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2024.04.07
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カテゴリ:日常
昨日、改正健康増進法でお店での受動喫煙防止についてお話しました。
今回は、ちょっと法律から離れてタバコについて触れていきたいと思います。
 
ご存知の通りタバコは、様々な病気の原因になると言われております。
呼吸器内科の先生と話をする機会が多いのですが、治療に難渋する一つに喫煙があるとおっしゃいます。
呼吸器疾患の場合、まず禁煙治療から始めるとの事です。
「喫煙はがんをはじめ、脳卒中や虚血性心疾患などの循環器疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)や結核などの呼吸器疾患、2型糖尿病、歯周病など、多くの病気と関係しており、予防できる最大の死亡原因であることがわかっています。」
また、タバコにはポロニウム210という放射性物質が含まれているそうです。
喫煙者はもちろん、副流煙などで受動喫煙すると肺から内部被ばくしてしまいます。
さらに近年話題になっているPM2.5ですが、全面禁煙の飲食店以外では、ほとんど全てでPM2.5濃度が100μg/㎥を超えており、自由喫煙の居酒屋では700μg/㎥にも達していたデータがあります。
ではPM2.5はどのくらいになると人体に影響があるのでしょう?
米国の環境保護庁が作成したガイドラインによると、66μg/㎥を超えると危険、151μg/㎥を超えると大いに危険、そして251μg/㎥を超えると緊急事態とされています。
ちなみに、福岡県の場合、70μg/㎥を超えると予測される場合、注意喚起を行い市町村・関係機関等へ通知を行うそうです。
 ※​福岡県HP
 
さて、今回はタバコについてお話しました。
改正健康増進法により、受動喫煙する機会は減ったとはいえ、注意が必要ですね。
現在は、禁煙の為の様々な薬剤もあります。
喫煙されている方は、ご自身と周りの人の健康を考えて禁煙されることをお勧めします。
 








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最終更新日  2024.04.07 20:39:41
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