2022年のまとめの一言。
今年も残すところ、あと6時間あまりです。皆さんはこの年末年始をいかがお過ごしでしょうか。 私が選ぶ2022年の漢字は「曲」です。 選定理由は今月27日の日記をご覧ください。 私にとって2022年とは、文字通り紆余曲折の1年間でした。 4月に転職した職場では、私個人の信念を貫き通した結果、疎外感や息苦しさを感じました。会社が歩みたい未来と、私が歩みたい未来が全然違ったら、正社員として働いていても苦しいことになる、と痛感しました。正社員とは、その会社の幹部候補生です。またはその会社の(文字通り)中心的人物になることを期待されている職員のことです。私には、その会社の「中心的人物」になるつもりは全くありませんでした。だから、8月末でその会社を退職したことに一切未練はありません。 9月、私は講師として学校現場に復帰できました。ご縁とタイミングが合って、いただいたチャンスだったと思います。 毎朝6時に起床。遅くとも7時半に学校に到着。職員会議、授業、給食指導、部活動の監督、生徒指導、(私独自に書く)日報の記入・・・などが終わったら、午後6時過ぎ。午後7時頃に退勤・・・という流れも当たり前になりました。 でも私は、時間だけ見ればハードスケジュールになったとしても、前職とは比べものにならない程の充実感を感じています。 アニメ「ひぐらしのなく頃に・卒」の最終話では、古手梨花と北条沙都子が名古屋駅でお別れする場面が描かれています。地元・雛見沢村を離れて上京する梨花と、雛見沢村に残る沙都子。幼馴染の2人は高校進学を機に、別々の道を歩み始めました。たとえ親友同士、兄弟だったとしても、いつかは必ず(何らかの形で)離れ離れになります。私の両親も、そして私たち兄弟もそうでした。 北条沙都子は呪縛から解き放たれて、誰の言いなりでもない、誰の価値観にも支配されない「自分の人生を歩む」ことになったのです。 「ピカソはピカソ。私は私」 これは昨年の大みそかの日記で紹介した言葉です。その言葉を改めて嚙み締めます。 2023年が、皆さんにとって、笑顔の多い1年になりますように。