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テーマ:外国為替(567)
カテゴリ:FP業務その他
前回は世界で取引されている通貨についてお話しました。 今回は、昨今ニュースでも取り上げられている円安について、「なんで円安になると?」の疑問にFPの知識としてお話したいと思います。 そもそも円安ってどういう意味でしょう? 円安とは、海外の通貨に比べて円の価値が低くなる事ですよね。 主に取引されるUSD(米ドル)に対して円がどう?って使われる事が多いです。 円安になる要因は多々ありますが、一般的に言われるのが「金利差」です。 日本は永らく0%金利ですし、2024年現在引き上げても0.25%です。 ところが、米国は4~5%で推移しています。 単純に100万円を円で持つのか、ドルで持つのかによって、1年間で4~5万円、10年間で40~50万円の差がつきます。 どちらのポジションで資産を保有しますか? 多くの人がドルで持つ事を選択するでしょう。 すると相対的にドルの価値が高まり、円の価値が下がる、「円安」ですね。 ただ、今回の円安はそれだけでは無い様です。 いわゆるヘッジファンドなどの投機的円売りも大きな要因の一つだという専門家もいます。 この辺りの理屈と要因は複雑過ぎますし、正直予測は困難です。 だから為替は難しいんですよね。 諸国の経済・軍事・政治も絡んできますし・・・。 さて、今回は「なんで円安?」ってなテーマでお話しました。 「やっぱドルで持つのが良かやん」と思われたかもしれません。 しかし、為替は読めません。 逆に円が高騰するかもしれませんし、更に円安が進むかもしれません。 どちらになっても良い様に、分散して資産を持つ事がリスクヘッジとなるかもですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.07.14 17:59:06
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