|
テーマ:不動産投資(60)
カテゴリ:FP業務その他
2週間前にNISAやiDeCo以外の投資として、定期預金、金や外貨についてお話しました。 今回は不動産投資について簡単にお話したいと思います。 皆さん、不動産投資と聞いてどう思われますでしょうか? 「危なくなかか?」「金持ちの投資?」など様々な印象をお持ちだと思います。 ココでは一般的なFPの知識としての不動産投資について記述します。 まず、不動産投資のメリットですが、不動産はインフレに強いという特徴があります。 物の値段が上がり、貨幣の価値が下がる現象ですが、不動産は「物」です。 しかも土地などは基本無くなりません。 建物も現物資産となり、家賃などは長期間の安定した収入が得られます。 また、相続税や場合によっては所得税・住民税を減税することができます。 ここまで聞くと「不動産よかやん!」と思われるかもしれません。 が、もちろんデメリットも存在します。 まず、購入段階から素人が物件を見極めるのは難しいという問題があります。 もちろん、良心的な業者で、ちゃんとした物件(価格に見合った)であれば良いのですが、ヤバい業者もいますので、見極めが必要です。 その為には、自身も勉強しないとダメです。 また、空室リスク・老朽化リスク・災害リスクがある事はお分かり頂けると思います。 あと重要なのは、不動産は単価が高く、多くの場合資金調達(借金)が必要なケースがあります。 その場合、金利上昇リスクも考えないといけません。 さて、今回は、不動産投資に関してお話しました。 インフレに強い現物資産として魅力的です。 値上がりした物件を売却して大きな利益を得る事も可能です。 ただ、何も勉強せず、業者任せだと逆に大きな損害を被ることもあります。 ちなみに、その様なリスク回避のため、少額から始められるREIT(不動産の投資信託=多くの投資家から資金を集め、複数の不動産に投資し、利益を分配する)と呼ばれるものもあります。 不動産投資は、分散投資や相続対策の一つとしては手ですが、ご自身に合っているか慎重に考えましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.06.29 16:58:05
コメント(0) | コメントを書く
[FP業務その他] カテゴリの最新記事
|