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2024.07.13
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テーマ:外国為替(567)
カテゴリ:FP業務その他
本日から3連休、3回シリーズでFPとして、為替についてお話します。
先日、新しい紙幣が発行されましたね。
普段我々日本人が国内で使う通貨は主に日本円ですよね。
概ね国内で生活するには日本円以外を使う事はあまりありません。
では、世界では現在どんな通貨で取引されているのでしょうか?
今回は、BIS(国際決済銀行)の2022年調査の結果を見てみましょう。
 
このBIS調査、3年に1度外国為替市場に関して実施されるものです。
まず取引額の第1位は、もちろんUSD(米ドル)です。
シェアは44.2%。
第2位は、EUR(ユーロ)で、シェアは15.3%。
第3位は、JPY(日本円)で、シェアは8.3%。
第4位は、GBP(英ポンド)で、シェアは6.5%。
いわゆる世界4大通貨と呼ばれる上位4通貨で取引額の約75%を占めます。
この割合は、ここ20年ほど、若干の上下はありながら変わっていません。
ただ今回の報告で特筆すべきは、CNY(中国人民元)が、前回調査8位から5位へと順位を上げた事ですね。(前回シェア2.2%→今回3.5%)
主にUSDとの取引額の大幅増加によるものです。
 
さて、今回はBISの報告から、世界ではどんな通貨で取引されているのか?をご紹介しました。
CNY(中国人民元)の動きが気になるところですが、USD(米ドル)との取引が殆どであるところを見ると、現状今後も機軸通貨としてUSDを中心に動いていく事が想定されます。
ちなみに、為替市場のシェアは、世界5大市場と呼ばれる、ロンドン38.1%→ニューヨーク19.4%→シンガポール9.4%→香港7.1%→東京4.4%の順で取引されています。
さすが古くから世界の金融の中心の英国ですね。
ヨーロッパの活動時間に市場が開いているもの要因でしょうね。
 








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最終更新日  2024.07.13 15:28:09
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