2018年春・福岡視察(その6)
前回の記事・・・(その5参照) 博多駅。昨年の夏、新幹線で東京に帰る際に利用したわけですが、在来線の部分は一度も見ておりません。そこで博多駅在来線のりばやJR九州の特急を簡単に紹介します。 写真の駅名標は在来線(JR九州管轄)のもの。博多祇園山笠をイメージしたものです。 博多駅(在来線)は島式ホーム4つ、のりばが8つあります。新幹線は島式ホーム3つ、のりばが6つあります。16番のりばというのはおそらく九州最大ののりば番号ではないかと思います。 15:11発 普通・篠栗行き(5644H列車) 8番のりば 福北ゆたか線(篠栗線)の電車です。博多駅から篠栗線、筑豊本線を経由して走るルートで、飯塚、直方に向かいます。2001年に電化され、通勤路線として変貌を遂げています。 15:15発 特急かもめ83号・長崎行き(8053M列車) 4番のりば 787系によるかもめ号。この便は土曜・休日限定で走る臨時列車です。 かつては鹿児島本線の特急つばめ号専用だった787系も、2011年の九州新幹線全線開業で九州の至る所へ散り散りになりました。ある車両はこのように長崎本線の特急かもめ号に充当されたり、またある車両は宮崎方面へと転属したりしました。 15:19発 特急ソニック35号・大分行き(3035M列車) 3番のりば 883系によるソニック。博多~大分~宮崎間を結ぶJR特急はかつては「にちりん号」でしたが、この「ワンダーランド・エクスプレス」という愛称を持つ883系(振り子式電車)の登場により、大幅なスピードアップが実現しました。 博多~大分間を結ぶ特急ソニックは毎時2往復が運転されています。これは全国のJRのなかでも高頻度な運転です。毎時2往復のなかには停車駅が少なめの速達便と、停車駅が多めのものがありますが、このソニック35号は停車駅が多めのものです(香椎、戸畑、宇島にも停車)。 この後、しばらく改札外に出て、博多バスターミナル内部をぶらぶらしました。その後はすぐ駅構内へ。この日の宿は小倉駅北口の東横インだったので、小倉へ帰らなければなりません。「西鉄の高速バスを使ってみようか・・・?」とも考えたのですが、博多駅から天神へ出るのにまたお金がかかるのが嫌なので、博多駅からJRを使いました。 16:03発 区間快速・小倉行き(福間から普通、3244M列車)2番のりば 813系による6両編成のこの列車は鳥栖始発。うち、快速運転する区間は博多~福間間のみとなります。今年3月のダイヤ改正で準快速が廃止されるなど、大幅な減量ダイヤとなりました。 赤間~教育大前間にて。 この電車は途中の赤間で後続の特急(ソニック39号)に追い越されました。 再び小倉駅です。1日中移動しかしていなかったので、一旦ホテルで休むことにしました。 (その7へ続く)