2016年06月の記事一覧 | Nishikenのホームページ

イギリスのEU離脱をアニメに例えると･･･。

　先日、ニコニコ動画（ニコニコニュース）でこのような記事を発見しました。それは、　「イギリスのEU離脱がどれくらいやばいかオタクにも分かりやすく説明する」　この事件は、ビジネスに関わっている人々にとっては常識の範疇ですが、普通の人々にとっては分かりにくいというのが多いのかも分かりません。　イギリスのEU離脱をアニメに例えるとどうなるか、ニコニコニュースの記事で分かりやすい例え話が掲載されていました。　へろゐん♭さんのツイート　イギリスのEU離脱がどれくらいやばいかオタクにも分かりやすく言うと、　「μ'sから南ことりが卒業する」　「ラビットハウスからチノちゃんがいなくなる」　「軽音部から秋山澪が退部する」　「あんこうチームからみほが離脱する」　「ごらく部から歳納京子が退部する」くらいやばい。　ここに挙げられた面々はいずれも、作中では主人公or主人公に次ぐ地位にあるレギュラーメンバー（イギリスはEU圏内ではドイツに次ぐ経済大国です）。　μ'sにしても南ことりが退部すればチームの衣装担当がいなくなります。チノちゃん（コーヒーの銘柄に非常に詳しい）がラビットハウスを出ていけばココアちゃんが黙っていられません。　･･･プリキュアだったら、　・菱川六花が生徒会を離脱。彼女のいないドキプリチームは考えられないです。　・同様に、青木れいかがスマプリチームから離脱すればそれこそチームの屋台骨が崩壊してしまいます。　・来海えりかがファッション部を退部するのと同じですね。ハトプリの基本方針を全面否定してしまいます。　いずれにしても、世界に大きな影響を与える残念なニュースだったのは間違いありません。

イギリス、国民投票でEU離脱へ！

　23日にイギリスでEU残留か離脱かの是非を問う国民投票があり、24日に開票されました。日本時間24日の午後1時過ぎにNHKの速報で、離脱派が多数確実という報道がありました。　　「何ぃっ！？」　結果を目にした私の第一声がこれでした。　開票結果（イギリスはEUに残留すべきか離脱すべきか。投票率：72.2％）　残留　１６，１４１，２４１票　離脱　１７，４１０，７４２票　1967年にEC（ヨーロッパ共同体）が発足、そして1993年にはEU（ヨーロッパ連合）が発足。長らく西側のみ15カ国で推移してきましたが、2004年に東側10カ国が加盟したのを機に東方へ拡大。現在は28カ国が加盟する巨大な地域連合となりました。これまで人々の移動の自由や統一通貨ユーロの導入などが図られ、私もヨーロッパ旅行の際にはその恩恵に授かりました。　しかし、拡大を続けてきたEUで脱退する国が出るのは初めての事態。二度と戦争を起こさないという強い決意、そしてアメリカに対抗できる地域を作るという強い意志のもと、EU拡大を「面白い」と感じていただけに、離脱する国が出るのは本当に残念です。　父の勤務先がヨーロッパの企業を多く取引先に持っている関係でユーロの為替相場には注目していますが、今回の離脱決定を受けて急激な円高ユーロ安（1ユーロ120円前後→111円前後）となる異常事態です。ああ、父の（財政的な）悲鳴が聞こえてきます･･･。　また、ヨーロッパ各国の反EU派政党が次々と国民投票の結果を「自由の勝利」と称賛し、自国内でもEU離脱を問う国民投票を呼び掛けています。　これに対してイギリス国内ではスコットランドでは残留派が多数だったことから、スコットランドが連合王国（イギリス）から独立し単独でEU加盟を目指すという動きが出始めました。最悪の場合、300年間の歴史を誇る連合王国が崩壊の危機に迫られている状態です。　　「まあ、ああだこうだ言うけれど、結局イギリスは何事もなく続くんじゃないかな。今までEUのメンバーとしてやってきたものの、中途半端だったし」　元々、イギリスは1960年に自らを中心とする貿易同盟であるEFTA（ヨーロッパ自由貿易連合）を結成しました。最盛期にはデンマーク、ポルトガルなど9カ国が加盟したものの、EC（EUの前身）に移籍する国が多く出てきました。1973年には中心メンバーだったイギリスもECに加盟しました。　その後、イギリスはそのままEU加盟国に移行したものの、パスポートなしで出入国できるシェンゲン協定に加盟しておらず、統一通貨ユーロは未導入のまま。ヒト・モノ・カネの移動の自由が原則のEUにおいて、イギリスは非常に中途半端な存在だったといえるでしょう。「EUにとどまってイギリスに有利なEU改革を進める」という中途半端な気持ちでやるくらいなら、EU離脱がむしろ分かりやすいという結論に至ったのでしょう。もちろん、移民問題だとか自国民への社会福祉だとか複雑な背景があるので、これだけが問題ではありませんが。　イギリスが国連を脱退するわけでもありません。過去の歴史において培われたカナダ、インド、オーストラリア、ニュージーランドなどといった世界中に散らばるイギリス連邦というネットワークがあるので、国際社会での影響力は引き続き保持していくのではないのでしょうか。私は日本人として心配しすぎていたかもしれません。　でも今回の国民投票で結果を左右したのが高齢者の存在。65歳以上の高齢者の多くは離脱派。一方で若者の多くは残留派。日本と同様にイギリスでも高齢者の意見が強く出ることが判明して、もどかしさが漂ってきました。　父は来月、ベルギーへ出張に出かけます。ヨーロッパ大陸で今回のイギリスでの結果がどうなっているのか。父の土産話がいろんな意味で待ち遠しくなってしまいました。

参院選２０１６結果予想（選挙で遊ぼう・その２・完）

　先日の（その１）に続く、シリーズ「選挙で遊ぼう２０１６」。第24回参院選の議席予想を書いてみます。今回は大都市部の選挙区と全国比例区を取り上げます。　（４）４人区･･･自民党３、民進党３（愛知で２人、大阪でゼロ）、公明党３、共産党１（大阪）、大阪維新２（神奈川、大阪）　対象となるのは神奈川、愛知、大阪の3府県。自民党と公明党が順当に議席を獲得。　注目選挙区の一つ目は神奈川。民進党は共に神奈川県を地盤の一つとしてきた民主党と維新の党が合流して発足したため、神奈川県では「最大のライバルは身内」という状態です。もっとも、これは与党サイドでも同様。自民党は公認1人、推薦1人。独自候補を2人抱えています。それに3年前の前回から公明党が入り、連立与党内部でも激しい身内同士の争いとなっている状況です。　ところが大阪になると事情が大きく変わります。おおさか維新の会の存在です。大阪では自民党が来るべきポジションに維新が来ているので、中央とねじれ現象が起こっています。最後の4議席目は共産党か維新2人目か、の争いになるでしょう。　（５）６人区（東京）･･･自民党２、民進党１、公明党１、共産党１、大阪維新１　31人が立候補する大激戦区である首都決戦の結果予想は上記の通り。情勢からの予想だと5人目までは順当に決まるけど、2週間ほど前まで6人目の当選者は誰になるのかと予想できずにいました。ところが！田中康夫・元長野県知事という有名人がおおさか維新の会から立候補を決めた途端、状況が変わったと思いました。野党連合と距離を置く中立派の野党（まあ、それが野党連合の言う「安倍政権の補完勢力」ですが）として存在感を示すに違いありません。最後の6議席目は大阪維新の田中康夫氏か、民進党の小川敏夫氏（元法務大臣）かのどちらかでしょう。　（６）全国比例区（定数：48議席）　自民党　１７　民進党　１０　公明党　　７　共産党　　６　大阪維新　６　社民党　　１　日本の心　１　生活の党　０　新党改革　０　怒りの声　０　毎回予想が難しいですが、現在の政党支持率や前回の結果から考えて上記の予想になりました。　自民・公明の連立与党はほぼ前回並みと予想。民進党は統合効果が全く見込めず。共産党は前回より議席を伸ばすという予想。だが同じ左派政党の社民党は1議席の予想。吉田党首か福島前党首というキーマンのどちらかが落選という異常事態は避けられそうにありません。おおさか維新は中立派の野党として存在感を示すものの、地盤の関西以外でいかに得票を伸ばせるかがカギ。　（７）合計議席予想　自民党　５４　公明党　１４　民進党　２７　共産党　　９　社民党　　１　生活の党　０　大阪維新１０　日本の心　１　無所属　　５　改憲４党･･･７９議席　野党連合･･･４２議席　私の結果予想では、自民、公明、大阪維新、日本のこころを大切にする党の改憲4党で79議席（非改選組を合わせて162議席）獲得。参議院で3分の2の議席を獲得し、勢力だけを見れば改憲への準備が整います。　一方の野党連合は42議席と、1人区を中心に善戦するも共闘の効果がいま一つという予想となりました。　第24回参院選の投票日は7月10日。あと10日以上残っています。私もしっかり投票を済ませて結果発表を待ちたいと思います。

参院選２０１６結果予想（選挙で遊ぼう・その１）

　3年に一度の政治決戦、参議院選挙が今回もやってまいりました。私は3年前の前回、6年前の前々回と続いて、参議院選挙に迫る企画を行います。　シリーズ「選挙で遊ぼう２０１６」　まずは選挙区の説明から。6年前の制度と今回を比較します。　6年前（2010年）　５人区･･･東京　３人区･･･埼玉、千葉、神奈川、愛知、大阪　２人区･･･北海道、宮城、福島、茨城、新潟、長野、岐阜、静岡、京都、兵庫、広島、福岡　１人区･･･他29県　今回（2016年）　６人区･･･東京　４人区･･･神奈川、愛知、大阪　３人区･･･北海道、埼玉、千葉、兵庫、福岡　２人区･･･茨城、静岡、京都、広島　合区･･･鳥取＆島根、徳島＆高知　１人区･･･他30県　結果として、大都市を抱える都府県と地方の県との差がはっきりと出るようになってしまいました。6年前は12道府県だった2人区が4府県と非常に少なくなりました。そして首都東京は6人区へと増員、その一方で人口ワースト１（鳥取県）とワースト２（島根県）、ワースト３（高知県）とワースト４（徳島県）がそれぞれ選挙区合体というビックりするほどの大改革でした。そして1人区が32選挙区という概要です。　これを踏まえて予想を立ててみました。　（１）１人区･･･自民党　２２勝１０敗　自民敗北（＝野党統一候補の勝利）と予想した選挙区･･･岩手、宮城、山形、栃木、山梨、新潟、長野、三重、大分、沖縄　参院選での勝負の分かれ目と言える1人区。全国32の1人区で野党4党（民進、共産、社民、生活）による統一候補が実現したことは非常にインパクトの大きい出来事となりました。過去5回分の結果から鑑みて、以上の予想にしてみました。　岩手はいわずもがな小沢王国。近年は「王国崩壊」とも聞きますが、それでも野党４党がまとなって勝利するのではないか、と予想しました。宮城、山形、栃木は野党が接戦の末に勝利と予想。全体的に東日本は野党連合が強し、西日本は自民党が強し、という傾向です。　（２）２人区･･･自民党４、民進党３、共産党１　元来、2大政党の指定席と言われてきた2人区ですが、前回の参院選では民主党（当時）が2人区でも次々と敗れました。しかし宮城、新潟、長野が新たに1人区に降格。逆に北海道、兵庫、福岡は3人区へと増員によって2人区自体が大幅に減りました。　共産党が京都で議席獲得。それ以外は自民党と民進党が順当に議席獲得という予想としました。　３人区･･･自民党６（千葉で２人）、民進党５（北海道で２人）、公明党３（埼玉、兵庫、福岡）、大阪維新１（兵庫）　今回の選挙で大幅に増えたのが3人区。そのため公明党が積極的に候補者を擁立してきたのが特徴的です。　自民党が全ての3人区で順当に議席を獲得。内、千葉は前回も2人を当選させた県ですが、今回も2人とも当選と予想。一方の民進党は元々地盤のある北海道で2議席獲得の一方、兵庫ではゼロ。公明党は現職のいる埼玉に加え、兵庫、福岡にも擁立（これは24年ぶり）。おおさか維新の会は２回連続して兵庫で議席獲得。　･･･となると、兵庫は憲法改正に積極的な３党で議席独占との予想になります。　以上、ここまで（その１）の予想でした。次の（その２）では大都市部と比例代表、それぞれの議席予想をします。　（続く）

2013年から3年間の政治の動き

　私は2013年の参議院選挙が終了してから政治に関する発言を大幅に少なくすると宣言しました。そしてそれを実際に実行し、政治評論や社会評論を全くしなくなりました。これで自分の趣味や仕事に集中する環境が整ったものの、その副作用として、政治の動きや選挙制度改革の動きなどについて最早無関心に近い状態になってしまいました。　そこで今回は参院選を前に、今年までの3年間で政治の世界でどんな動きがあったのか年表形式でまとめることにしました。　第23回参院選（2013年）から第24回参院選（今年）まで3年間の政治の動き　2013年　７・２１　第23回参院選。自民・公明の連立与党が76議席で圧勝。ねじれ国会が解消。　８・　７　みんなの党が江田憲司氏の後任の幹事長として浅尾慶一郎氏を起用。　９・２９　堺市長選挙で現職の竹山修身市長が大阪維新の会の候補を破り、再選を果たした。１０・　１　第2次安倍内閣が翌年4月の消費税増税（５％→８％）を閣議決定。１０・１４　社民党党首選挙で、吉田忠智参院議員が当選。１１・２８　第23回参院選での一票の格差訴訟で、岡山県選挙区の選挙無効判決（広島高裁岡山支部）。１２・　６　特定秘密保護法案が参議院で可決され、成立。１２・　９　江田憲司氏ら国会議員14人がみんなの党を離党。8月に離党した柿沢未途衆院議員を加えた15名で新党（結いの党）を同月18日に結成した。１２・１１　東国原英夫衆院議員が日本維新の会を離党し、同時に議員辞職。１２・２４　猪瀬直樹・東京都知事が辞任。１２・２６　安倍首相が靖国神社を参拝。　2014年　１・１０　沖縄県議会が、仲井眞弘多知事による名護市辺野古の埋立ての承認に抗議。仲井眞知事の辞職を求める決議案を可決。　１・１９　沖縄県の名護市長選挙で現職の稲嶺進市長が再選。　２・　９　東京都知事選挙で舛添要一氏が当選。投票率は４６．１４％で過去最低。　３・２３　出直し大阪市長選挙で橋下徹・前市長が再選。自民、民主、公明、共産の4党は「選挙への大義がない」として反発し、対立候補を出さなかった。　４・　７　みんなの党の渡辺喜美代表が辞任。11日には浅尾慶一郎幹事長が代表に就任。　４・２７　衆議院補欠選挙（鹿児島2区）で自民党の金子万寿夫氏が初当選。　５・２８　日本維新の会が分党で合意。　６・　４～５　ブリュッセル・サミット（第40回主要国首脳会議）　７・　１　第2次安倍政権、憲法9条の解釈を変更して集団的自衛権の行使容認の方針を閣議決定。　７・１３　滋賀県知事選挙で衆院議員を辞職した三日月大造氏が初当選。　７・３１　日本維新の会が橋下派（日本維新の会→維新の党）、石原派（次世代の党）に分党するために解党。　９・　３　第2次安倍改造内閣が発足。女性議員5人が入閣。　９・２１　日本維新の会と結いの党が合併し、維新の党が発足。橋下徹・大阪市長と江田憲司氏による共同代表体制となる。１０・２０　小渕優子経済産業大臣、松島みどり法務大臣の2人が同時に辞任。１１・１６　沖縄県知事選挙で、米軍基地の辺野古移設反対派の翁長雄志・那覇市長が現職の仲井眞弘多氏を破って初当選。また、那覇市長選挙でも同じく辺野古移設反対派の城間幹子氏が初当選。１１・１８　安倍首相が消費税の１０％増税を2017年4月に先送りすることと、衆議院解散を表明。１１・２１　衆議院解散１１・２８　みんなの党が解党。１２・１４　第47回衆議院総選挙。自民、公明の連立与党が引き続き3分の2を超える計326議席を獲得して圧勝。民主党は海江田万里代表が落選。維新の党は41議席で微減。共産党は21議席で躍進。１２・２３　維新の党の共同代表を務めていた橋下徹・大阪市長が大阪都構想の実現に専念するために共同代表辞任を表明。１２・２４　第3次安倍内閣が発足。１２・２６　山本太郎参院議員が生活の党に入党。同時に党名を「生活の党と山本太郎となかまたち」に改称。　2015年　１・　８　新党・日本を元気にする会が発足。　１・１８　民主党代表選挙で岡田克也前副総理が当選。　１・２３　西川公也農水大臣が辞任。　４・１２　統一地方選挙（前半戦）。北海道、神奈川、福岡など10道県で知事選挙。いずれも現職が再選となった。41道府県議会選挙。　４・２０　町村信孝衆院議長が体調不良のため辞任。翌日、大島理森氏が後任の衆院議長に就任。　４・２６　統一地方選挙（後半戦）。　５・１５　安全保障関連２法案が提出され、衆議院で審議入りした。　５・１７　大阪市で大阪都構想の是非を問う住民投票が実施され、反対多数で否決された。これを受け、橋下徹市長が政界引退を表明。また、維新の党では江田憲司代表も辞任し、後任の代表に松野頼久氏が就任（幹事長から昇格）。　６・　１　町村信孝前衆院議長が死去。　６・　７～８　エルマウ・サミット（第41回主要国首脳会議）　６・１７　選挙権年齢を18歳に引き下げる公職選挙法改正案が参議院で可決され、成立。　６・２５　2020年東京オリンピックに向けて、遠藤利明衆院議員がオリンピック担当大臣に就任。　７・１６　安全保障関連２法案が衆議院で可決され、参議院へ送付される。　７・２８　参議院の一票の格差是正のための公職選挙法改正案が可決、成立した。鳥取県と島根県、徳島県と高知県が合区となった。　８・２８　次世代の党の党首選挙で中山恭子参院議員が当選。10月1日に就任した。　９・　６　岩手県議会選挙　９・　８　自民党総裁選挙が告示された。安倍晋三首相（自民党総裁）が無投票で再選。　９・１９　安全保障関連２法案、参議院で可決、成立。１０・　１　スポーツ庁、防衛装備庁がそれぞれ発足。１０・　７　第3次安倍改造内閣が発足。１０・２５　宮城県議会選挙１１・　２　維新の党と喧嘩別れした橋下派メンバーらが、国政新党「おおさか維新の会」を結成。前月31日に結党大会を開いていた。１１・１５　福島県議会選挙１１・２２　大阪府知事、大阪市長のダブル選挙。いずれも大阪維新の会の候補である松井一郎氏（知事選）、吉村洋文氏（市長選）が圧勝した。１２・１２　自民党と公明党、消費税１０％増税の際の軽減税率について合意。１２・１２　おおさか維新の会が党大会を開催。松井一郎・大阪府知事が代表に、片山虎之助参院議員が共同代表に、馬場伸幸衆院議員が幹事長に、それぞれ就任。１２・２１　次世代の党が「日本のこころを大切にする党」に改称。１２・２８　日韓外相会談。従軍慰安婦問題について合意。　2016年　１・２８　甘利明・経済再生担当大臣（兼TPP担当大臣）が建設業者から金銭授受を受けたとして辞任。後任に石原伸晃氏が就任。　２・１６　宮崎謙介衆院議員が不倫疑惑を認めた上で議員辞職。　２・１９　野党５党（民主党、維新の党、共産党、社民党、生活の党）が参議院選挙や国会対応で協力していくことで合意した。　２・２３　野党５党連合が参院選での候補者調整、選挙協力を目指すことで合意。　２・２６　鈴木貴子衆院議員が民主党を離党。北海道5区補欠選挙での民主党と共産党の共闘に反発したため。　３・　４　維新の党と日本を元気にする会による参議院統一会派が解消された。　３・２７　民主党、維新の党、改革結集の会が合流して民進党が発足。　３・２９　安全保障関連法、施行。　４・　６　共通投票所の設置が可能になる公職選挙法改正案が参議院で可決、成立。　４・２４　衆議院補欠選挙。北海道5区では和田義明氏（自民党公認、公明党、日本のこころを大切にする党、新党大地が推薦）が、京都3区では泉健太氏（民進党公認）がそれぞれ当選。　５・１２　社民党の吉田党首が民進党への合流を提案。しかし党内の根回しがなかったために反発が強く、18日に撤回に追い込まれた。　５・２６～２７　伊勢志摩サミット（第42回主要国首脳会議）　　　　　　オバマ大統領、広島訪問　６・　２　安倍首相が消費税の１０％増税を2019年10月に再延期することを表明。　６・　５　沖縄県議会選挙。翁長知事を支持する知事与党勢力（共産党、社民党、沖縄社会大衆党）が過半数を維持。　６・１５　舛添要一・東京都知事が政治資金の公私混同問題をめぐる責任をとって辞任表明。　以上、国政や地方自治の主な動きを私の独断と偏見により選んでみました。　また、この3年間でも多かったのが、第三極政党の分裂。元々、2009年に結成されたみんなの党をはじめとして、たちあがれ日本、大阪維新の会など様々な保守系新党や地域政党が登場しては消えていきました。2012年の総選挙で日本維新の会（当時）が54議席、みんなの党が18議席とそれぞれ躍進しましたが、いずれも政治方針の食い違いから分裂し、混迷の度を深めていきました。　その中で特に混迷を深めていったのが、維新の党の松野派（東京）と橋下派（大阪）の内紛です。　2015年　８・２７　橋下徹・大阪市長と松井一郎・大阪府知事が維新の党を離党。翌日には新党結成の意向を表明した。柿沢未途幹事長が山形市長選挙で特定の候補（民主党、共産党などが推薦する候補）を独断で応援したことに反発したため。　９・　８　維新の党の松野代表が橋下派の幹部（片山虎之助総務会長、馬場伸幸国対委員長）を解任。柿沢幹事長も同時に解任。１０・１４～１５　維新の党、片山前総務会長、馬場前国対委員長、東徹総務会長代行、遠藤敬国対委員長代理、松浪健太選対委員長ら橋下派の国会議員12人と地方議員153人を除名。１０・２２～２３　小沢鋭仁、小熊慎司、村岡敏英、重徳和彦、吉田豊史の衆院議員５氏が維新の党を離党。１０・２４　橋下派の国会議員らが大阪市内で「臨時党大会」と称する会合を開き、維新の党の「解党」を決議したが、松野執行部は反発。解党届が提出された場合には法的措置も辞さないほど、対立が深刻化。１１・　２　国政新党「おおさか維新の会」結成。１１・２２　大阪ダブル選挙１２・　８　維新の党とおおさか維新の会がお互いの訴訟を取り下げて和解。１２・１２　おおさか維新の会が党大会を開催。　やれお金の問題だ、政治家としての信念の問題だとかで、仲間たちがお互いを罵り合う姿。片や「安倍政権の補完勢力」と言い、もう片方は「ニセモノ維新」と誹謗中傷が繰り返されました。　今回の参院選は2010年春以来繰り返されてきた、政党の再編に終止符を打つための選挙になるかもしれません。選挙ウォッチャーとしては見ていて面白いかもしれませんが、「あの人がこうなって、この人が･･･今どうなってるんだっけ？」というのは選挙民として実に分かりにくいです！

私の未消化アニメと、2016年夏アニメの視聴予定

　私は2013年にアニメの大量視聴を開始して以来、80を超えるアニメを視聴してきました。しかし中には途中で視聴を中断してしまっている作品も相当あります。2012年以前も少しずつ「これ面白そう」と感じたアニメを見ていったのですが、それも含めて年代順にまとめました（過去作として視聴した作品含む）。　～視聴を途中で挫折しちゃっているアニメ～　2007年　・Yes!プリキュア５　・ハヤテのごとく！　2008年　・ソウルイーター　・とある魔術の禁書目録　・隠の王　2009年　・とある科学の超電磁砲　2011年　・アイドルマスター　・這いよれ！ニャル子さん　・まよチキ！　2012年　・ゆるゆり（第2期）　2013年　（春季）　・俺の妹がこんなに可愛いわけがない。　・とある科学の超電磁砲S　・ゆゆ式　（秋季）　・ゴールデンタイム　・凪のあすから　2014年　（冬季）　・Wake up,Girls!　・中二病でも恋がしたい！～戀～　・ニセコイ　・ハピネスチャージプリキュア　（夏季）　・普通の女子校生が（ろこどる）やってみた。　2015年　（冬季）　・暗殺教室　・銃皇無尽のファフニール　（春季）　・響け！ユーフォニアム　（秋季）　・学戦都市・アスタリスク　2016年　（春季）　・双星の陰陽師　実際には「時間が無い」という言い訳がましい理由による中断がほとんどです。でも中には、視聴が苦痛になるほどの作品もありました。例えば、　（１）暗殺教室･･････E組の生徒に対する校長や同級生の差別がひどすぎて気分が悪くなり、見ていられなくなったから。　（２）ニセコイ･･････恋愛に関するアニメで、個人的にムカついたから。小野寺小咲の素直じゃない気持ちにも幻滅したから。　（３）中二病でも恋がしたい！～戀～･･････ニセコイと同様。また、富樫勇太がひどい目に遭わされてるように見えて、見ていられなくなったから。　（４）ハピネスチャージプリキュア･･･同じく恋愛重視のエピソードに反発したため。ストーリーの破綻もひどかったから。　（５）とある科学の超電磁砲S･･････視聴していて第1話で満足したから。　案外、つまらない理由で中断している作品も多かったりします。9月以降に視聴できる時間を作りたいと思います。　さて、続いての話題。2016年夏アニメの展望！　私が注目する（視聴予定）アニメは以下の通りです。　・アンジュ・ヴィエルジュ　・クオリディア・コード　・この美術部には問題がある！　・テイルズ・オブ・ゼスティリア　ザ・クロス　・NEW GAME！　・ラブライブ！サンシャイン！！　・Rewrite　一番の注目は「ラブライブ！サンシャイン!!」です。静岡県沼津市を舞台とした、「ラブライブ！」の姉妹作品。個人的には伊豆に旅行に出かけたことがありますが、沼津は「御殿場線の終点」というイメージしかありません。そのため意外な穴場スポットの発見も兼ねて、楽しみに待っています！

中孝介にはまっていた日々。

　♪花のように花のように　ただそこに咲くだけで美しくあれ　　人はみな人はみな　大地を強く踏みしめて　それぞれの花　心に宿す　「花」　2010年頃、薩摩焼酎「白波」のCMソングとして流れていたところで魅了され、一時期熱心に聞いていました。歌詞の中の太字部分は私がグッときた部分です。　また、同時期に同じく「白波」のCMで流れた「空が空」にも感激しました。「白波」は鹿児島県の人々の生活をテーマにしたCMを作っていたので、このCMは個人的に大好きです。　♪空が空であるように　雨が雨であるように　まして君に代わるものが　いったい何処にあるだろうか　「空が空」　これは織田信長の安土城築城をテーマにした映画「火天の城」の主題歌にもなりました。　先日、折があって久しぶりに聞いてみたところ、中孝介さんのゆったりとした歌声はいいなぁと久しぶりに感じた次第でした（大体全て「白波」のせいですが）。

全国統一小学生テストの試験監督！

　今日、私は全国統一小学生テスト（四谷大塚主催）なる模試の試験監督を務めました。試験会場となったのは府中市内の某ホテル。そのために今朝は6時起床、8時には試験会場に集合というかなり早めのスケジュールでした（昨晩0時就寝でした･･･）。　勤務先の個別指導塾が提携している集団塾の先生方と共同で小６生の試験監督を務めました。3時間以上に亘る長丁場でした。受験された生徒はお疲れ様でした。　さすが「全国」を名乗るだけあって、多くの小学生が参加します。前回試験（2015年11月）には全国約13万人の小学生が受験しました。さらに小３～小６までの成績上位50人には決勝大会に招待されるとのことです。模試に決勝大会があるのが驚きですが。　集団塾と共同で仕事に携わることはなかなか無いので、新鮮かつ緊張した気持ちで臨んだ試験監督でした。

2016年GW・高知＆関西旅行記（その１６・完）

　母の実家で夕食をいただき（その１５参照）、しばらく祖母と歓談したところで出発の時間となってしまいました。　高速神戸駅に向かい、阪神電車で三宮まで移動。そこから三宮バスターミナルまで歩きました。　　三宮バスターミナルのLCD掲示板。東京だとなかなか見れない九州方面行の夜行バスが多く発着しています。特に近鉄バスは遠距離の夜行バスの本数が多いです。　　２０：５５発　近鉄バス・おひさま号　宮崎行き（京都駅発）　京都駅～宮崎市間を約11時間かけて走る長距離バスです。　　２１：２０発　近鉄バス・トロピカル号　鹿児島行き（天王寺駅発）　本土最南端、鹿児島まで行く夜行バスです。東京発だと最長距離が東京～福岡間（西鉄バス・はかた号）になるので、さらに西に向かうことになります。　さて、私の乗る夜行バスが到着しました。　　２１：３０発　西日本JRバス・青春エコドリーム22号　東京駅行き　私はバスタ新宿（新宿駅南口）で下車します。　この青春エコドリーム号は私が関西へ移動する際によく利用する交通手段です。4列シートでリクライニングが浅めなのが難点だけど、片道運賃は（5日前までの事前予約で）最安3500円の日もあるという、安く移動したい時にはうってつけのバスです！　ただしこの日（5月3日）はゴールデンウィーク期間中で割引サービス停止中だったので、7100円と高めでした。　バスは三宮駅を出発後、新神戸トンネルで六甲山を越えて阪神高速に入り、宝塚方面へ。宝塚駅、京都駅で乗客を乗せ、いざ東京へ。　　京都駅出発後の車内。満席ですが、写真の通りにぎゅうぎゅう詰めの状態。結局、いつものようにバス車内では寝られず。しかも･･･。　5月4日　5時過ぎ　静岡県・足柄サービスエリア　大雨　未明のうちに天気が急変。大雨のために開放休憩だったにもかかわらず、SAのトイレに行くことを諦めました。結局、雨の状態のまま新宿駅に到着。真新しいバスタ新宿の降り場に降り立った際にはホッとしました。屋根付きの降り場になってて良かったと、心底バスタ新宿に感謝したのでした。　その後、小田急線に乗って無事帰宅。　　この旅行記は私の今までのブログ史上初の試みとして書いてみました。それは、家族や職場の同僚に紹介することを前提に書いてみたシリーズです。これまで全国様々な地域を旅してきて、家族や知人にも話をしましたが、ブログのアドレスまで公開して「是非読んでみて下さい」とアピールしたのは今回が初めてなのです。このことで、自分が独善的になってしまうのではないかと悩んだこともありましたが、一部公開よりかは全部公開した方が良いだろうという判断です。　これで四国4県は完全制覇。私の未踏の県は5県（佐賀、長崎、熊本、大分、沖縄）に減りました。でも東京から西へ遠い県ばかりで、旅費の調達をどうするか頭の痛いところです。最近は住民税の納税額が気になってしょうがない時期なので尚更です。　まずは来るべき7月の教員採用試験、8月の私学適性に備えて勉強しなければいけません。夏休みの夏期講習、そして2学期を乗り越えれば、私の大好きな季節、冬がやってきます！「この年末は絶対に九州か沖縄に行ってやる！」と決意表明をして今回の旅行記の筆を置きます。　以上、今回も北条響と共にお送りしました。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。　2016年GW・高知＆関西旅行記　～完～

清原に（執行猶予付き）懲役2年6か月の判決。

　シリーズで記事を書いている清原の裁判ですが(17日に初公判でした)、31日に判決公判がありました。　判決は、懲役2年6か月（執行猶予4年）。ほぼ求刑通りの判決でした。ただ、清原本人が求めていた保護観察付きとはならず、佐々木主浩氏など関係者たちによるサポートを受けながらの自助努力での更生を期待されました。　本人は強い決意を示してはいたものの、薬物は依存からの脱却が非常に難しいものです。覚せい剤は年齢とともに再犯率が高まり、40代での再犯率は72%にも達するそうです。日刊スポーツのアンケートでは57%の人が「更生は無理」と答えたそうです。残念ながら私もあまり期待できません。　清原被告、岸和田で出直す　故郷の病院で薬物治療へ（1日、日刊スポーツ）　覚せい剤取締法違反（所持、使用、譲り受け）の罪に問われた元プロ野球選手清原和博被告（48）に東京地裁（吉戒純一裁判官）は5月31日、懲役2年6月、執行猶予4年（求刑懲役2年6月）の有罪判決を言い渡した。清原被告が求めた薬物依存症更生プログラム付きの保護観察処分は「自ら治療は十分できる」と退けた上で、覚醒剤の関係者と縁を切り、治療機関などで回復を目指すよう求めた。清原被告は目を赤くして傍聴席に謝罪。関係者によると、清原被告は近く故郷の大阪に戻り、依存症治療に入るという。　「心が弱くなったら、お父さんの手紙を読み返してください。医療機関で治療を受けてください。覚醒剤の関係者ときっぱりと縁を切ってください。そして、息子さんたちのために、あなたが誓ったように、人の役に立つ存在になることを期待しています」。裁判官の言葉を聞き、清原被告は一礼した。そして突然、傍聴席に向き直り、しっかりした声で「このたびは誠に申しわけありませんでした」と頭を下げた。目は赤く潤んでいた。　判決後は、知人男性の運転する車で都心のマンションに入った。清原被告の関係者によると、近く故郷の大阪府岸和田市で両親に謝罪し、大阪で薬物依存症の専門治療を受ける方針という。ただ、この日は司法クラブが求めていた会見も行われず、3月17日の保釈時には発表された本人のコメントも、発表されることはなかった。　清原被告は、初公判と同じ紺色のスーツに白いワイシャツ、青のネクタイ姿で出廷した。「懲役2年6月に処する。執行は4年間猶予する」。判決を受けると、姿勢を正し、小さく一礼。腰の前に手を合わせ判決理由を聞いた。　裁判官は、執行猶予の理由について「甲子園を沸かせ、プロ野球を代表する打者として活躍した」と球界での功績を挙げた上で「大きく報道され、社会的制裁も受けた」と説明した。清原被告は薬物依存症の治療プログラム付きの保護観察を求めていたが、「自ら治療が十分にできる」と突き放し、保護観察なしの自発的更生を求めた。　今後に向け、裁判官から「覚醒剤をやめることは、お分かりのように容易なことではない。しかし、あなたは決して１人ではない」と言われると清原被告は大きくうなずいた。　清原被告は初公判で、父の手紙の朗読や息子たちのことを問われた際、何度も涙を流した。ファンやプロ選手を目指す子どもたちに謝罪の思いも口にした。「野球を更生に利用するのは野球に失礼」としながら「いつか野球にたどり着ければ」との思いも漏らした。　岸和田では、清原被告のために寛大な処分を求める480人分の嘆願書を集めた有志たちが待っている。しかし、一般社会に戻れば、覚醒剤再使用への誘惑は、法廷で流した後悔の涙を上回るかもしれない。父、息子たち、野球、そして「キヨハラ」に憧れたファン。わずかに残された大切なものを、再び裏切らないために何をすべきか。その具体的な道筋を清原被告はまだ、示せていない。　◆清原被告と岸和田　清原被告は生まれも育ちも岸和田市で、1974年に岸和田市立八木南小に入学して野球を始め、岸和田リトルリーグに入団。現役時代は、岸和田市の代名詞でもある勇壮な祭り「だんじり祭り」が行われる、９月に好調であることから「だんじり男」「だんじりファイター」とも呼ばれた。　◆岸和田市　大阪府泉南地域に位置する人口約20万人の市。岸和田藩の城下町として発展。明治以降は紡績やれんが製造で栄えた。岸和田の代名詞「だんじり」は、1703年に城内に京都の伏見稲荷を分祀（ぶんし）した際、五穀豊穣（ほうじょう）を祈って行われた稲荷祭が起源といわれている。清原被告は、現役引退後の11年に漫画雑誌「ビジネスジャンプ」（集英社）の連載漫画「だんじり」の監修を担当。ただ、今回の事件を受け、04年に市から贈られた「市民栄誉賞」の剥奪論争が起きている。　（引用終わり）　栄光を極めた地である関東を敢えて離れ、故郷に帰ることで心機一転頑張るという心境かもしれません。清原の厳しい道が、始まったと言えるでしょう。