色は朝日百選だけでなく、日本の渚百選にも選ばれています。しかし波の変化が非常に激しいため、遊泳禁止になっています。　　浜辺の方を撮影してみました。丘の方にあるガラス張りの建物は国民宿舎・桂浜荘です。　　桂浜水族館のイベント情報。実際の動物と触れ合えるイベントが盛りだくさんという印象でした。　この後、いよいよ高知県立坂本龍馬記念館に移動します。　（その４に続く）

May 7, 2016

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2016年GW・高知＆関西旅行記（その２）

　はりまや橋に到着したその１の続きです。　意気揚々と初めて高知県に降り立った私ですが、早くもどう動いていいのか分からなくなりました。なぜなら降り立ったバスターミナルはどちらかと言うと、路面電車の菜園場町電停付近にあったのです。結局、ガードマンのおじさんに現在地や市内の有名なスポットを聞いてみることで、自分の居場所がどのあたりか分かりました。　バスターミナル（おりば）から西へ5分ほど歩いて、はりまや橋交差点に到着です。　　この交差点の最大の特徴は、路面電車の平面交差。通称ダイヤモンドクロッシングと呼ばれ、松山市の伊予鉄道・大手町駅や名古屋市の名電築港信号場が現存しています。かつて実在したものだと、阪急西宮北口駅の神戸線と今津線の平面交差があまりに有名です。　上の写真は、北側（JR高知駅方面）から南西側を撮影したものです。電車が桟橋通５丁目方面から伊野方面のりばに渡っている場面です。　　これが交差点や駅名の由来になった、はりまや橋（播磨屋橋）。江戸時代に、高知の豪商だった播磨屋と櫃屋（ひつや）は、お互いの本店が堀で隔てられていました。そこで両者を行き来する為に架けられた橋が、播磨屋橋と名づけられました。　元々は、高知市中心部の堀川にかかる小さな橋でしたが、1928年に高知の路面電車（当時の土佐電気鉄道）の路線延伸に伴って区画整理がなされ、県庁所在地の目抜き通りに変化しました。　　これが、とさでん交通の路面電車。黄緑色とオレンジ色の新塗装がさわやかです。2014年9月までは「土佐電気鉄道」という社名で、1904年開通。現在は総延長25.3kmの路面電車を走らせています。　土佐電鉄は人口減少など経営環境の悪化に伴い、バス会社の高知県交通、土佐電ドリームサービスの2社と合併。2014年10月に第3セクター会社・とさでん交通が発足しました。　　はりまや橋電停の伊野線のりばにて。このクリーム色に青いラインの塗装は長い間親しまれてきた塗装。私もこれを見ると「ああ、土佐電の路面電車だなぁ」と思います。　ちなみに東の終点・後免町まで行く電車については「ごめん」という系統板を付けて走ります。　　まともな朝食をとっていなかったので、撮影後は近くのローソンでおにぎりとお茶を購入。腹ごしらえをしたのでした。　ここで、一番の目的・桂浜に行くためのお得なチケットを購入。　「MY遊バス」チケット。大人1000円（1日券）。これを買えば、高知駅～桂浜間の往復バス代が割引になる他に、高知城、坂本龍馬記念館など市内の主要施設への入場料が割引になったり、路面電車の1日乗車券として使えたりする優れものです！　　さて、この周遊観光バス（8:08発）に乗って桂浜に行きますか。　　バスは市の中心部を外れると山の中を走り続けます。　　31番札所・竹林寺の駐車場からの景色。　その後もバスは走り続け、約45分後に目的地・桂浜に到着。　　桂浜に到着した我々を出迎えたのは、この幟。　「リョーマの休日」　誰が上手いこと言えと。高知県庁は坂本龍馬におんぶにだっこという印象しか湧かないけど、観光はそれでいいのだろうか？　それはさておき、広場を通って海岸に向かうための階段を登ったら、見つけました。　　太平洋を見つめる、坂本龍馬像（逆光ですが･･･）。まっすぐに海の向こうを見つめる光景。日本人という概念を作り出した彼らしい像だと思います。　この瞬間、自分たちは龍馬の背中を見て育ってきたんだと思います。　（その３に続く）

May 6, 2016

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2016年GW・高知＆関西旅行記（その１）

　私は2009年春に、大学の卒業旅行として四国を旅しました。その際には、徳島、香川、愛媛の3県を周り、松山→岡山→東京というルートで帰京しました。詳しくは「私の大学卒業旅行for関西・四国」の各記事をご参照ください。　そのため、高知県は四国で唯一行ったことのない県で、チャンスを伺っていました。　4月上旬、私は当初、新横浜から新幹線を乗り継いで熊本に行き、九州の西半分を旅行しようと考えていました。九州新幹線の時刻表や運賃を調べたり、お小遣いのやりくりを考えたりしている時でした。　ところが･･･。　4月14日　熊本市で震度６強、益城町で震度７　　私「･･･マジかよ」　熊本地震が起こりました。熊本城の瓦は崩れ、阿蘇大橋が崩落するなど事態は極めて深刻。ロアッソ熊本は1か月間の活動休止を余儀なくされました。震度６強、震度７と強い揺れが続く中で、「この状態で熊本に出かけるのは危険だ」と考え、楽しみにしていた九州遠征は延期することにしました。　そこで代わりに浮上した計画がこちら。　　私「･･･そういえば四国で高知だけまだ行っていなかったな。四国完全制覇の旅といこうか！」　熊本行きの計画に埋もれがちだった高知行きの計画が再び具体化し、正式に決まりました。　早速深夜バスの切符を購入したのが4月18日のことでした。その後、風邪をこじらせながらも仕事をこなし、いよいよ出発当日を迎えました。　－0日目（2016年5月1日、日曜日）－　17時、出発直前のこと。　　持ち物チェック。気軽に一人旅することになると、私の所持品はこうなりました。　　筆箱、手帳、ルーズリーフ、下敷き、クリアファイル、メガネケース、折り畳み傘、替えのシャツ、絆創膏、充電器、イヤホン、Suica、深夜バスのチケット。　さらに出発直前、ブックオフで佐伯泰英「密命～見参！寒月霞斬り～」を買いました。スマホをいじる代わりに、これを車内で適当に読んで暇を潰すことにします。　以上、14点がショルダートートの中に入っています。　　新宿駅西口　20:20発　ブルーメッツ号　高知行き（2号車）　今回乗るバスは、小田急シティバスによるブルーメッツ号。1号車はバスタ新宿から出発しますが、2号車（続行車）は新宿駅西口35番のりばから出発です。高知駅まで約11時間の旅。これもスサノオ号（東京～出雲）に負けず劣らずの長距離夜行バスになります。　　足柄サービスエリアで休憩後、出発。車内は完全消灯。　例によって、全く寝付けませんでした。目を休めることに必死でした。　－１日目（5月2日、月曜日）－　　午前5時30分。夜が明けて、徳島道の吉野川サービスエリア（徳島県東みよし町）で2度目の休憩。私もパンとコーヒーで腹ごしらえをしました。　バスはその後、徳島道→川之江東JCT→高知道というルートを通り、南国ICで高速を降りました。　それにしても･･･、四国はとにかく山がちであることを意識させるようなルートでした。高知自動車道はトンネルが多く、しかも一つ一つが長い（途中、四国山地＝中央構造線を横断するため）。これでは高知県が「陸の孤島」と呼ばれることに納得するのもうなずけてしまいます。　しかも余談ですが、徳島県は徳島道が開通した1994年3月まで（日本道路公団が管理する）高速道路がなかったそうです（※注）。山がちで技術が未熟だったから、人口が少ない「地方」の県だからこそ、平成の世まで高速道路がない県があったんだと考えています。　（※注）･･･神戸淡路鳴門自動車道など本州と四国を結ぶ高速道路は、本州四国連絡高速道路（株）が管理しています。　そんなこんなで、7時10分、高知市の交通の要衝・はりまや橋に到着。　　ここから高知県の旅が本格的に始まります。　（その２に続く）

May 5, 2016

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高知、関西から帰京しました。

　今朝8時過ぎ、世田谷区の自宅に帰宅しました。　昨晩、三宮駅バスターミナル（ミント神戸）から深夜バス（エコドリーム号）に乗り、狭い車内に苦しみながら帰京しました。　今回の旅行のまとめ。　・高知は良かったです。桂浜を見ながら、坂本龍馬の偉大さを再発見できました。　・神戸の祖母、いとこ家族と再会できて良かったです。　・阪急電車、全線完乗しました。　・東京→高知→高松→神戸→東京、とにかく安いルートを使いました。　詳しい話は後ほど。では。

May 4, 2016

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高知に行ってきます！

　今夜、新宿駅西口２０：２０発の深夜バス・ブルーメッツ号に乗車して高知に出かけてきます。　私にとっては7年ぶりの四国。今回は桂浜に足を運んで、坂本龍馬が見たであろう景色を見て、想いを馳せてみます。　この後は高知→（JR）→高松→（フェリー）→神戸･･･というルートで旅行を進めていきます。帰京の具体的なルートは未定です。　　荷造りはこれから行います。最低限の所持品だけ持って気軽に出かけてきます。　帰京したらまた報告します。では、行って参ります。

May 1, 2016

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