2017年冬・北海道旅行記(その11)
北斗6号で洞爺駅に着いた私は早速、駅構内を確認。 洞爺駅の駅名標。駅番号はH-41です。これは本来、札幌駅から数えて41駅目という意味ですが、今年3月に美々駅が廃止されたために厳密には40駅目になります。 改札口を通ると待合室に出ます。特急停車駅でかつ観光名所・洞爺湖への最寄り駅ということもあり、清潔に保たれているように感じます。 外に出て、洞爺駅の駅名看板を撮影。 2008年洞爺湖サミット記念として、G8(当時)メンバー8か国の国旗とEUの旗が掲げられています。 駅を出て正面の道路。ここから見て右手側のバス停で洞爺湖温泉バスターミナル行きのバスを待ちます。 ここでは中国人観光客の一行(8人前後だったと思う)が洞爺湖に行きたいのか、バスを待っていました。しかし、待っている途中でも身内だけで中国語でベラベラとおしゃべりに集中していました。 洞爺湖温泉バスターミナル行きのバスが到着。道南バス(本社:室蘭市)による運行です。 この道南バスはアニメ「天体のメソッド」の作中で「DNバス」として何度も登場します。 後ろの出入り口から乗車し、整理券を受け取ります。 ところが、先ほどの中国人観光客のグループとバスで乗り合わせたのですが、彼らはマナーを全くわきまえていませんでした。 最初はこの緑色の車体の路線バスではなく、町内を周回するコミュニティバスに乗ろうとしました。そのコミュニティバスには「このバスは洞爺湖温泉には参りません」という注意書きが日本語と英語で書かれているにもかかわらず、全く確かめずに乗ろうとしていました。 さらに、写真の洞爺湖温泉行きのバスが到着したら、今度はバス前方のドア(降り口)から乗り込もうとしました。 バスは定刻通りに洞爺駅を出発しました。しかし今度は、車内に乗り込む際に整理券を取り損ねたのか、バス走行中に立ち歩いていた中国人男性がいました。それに対して運転士さんが必死になって「No,no,no!」と叫んでいました。道南バスも気の毒です。バス車内では日本語より中国語が目立つ始末。 私は彼らに対して思わず、「せめて英語の注意書きを読んでほしい」だとか「日本語または英語を勉強してから日本に来てほしい」と思いました。そして「マナーを守る気が無いのならば来ないで欲しい」と思ったのは初めてです。 私は大学院在学時に中国からの留学生(黒竜江省出身者が多かった)と知り合いになりました。彼らはマナーがどちらかと言えば良い方だったかと思います。また、東京にいると中国人と思われる人たちがコンビニや牛丼店などで働いていますが、彼らは一生懸命だと感じさせる仕事ぶりです。 そんな、日本国内で頑張っている同胞の名誉を傷つけてしまっている。マナーを勉強し直してから日本に来てほしい・・・と思ってしまいました。 洞爺駅出発から30分ほどで、玄関口である洞爺湖温泉バスターミナルに到着しました。 さあ、ここから本格的に私の「聖地巡礼」が始まります。