時を待つ
上半期が終ろうとしている。特に4月~6月にかけては,会社の経営者として公私共に心身疲れた。営業上の度重なるミスとトラブル、なかなか上手くいかない新事業、そして信頼していた人間の裏切りなど。かなりのダメージはあるが,いつまでも落ち込んではいられない。今,水面下で動いているものが,この夏に芽を出すはずである。弊社の決算は10月であるが(去年同様)今年も黒字に持っていくために全力でやるしかない。今は,ただ時を待っている。松下先生の「道をひらく」の中にある「時を待つ心」をさっき読んだので,ここに記したい。■時を待つ心何ごとをなすにも時というものがある。時-それは人間の力を超えた、目に見えない大自然の力である。いかに望もうと、春が来なければ桜は咲かぬ。いかにあせろうと、時期が来なければ事は成就せぬ。冬が来れば春はま近い。桜は静かにその春を待つ。それはまさに、大自然の恵みを心から信じきった姿といえよう。わるい時がすぎれば、よい時は必ず来る。おしなべて、事を成す人は、必ず時の来るを待つ。あせらずあわてず、静かに来るを待つ。時を待つ心は、春を待つ桜の姿といえよう。だが何もせずに待つことは僥倖を待つに等しい。静かに春を待つ桜は、一瞬の休みもなく力をたくわえている。たくわえられた力がなければ、時が来ても事は成就しないであろう。時を得ぬ人は静かに待つがよい。大自然の恵みを心から信じ、時の来るを信じて、着々とわが力をたくわえるがよい。着々とわが力をたくわえる人には、時は必ず来る。時期は必ず来る。待てといわれればなおあせるのが人情である。だが、自然の理はわがままな人情には流されない。冷たいのではない。静かに時を待つ人には、暖かい光を注ぐのである。おたがいに時を待つ心を養いたい。(松下幸之助「道をひらく」より)今の自分は,ひたすら頑張って全力で頑張って、そしてひたすら我慢して耐えて耐えて、ギリギリまで静かに時を待つ心境です。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - あなたのインターネットビジネスをサポートします! ↓ ↓ ↓ ↓ 【株式会社ニシノ・アイティ・オフィス】HP ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~