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テーマ:失業保険について教えて!(15)
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前回、失業保険について記事を書きました。 では、この失業保険、いくらくらいもらえるんでしょうか? 今回は、失業保険の受給金額についてお話したいと思います。 失業保険の受給金額は、1日あたりの金額(基本手当日額)と給付日数で決まります。 基本手当日額は、退職日直前の6か月に貰っていた賃金(半年分)を180で割って出した賃金日額の45~80%(年齢・賃金により変動)です。 この基本手当日額には上限があり、6,835円~8,355円(年齢により区分)となっています。 例えば、60歳で定年を迎え、失業中、退職前に月40万円もらっていた人の場合、 40万円×6か月÷180日=13,333円、これが賃金日額、これに60~64歳11,120円~15,950円枠の賃金日額の給付率45%をかけると、6,000円となります。 この6,000円が基本手当日額(1日にもらえる受給額)です。 これに受給日数をかければ全体の受給金額が分かります。 受給日数は、自己都合退職の場合、被保険者期間10年未満で90日、10~20年で120日、20年以上で150日です。 会社都合退職の場合、年齢と被保険者期間により90日~330日と受給日数が変わります。 先の例の場合(勤続年数20年以上とすると)、定年退職なので、会社都合となり、240日の受給日数となります。 よって、6,000円×240日=144万円がトータルの受給額となります。 さて、今回は、失業保険いくらくらいもらえるってお話をしました。 退職前の賃金や被保険者期間、それと年齢で変わってくるって事が分かったと思います。 ちなみに受給開始までには受給資格決定日(求職申込+離職票提出日)から7日間の待機期間があり、自己都合退職の場合、さらに2ヶ月待たなければなりません。 会社都合の場合は、待機期間満了日の翌日から失業保険の支給が始まります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.10.13 19:52:02
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