反省点しかなかった夏休み。
昨日で仕事がひと段落しました。今日で都内の多くの小中学校は夏休みが終わります。夏休み期間中の事実上最後の勤務日が昨日だったのです。 思えば、1日最大7コマ。深刻な人手不足の中、朝イチから最後のコマまでぶっ通しで授業を担当したことが何度あったか。 しかしその中で、疲労感からか、経験からくる気の緩みからかは分かりませんが、「自分は大分初心を忘れてしまっている」と感じました。まず、生徒と全く向き合っていないと感じたことがあります。例えば、どんな教材を使ったのか、どんな学習分野でつまづいたのか、といった過去の記録を全く確認していませんでした。次に、予習にかける時間がかなり少なくなってしまっているのではないか、ということです。1日最大7コマとなると最後は疲労感でいっぱいになってしまいます。それで授業の質が低下するという悪循環に陥ってしまっています。 学習予定表の記入も入社時と比較して雑になってしまっています。「このままじゃ『泥棒』や『詐欺師』呼ばわりされる」とT部長から警告されたこともありました。 自分の中から向上心がすっかり消えてしまっている気がしまいました。後輩の方がランクが上となると悔しいです。 そもそも私はなぜ今の会社に入社したのか。それは経営理念の一つである「本気」に惹かれたからです。2013年当時、私は「本気を出す!」と宣言しました。教職志望だというのにいつまでも派遣の仕事を続けるわけにはいかなかったから、というのもあります。しかし、一番の理由は「何にでもいいから、物事に本気になって取り組みたい!」という気持ちが強かったからです。 もう一度その頃の気持ちを思い出して、行動をしていきたいです。