2018年への抱負。
私個人の感想として、2017年は本当に苦しい1年になりました。 特に、人間関係の構築だとか他人の気持ちを察するといったものが、自分の苦手な分野なんだと明らかになった1年でした。うすうす気づいていましたが、「教員を目指すために必要な要素が欠けている。ひょっとして自分は教育者に向いていない可能性がある。ひょっとしてこの数年間、自分の追ってきた夢は間違っていた!?」・・・だとしたらショックでした。 私は11月になってから、他の職種への転職を真剣に考えるようになりました(11月13日の日記)。新宿のハローワークにも出向き、適職診断も受けました。今の心境を言うと(応援してくれた人たちを裏切ることになるけど)教員への夢なんて半ばどうでも良くなってしまっています。自分のポルトガル、ベルギーへの旅行での経験。アニメ「きんいろモザイク」が私に見せてくれた夢。それは「英語は世界をつなぐ」というものだと思います。しかしそれをもってしても、挫けそうになりました。 東京都の教員採用試験を5年連続で受験していますが(受験教科は違えど)、いずれも1次試験(筆記)で不合格。兵庫県はあと一歩まで行けたけど、最終試験(面接)で不合格(合格ラインに遠く及ばず)。私は学部生の就職活動の時期から、面接で通ったためしがほとんどありません。例外なのが、現在の学習塾の講師としての仕事と、都内の私立高校での非常勤講師としての仕事で、それぞれ面接を通過したことでした。 私には英語の教員免許(中学・高校)習得が目前に迫っています。そして、高校・地理歴史の教員免許の更新時期も近づいています。手続きを3月までに進めた上で、あわよくば面接も突破して、教員としてもう一度挑戦したい。 一方で、他職種への転職では、自己分析や業界研究を進めていきます。あとは、(面接に向けての)理論構築と、気の持ちようを、ハローワークのスタッフさんと協力して進めます。 「どうせ死ぬまでの暇つぶしだもん。残された時間を過ごすのならば、楽しく暇をつぶそうよ」 今年はその考え方に気づかれました。自分の特性を最大限に活かした仕事の方がやりやすいのは当然です。 私の脳裏には、次のセリフが思い浮かびます。 「Nishiken、や・め・る?」 (元ネタ:アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」第2期第7話) 「・・・せっかくここまで考えをまとめたんだもん。この程度の男で終わっていいわけがない。結婚では弟に先を越されちゃったし、自分の性格からして結婚は半分諦めているし。・・・でもまずは、両親を安心させたいと思います。どんな職業にしても、まずは正規採用の職を探します」 あくまでも教員という道と、それ以外の職種をゼロベースで考えて見つけていく道と。 「二兎を追う者は一兎をも得ず」とよく言うけど、2018年は敢えて二兎を追ってみます。これが私の抱負です。年明け、英検は準1級に挑戦します。教職教養も勉強し直します。 2018年は、今の会社で6年目のシーズンになる年です。もういい加減、ランクアップします。今の部署の惨状を見ると、「自分もまだまだだ」と自覚せざるを得ない箇所が多数あります。 そしてもう一つの決意。それは、遅くとも2019年春に、東京から出て行きます。福岡県に引っ越すことを前提に計画を立てます。 私は秋に、福岡県で教員として働くことを視野に入れて資料を集めてきました。また、教員以外の職種に就くことになったとしても、九州を拠点にして生活したいです。 なぜ福岡県なのか。 1:チャンスのある場所でやっていくしかない、と考えたこと。 →東京には全国から優秀な人がたくさんやってきます。私のようなスペシャリストではなく、ジェネラリストが求められているかと思います。 福岡をはじめとする九州各県では昨今、深刻な教員不足に悩まされています。「都落ち」とバカにされるのは覚悟の上です。「やっぱり東京から来たヤツは違う。」そんな風に頼りにされるために、社会人としての仕事の仕方を身に着けます。 2:「福岡県独自の指導方法」が分かりやすかったから。 →「鍛えて、ほめて、子どもの可能性の伸ばす。」正直に書くと、現在私が勤めている塾のスローガンに通じるものがあるからです。生徒は苦しいながらも難しい問題に取り組んでいる。時には投げ出すかもしれない。時には教師に反発し、険悪なムードになるかもしれない。 でも、子どもに対して様々なことに興味を持たせるきっかけを作るというのは、教師として最大の醍醐味だと考えています。 私自身、情報の好き嫌いが激しいです。テレビドラマや現実世界のアイドルには見向きもせず、アニメばっかり見ている。でも、それは少しずつだけど直さなければなりません。 私の趣味ともなっているアニメ大量視聴は、引き続き大幅に我慢せざるを得ないでしょう。こうしている間にも、受験生は年末年始休みを返上して勉強に励んでいるのですから。人によっては難しい過去問に取り組んでいるでしょう。 自分が彼らにはっぱをかけているくせに、自分が死ぬ思いでの努力をしないのはどうか、と。まずは、1日10分からでいい。10分→15分→30分→1時間→1時間半→2時間・・・というようにどんどん伸ばせばいい。英語の勉強、社会科の勉強、教職教養の勉強、論作文の練習・・・やらなくちゃいけません。 2017年大晦日のまとめ。 私は2018年を、二兎を追う1年間にしたいです! 本年も当ブログ「Nishikenのホームページ」をご覧いただき、ありがとうございました。皆さんにとっても、2018年が笑顔あふれる1年間でありますように。