転職前日。
本日をもって、児童自立支援施設を退職しました。明日からは北九州市内の公立中学校の常勤講師として働くことになります。 7月下旬、北九州市教育委員会(教委)から私を「臨時任用教員としての起用を前提に検討中」という連絡をいただきました。8月16日(火)に教委から赴任先の中学校を紹介されました。また、赴任先の校長と電話で面談させていただきました。その後、29日(月)に私は初めて赴任先の中学校を訪問。校長先生との(対面での)面談、前任の担当の先生方からの引継ぎ、事務局から書類提出の案内・・・と、たくさんありました。高校と中学校では。学習指導や生徒指導などで勝手が違うので、気を引き締めて仕事に取り組みます。 さて、自立支援施設での(職員のみの)終礼に出席した際、私は支店長から「お別れの挨拶」を求められました。当たり障りのない挨拶をした後、引き継ぐべき書類を先輩たちに引き継ぎ、持って帰るべき私物を全て持って帰りました。帰りのバスに乗車中、私は「・・・短いようで長かった」と思いました。 私は、この職場では足手まといでした。「教育と療育の違い」「授業と支援の違い」に苦しみ、学校の先生としての経験がほぼほぼ通用しなかった。飲食店にたとえると、うどんを注文したつもりなのに、スパゲッティが出てきた。もう、この職場には何も残さないつもりで退職しました。 アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」第1期第12話を思い出します。 参考リンク:あにこ便 静岡県沼津市からやってきたAqoursのメンバーが、東京都千代田区の音ノ木坂学院にやってきた時のことです。アイドルグループ「μ's」のことを知りたくて沼津から上京してきたけど、μ'sの名残となるモノ(メンバーの私物、大会優勝の記念品など)は、今の音ノ木坂には何も残っていませんでした。「物なんかなくても、心は繋がっているから」とのことでした。まさに立つ鳥跡を濁さずでした。 でも「心では繋がっている」とは、学生時代の仲間だから言える言葉だと思いました。働く社会人だったら、退職した人とはほぼ「さようなら(もう二度と会うことは無いだろう)」です。すごくドライな人間関係ですね。私も東京で経験しました。「元上司の〇〇先生は・・・、退職されました」と電撃的に知らされたこともありました。 明日からは気持ちを切り替えて、明るく前向きに情熱を持って仕事に取り組むことを誓います。だって、退職までして教員に復帰したのだから。F1ドライバーでいうと、ニコ・ヒュルケンベルクのようなスーパーサブでもいい。代役でもいいから、与えられた役割をこなします。