Tatsuya Nishiwaki Infinite

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  下ちゃん家でパーティー&V-Piano

  ベーシストの下野人司君のホーム・パーティーに呼んでいただき、行ってきました。下野君というひとは、料理の達人でもありまして、厨房で、常に手料理を作りながら、極上のお酒とともに、それを振舞ってくれるんです。で、その料理の美味いこと美味いこと!!!!どんな料理が出てくるのかというと・・ロースト・ビーフ手こねハンバーグ悶絶するような美味さです。骨のついた肉まさに肉系エンタテインメントと言えるのではないでしょうか。他にも、ミネストローネとか、カルボナーラとか、とにかくどんどん出てきます。すばらしい手際!!!!　そして、全部美味い!!!!!!そして、気がつくと、このひとがピアノを弾いてたりするんですね。僕もこのあと、ハーモニカで乱入して、ウッド・ベースを弾く今剛さんとともにセッションしましたよ!!下の画像は、パーティーに参加した皆さんと・・めっちゃめちゃ楽しかったです!!!!!それにしても、すばらしい下野君の博愛精神。下野君に、すてきな彼女が見つかることを、心から願っています。話はかわりますが・・ローランド社の傑作のひとつ、V-Pianoがとうとうアップグレードして、V-Piano Evolutionになりましたね。このV-Piano、USBの差込口が、前面と背面にも付いていて、発売当初から「発売後もガンガンにアップグレードする気まんまん」な製品でしたから、とても楽しみにしていました。で、これが、とっても良いんですよ。上の画像に写っているCD-ROMは、エディター・ソフト用なので、実質アップグレードは、その下に写っているUSBメモリーだけでできます。すごい時代です。今回のアップグレードで、新たに、基本の音色が4種類追加されました。ひとつひとつ見ていきましょう。Vertical:弦が垂直(vertical)になっている・・つまりアップライト・ピアノの音色ですね。もともとのサウンドにうねりがあって、包み込まれるような温かみのある、優しい音色です。Impactance:パワー感のある音色。力強いアタックと、キーオフ・レゾナンス（鍵盤を離したときに発する離鍵ノイズ）が強めに設定されていて、いやがおうにも、鍵盤から指を離す、という行為をすごく意識させられて良いです。リズミックなプレイにもばっちりだと思いました。Triple Large:アコースティック・ピアノというのは、「1鍵ごとの弦の数」とか、「必要充分な弦の長さ」とか、実は技術上の不合理な問題をいっぱい抱えている楽器でして、そんな問題のいくつかを、デジタル技術で解決しちゃいました、みたいな音色。つまり、全ての鍵盤が3本弦で、めちゃめちゃ長い弦長という、アコースティックの技術では実現が困難な音色です。弦長がめちゃめちゃ長いからなのか、基音成分が充実していて、低音は特に豊かです。そして、長いサステイン。Metallic SB:きらびやかで好きです、この音色。キラッとした金属的な倍音が、タッチによって、いい具合に暴れてもくれるので、ピアノが吼える感じも出せます。弱音時のサウンドも情報量が濃密で、実は、この音色を一番使うかもです。こうした基本の音色を、更に、自分好みにどんどんエディットして、劇的に変化させられるので、可能性はものすごく広がります。今年も、V-piano、使いまくることになりそうです!!!!

  2010/01/28

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  LIV MOON関係。

  このブログを見て下さっている方の中で、LIV MOONユーザーの方がどのくらいいらっしゃるのか、全くわからないのですが、先日、アルバム発売後初めて、ファンの方からこのブログにコメントをいただきました。マジンガーZZさん、ありがとうございます。「ずっとLIV MOONを応援します！」とのこと、ほんと、よろしくお願いします!!!!また、「もっとLIV MOONをメディアに出してほしい　もっと積極的に売り込んでほしい。」とのこと。これに関しても、現在がんばっているところです。ひとたび土俵に上げてもらえれば、充分に勝負できるという自負はあるんですが、いかんせん、その土俵に上がるのが難しいでも、例えば、「LIV MOONを番組に出してほしい」というような、ファンの皆さんからの投書がメディアにあったとして、それが、そのメディアが無視できないくらいに多数となったとしたら・・ひょっとして、何かが動くかもしれませんね。さて、そんなLIV MOONなんですが、現在、プリ・プロダクション段階ながらも、次回作のレコーディングが始まっています。どんな曲なのかは、まだ言えないんですが、とにかく次回作が作れることになったんですよ!!!!もちろんメンバーも変わらずです!!これも、1stアルバムを買っていただいた皆様のおかげです!!!!!ありがとうございます!!!!!!!!!!　まだ買ってない皆様、是非買ってね話は変わるんですが、ちょっと太めの輪ゴムが、偶然、机の上で下の画像のような状態になっていました。豚鼻的状況それと・・三重県某所で、ナンパしました。海女さんです。「男はやっぱり漁師でしょ!!!!」というような女子の意見を聞いたことがあります。私たちは、男女を問わず、ハンターというものに魅かれるということなのでしょうか。だとすれば、それは、「漁師力学」と言えるのではないでしょうか。

  2010/01/17

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  あけおめ2010!!!!

  皆様、本年も当ブログをよろしくお願いしたします!!!!!!!!!さて、昨年末、日テレの「歌スタ」のスペシャル番組に出させていただいた際、あるコーナーで、クロマティック・ハーモニカを演奏したんですが、ひょっとして「見た」っていうひと、いらっしゃるかもしれないですね。で、当ブログ掲示板で、翠瑛さんからのご質問にもあったんですが、あのとき演奏していたハーモニカが、当ブログでも、ご紹介させていただいた、SUZUKIのSIRIUSなんですよ。僕もOA見ましたが、収録時、汎用のワイヤレス・マイクでの収録だった（つまりハーモニカ専用マイクでなかった）にもかかわらず、結構いいサウンドで収録されてたんではないでしょうか。そんなわけで、今年も幅広い（そして、ときに超マニアックな）話題でお送りしちゃうかもな、このブログですが、ことよろ!!!!!!!!!!!!!!

  2010/01/02

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  楽譜を買ってきた。

  皆さん、このクリスマスはいかがお過ごしでしたか?僕は、自分へのプレゼント、って感じで、3冊の楽譜を買ってきました。実はクラシック楽譜マニアな俺一番右は、プッチーニのオペラ「トゥーランドット」の中の有名曲、「誰も寝てはならぬ」の部分を抜き出したもの。「何その曲?・・」って思われるかもですが、この曲、あの、荒川静香さんのイナバウアーのバックで流れていたり、TVでBGMでいろいろと使われてたりして、きっと皆さんもご存知な、とっても美しい曲なんです。で、真ん中の楽譜が、同じくプッチーニのオペラ「ジャンニ・スキッキ」の、こちらは、オペラ全体のオーケストラ・スコア。「私のお父さん」という曲が、このオペラ中では特に有名ですね。これもとっても美しい曲で、サラ・ブライトマンとか、ほんと様々なソプラノ・シンガーたちが、勝負曲としているような曲です。で、この曲、唄が始まって数秒のところで、シンガーが高音を自由に伸ばして、それに伴奏も追従するところが印象的なのですが、実際、楽譜を見てみると、その部分に「音を伸ばせ」とかっていう指示は一切ないんです。これは驚きでした。おそらく、この音楽の初演当時から、脈々と歌い継がれてきたやり方なのでしょう。作曲家もその辺は、プレイヤーの判断に任せたのかもしれません。まさに、楽譜だけでは、音楽はできない、っていう良い例だと思いました。ただ、当のプッチーニが残した、唯一の情報がこの楽譜なら、「あえて音を伸ばさない」という選択肢も我々にはあるわけで、こんなところにも、僕はクラシック音楽の面白みを感じてしまいます。実は僕、クラシック大好き人間でありながら、今まで、オペラというものに、それほどのめりこんだことがなかったんですが、これを機に、って感じです。いまだに未踏なものがいっぱいあるって、とってもすてきなことですね!!!!さてさて、写真の一番左に写ってる楽譜は、ルロイ・アンダーソンの曲集。「そりすべり」とか「タイプライター」とか「ラッパ吹きの休日」とか有名どころは全て網羅されています。しかも、オーケストラではなくピアノ・ソロ用。アンダーソン本人による編曲のようです。今まで、こんな楽譜があるとは知りませんでした。ピアノが弾けるひとなら、今の季節「そりすべり」とか弾いてみたくないですか?そんなわけで、今年のクリスマス、僕は、誰とも会わずに、家で「そりすべり」練習してるうちに終わってしまいました・・で、この編曲、ピアノで比較的簡単に演奏できるようにアレンジされているので、原曲（オーケストラ・ヴァージョン）の裏メロが省略されていたり、響き的にちょっと物足りない部分もあったりして、そういう音をできる限り付け足して、手を加えながら弾いています。これが楽しいんですよ。いやあ～マニアックな話題で、ほんと申し訳ないっすそんなわけで、来年も、「そり」はすべっても「演奏」はスベらないように精進していきたいものです。

  2009/12/26

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  都内某所。

  12月16日に発売になったLIV MOONのファースト・アルバム「Double Moon」、オリコン・デイリー・チャートで、なんと25位になったそうです!!!!　ワオ!!!!買っていただいた皆様、ありがとうございます!!!!!!!!さて・・電飾がきれいな季節になりましたね。夜間はあんなにきれいに見える電飾ですが、昼間は一体どうなっているんだろう・・?って、皆さん思ったりしませんか?（う～ん、俺だけかなあ～）まあいいでしょう。そんなわけで、都内某所で撮ってきました。「昼間の電飾」。ギャラリー風にお届けしたいと思います。まずはこんな1枚。まあ、普通こんな感じですよね。で、これはこれで、結構グッと来るものがあるなって思ってしまったんですよ。特に、幹から大きな枝が枝分かれするあたり・・なにか、強烈な人為、みたいなものを感じます。木に、電飾を巻きつける職業、そしてその達人が、きっと存在するわけですよね。もう少し、近寄ってみましょう。インダストリアルな感じの人工物と、自然の樹木とのコンビネーションが、なんか未知の生命体っぽくて、かな～りグッと来ちゃうんですが、どうすか、皆さん。さらに、こんなのも・・・なんかかっこいいっす。さらに・・未知の生物っぽく(?)加工・・苦労したわりにかなり微妙・・気を取り直して、イラストっぽく加工・・話はそれますが・・下の画像は、都内某所で撮影した、看板。ほぼ100%の確立で、「おんやさい」ですよね。でも、まかり間違って、「オニャサイ」だとしたら・・結構かわいいと思う。それから、下の画像は、都内某所で撮影したアパート。どう考えても、「コーポ ツチヤ」だと思うんですよ。きっと、大家さんが土屋さんて名前なんでしょう。でも、まかり間違って、「コーポッチャ」だったとしたら・・かなりかわいいと思う。

  2009/12/18

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  二井原実氏&佐藤竹善氏。

  巣鴨デラックスさん、当ブログはリンク・フリーです!!!!さて、11日、12日と続けてライヴだったんで、リポートします。まず11日はBar X.Y.Z.→Aで行われた、二井原実氏の「オーティス・レディング　トリビュートライヴ。オーティス・レディング、言わずと知れた、激情系ソウル・シンガーのパイオニアだった方ですね。そのトリビュート・ライヴを、あのLOUDNESSの二井原さんが・・?って、意外に思われるかもしれませんね。でも、よくよく考えてみると、例えば、フレディー・マーキュリーとかポール・ロジャース、ディヴィッド・カヴァーデイルや、はたまたポール・マッカートニーに至るまで、バリバリに優れたロック・シンガーって感じのひとが、実は、ソウル、ファンク等のブラック・ミュージックが大好き、ってこと、よくあるんですよ。っていうか、そういったブラック・ミュージックのルーツがあるからこそ、ロックというジャンルをより多層的に奥深く歌いこなせるのではないか・・とすら思います。ですから、今回の二井原さんのライヴのお話をいただいたとき、「あ、やっぱりね!!!!」ってにんまりしてしまいました二井原さん、めっちゃめちゃソウルフルでかっこよかったです!!!!!!!!!!!二井原さんとファンキー末吉さんとライヴ中、メンバー紹介のとき、僕は、「学生のころ、LOUDNESSのコピーバンドでドラム叩いてたんですよ」とカミングアウト。それだけにしとけばよかったのに、さらに・・「In The Mirror(LOUDNESSの名曲です)とか今でも覚えてますよ!!」などと、口をすべらせてしまい、末吉さんのドラムセットで、In The Mirrorを叩くはめに・・二井原さん、僕のドラムに合わせて唄ってくれたんですよ!!!!In The Mirror。緊張したなあ～。で、そのときはいっぱいいっぱいだったんですが、あとからそのことを思い出すと・・「子供のころコピーバンドやってた憧れのひとのバックで、俺ドラム叩いちゃったんだよなあ～」って思いがこみ上げてきて、今でも鳥肌が立ちます!!!!さて、12日は、横浜大さん橋ホールで行われたイヴェント「Yokohama Bayside Live2009」で、佐藤竹善さんのサポートをしてきました。下の画像は、同ホールの楽屋からの景色。ベイブリッジがどーーんまた、下の画像は、今回の僕の演奏した楽器群。ピアノ、オルガン、カホン、クロマティック・ハーモニカを演奏僕が演奏したのは3曲。でも楽器は4種類（笑）。これは、あの「Change The World」でハーモニカを吹きながら、合間にオルガンを弾くからです。スキゾ人間（死語?）ぎみの僕を、竹善さんはいつも有効活用してくれますそれはともかく、竹善さんの出番はトリ。まず竹善さんがひとりでステージに上がり、弾き語りで2曲を演奏。その唄のすばらしいこと!!!!!!!!!!!!!そんな竹善さんの唄を舞台袖で聴きながら、「ゴマンといるミュージシャンの中から、竹善さんは僕らを選んでくれた!!!!　なんて誇らしいことなんだろう!!!!!」との思いを、ベースの下野人司君と共有していました。竹善さんと下野君とそんな竹善さん、一般的には「ブラック・ミュージックにバリバリ造詣の深いシンガー」ってイメージかもしれませんが、実は竹善さんのルーツはロック。先述の二井原さんとは対照的ですね。一見、何か特定のジャンルに特化しているように見えるアーティストでも、そのアーティストがすばらしければすばらしいほど、その奥に重層的なルーツが折り重なっているってことですね。最後に、下の画像は、横浜大さん橋ホールの楽屋から偶然撮影した、興味深い情景。下ネタじゃねーか!!!!!!!!!

  2009/12/15

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  佐藤竹善さんリハーサル&最近発見した・・

  来る12月12日に、横浜大さん橋ホールで行われる、Yokohama Bayside Live 2009に出演する、佐藤竹善さんのサポートをします。そのリハーサルで、竹善さんのスタジオに久々にお邪魔してきました。サポート・メンバーは、ピアノ、オルガン、ハーモニカ、カホンの僕と、フレットレス・ベースの下野人司君。下の画像はリハ中の俺たち・・ガンガン行くぜ!!!!これがほんといい感じなんですよ!!!!　「音に翼が生える」ってこういうことなんだろうなって思いました本番がめっっちゃ楽しみです!!!!!!!!皆さん是非来てね!!!!!!!!!!!!!ところで、話は変わるんですが、最近、「もしや・・?」と思って試してみたことで、意外にも、なかなか興味深い結果を得ることができました。ネットで調べてみても、あまりやっているひとがいなさそうなので、是非ともここで、紹介してみたいと思います。（たいしたことじゃないんですけどね・・）まず、牛乳を用意します（氷も入れてます）。牛乳（と、ある方からお歳暮でいただいた大吟醸）久しぶりにいただきました、「お歳暮」。ありがとうございます!!!!そしてその牛乳に・・グレープフルーツジュースをどぼどぼと注いじゃうんです。グレフルジュー注ぐ（と、お歳暮の大吟醸）どうすか、皆さん。味、想像できます?これが、なんかヨーグルト・ドリンクみたいで、爽やかな味なんですよ。けっこういけてる、って思ってしまいました。牛乳＋酸味≒ヨーグルト、というのはある程度予想してたんですが、「まあ飲める程度」ぐらいかなと思ってたんで、これは予想外でした。音楽作りもそうだけど、やっぱ、先入観にとらわれず、これからも、いろんなことを、試していかねば、って思う今日この頃です。皆さんも、生活のアクセントにいかがですか?

  2009/12/10

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  BURRNのレコ評に載っちゃう。

  僕が、キーボード奏者、サウンド・プロデューサーetcとして参加している、シンフォニック・メタル・バンド「LIV MOON」のファースト・アルバム「Double Moon」のレコ評が、現在発売中のメタル雑誌BURRN2010年1月号に掲載されました。世界で最もヘヴィーな、へヴィー・メタル・マガジンであるBURRN、今年は創刊25周年なんだそうです。BURRN、日本語読みは「バーン」ですね。字面は英語のburnに似ていますが、rが2個になっています。創刊当時のことで、今でも覚えていることがあります。まだこの雑誌の名前が、一般的に認知されていなかったであろうころのことです。当時付き合っていた彼女が、あるとき僕に言ったんですよ。「最近さあ・・ブルル～ンって名前のロックの雑誌あるよね!!」って!!!!（笑）。それが当時新進気鋭のメタル雑誌「BURRN」を意味しているのはすぐにわかりました。本屋さんで見かけたりしてましたからね。僕は、ディープ・パープルの名曲「Burn」からの類推で、読みは「バーン」かな、って思ってたんですけど、確証はありません。それより何より、彼女はとても知的で音楽好きで、しかも、ノーベル賞学者をも多数輩出した、名古屋大学理学部に所属していたこともあり、「彼女が間違ったことを言うはずがないよな（意外と権威に弱かった俺）・・」などとも思ってしまっていたんでしょう。「ええっ!!!!　あれ、ブルル～ンって読むの???!!!!!!」by俺・・2重ボケが成立した瞬間でした（笑）。そんな僕は、それから25年の年月を経て、誰にはばかることなく「メタルです」っていうアルバムを作って、この雑誌のレコ評に載っちゃったわけなんですよ（感涙・・）produced by Tatsya Nishiwakiという表記で、かろうじて僕の名前を確認できます。で、このBURRNがすごいのは、レコ評に点数がついてるってこと。僕も過去に、他の雑誌で、何度もレコ評書いたことあるんですけど、通常いろんな事情でネガティヴなことはあまり書けないんですよ。そもそもレコ評に載るってこと自体、プロモーションですからね。BURRNのレコ評だって、文面自体はそれほどネガティヴな表現はないんですが、点数がついちゃってるんですよ!!!!　これがかなりシビアでして、今回だと、100点満点中32点、なんていう厳しい点がついちゃってるアーティストもいます。ガチですね。でも、このしがらみのない（いいことばっか書かない）姿勢こそが、BURRNが読者に絶大なる信頼を得ている理由のひとつなのだそうです。で、それじゃあ今回、LIV MOONの評価はどうだったかというと・・・88点!!!!日本人アーティストとしては、ありえないほどの高得点だそうです。海外のアーティストと較べても、ボン・ジョヴィとかに負けてるくらいです!!!!いやあ～よかった・・（溜飲の下がる音）今、こうやって、普通に文章書いてますが、実際、レコ評見るまでは、ドッキドキでした・・BURRN編集部の皆様、ありがとうございます!!!!!!!!!!!!そんなわけで今回、かなり自慢話になっちゃいました・・

  2009/12/05

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  SUZUKIの新製品ハーモニカ!!!!

  現在、高品質なハーモニカのブランドとして、世界中のハーモニカ・プレイヤーから、まさに、世界レヴェルの信頼を獲得し続けているSUZUKI。そんなSUZUKIが、またまたすばらしいクロマティック・ハーモニカを出してくれました。その名も「Sirius」。シリウス・・全天で最も明るい恒星の名を冠したこの楽器、僕も開発に関わらせていただきました。型番はS-56Sつや消しのクローム・メッキを施されたカヴァーが渋いです。レヴァーはストレート配列で穴の数が14。これは、僕にとってまさに理想のスペックです。これがなんで理想なのかというのは、いろんなところで書いてきたので省きますが、この楽器、そのサウンドが、温かみがあって、太くパワフルで、とってもいいんですよ!!!!昨年発表された、SUZUKIのクロマティック・ハーモニカの金字塔モデル、「FABULOUS」はこのブログでも紹介させていただきましたが、そのFABULOUSと較べると、音が少し丸い感じです。でも鳴りは遜色ありません。音楽によっては、このSIRIUSの方が合ってる、っていう状況も充分にあるでしょう。しかも、FABULOUSは、重量が激重だったんですけど、SIRIUSは、普通のクロマティック・ハーモニカよりちょっと重い程度。これなら気軽にどこへでもバッグに入れて持って行けます。で、この「普通のクロマティック・ハーモニカよりちょっと重い程度」というのがミソらしいんです。というのも、樹脂でできたボディーの中に、わざと真鍮の重りを入れているんだそう。このことによって、音の直進性と拡散性を絶妙にコントロールしているのだそうです。オケになじみつつも、しっかり主張するような音、というようなイメージでしょうか。さらに、FABULOUSが最高の手間ひまとマテリアルを追求した結果、価格がハーモニカとしては異例の17、8万円にもなった（これはこれで、僕は充分リーズナブル（←納得できる）価格だと思っています）のに対し、SIRIUS S-56Sは4万円程度。今回お安く提供させていただいております（笑）。日本が世界に誇る、SUZUKIの超優秀なクラフツマン達が、全て手作りで、丹念に作ってくれた楽器がこの値段なら文句はないでしょう。そんなわけで、ハーモニカ・ファンの皆様、これはほんと超お薦めです!!!!!!!!!俺もこれから、FABULOUSともども、仕事でガンガン使おうと思ってます!!!!!!!!!!!!!!

  2009/11/26

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  趣味：乗馬。

  最近、「燃え尽き症候群」な感じで、ちょっと鬱な日々が続いています。今までも、アルバムのレコーディングとか、大きなツアーとかが終わった後に、よくこんな状態になっていたので、またか、って感じなのですが、これがどうやら「燃え尽き症候群」と呼ばれる状態だと最近知りました。思い返せば、こんなこともありましたね。鬱状態になると内なる最大の敵が囁きます。「もう死んじゃってもいいんじゃないの?」皆さんもそんなことありませんか?今の僕は、それが内なる最大の敵がまた、たわけたことを言い出した。って思えるんで、「んなわけねーだろ!!!!」と、そいつに突っ込みを入れられます。最大の敵はいつも自分の中にいるもんなんですね。そんなわけで（どんなわけだ!!!!）話は全く変わるんですけど、最近、うちの近所に乗馬倶楽部ができていたんですよ。皆さん、誰かと会話してるときに、「ご趣味は?」とか訊かれて、「乗馬です。」なんて、ちょっと言ってみたくないですか?（本気で乗馬が趣味の方、ごめんなさい・・orz）「金持ちぶりやがって、しゃらくせえ～!!!!」なんて思う方もいるかもしれませんよね。でも、「お馬さんって、かわいいんですよ～」とか、「乗ってると、気持ちが通じ合うってゆうかあ～」とか、「結構ダイエットにもいいんですよお～」とか、ちょっと言ってみたくないですか?（反論があちこちから・・）あと、知人との何気ない会話の中で、その知人が乗馬をしたことがない、って知ったときに、「ええっ、乗馬しないの??!!」と、あたかも、インターネットしたことない人に驚くように、驚きの言葉を浴びせるとかね。←（超しゃらくせ～）そんなわけで、行ってきました、「世田谷乗馬倶楽部」。ここは、宅地造成中の土地にウッドチップを敷き詰めて作られてます。狭っそして僕は、そんなしゃらくせ～存在にこれからなります。乗ってるお馬さんの名前は「ツキコ」ちゃん。女の子のポニーです。結構ぐらぐらするんですけど、それがツキコちゃんの都合なら、僕の腹筋力は君次第だよ。という、よくわからない心境になります。ツキコちゃん、ありがとう!!!!!!!!!!!またまた話は変わるんですが、下の画像は車で奥多摩近辺を走行中に見かけた売店。とぅもろこし。とぅもろこし?トゥモロコシ???語感的には「明日のモロコシ」って感じですか?モロコシって、イネ科の一年草で、僕の大好きな中国の酒「白酒（パイチュー）」の原料らしいです。明日を見据え、更なる精進をせねば、と、思い至った瞬間でした。そんなわけで今回、なんだか、重いんだか軽いんだかわからない内容ですみません・・

  2009/11/21

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  Blue Man Groupを見に行ってきた。

  いやあ～いいもんを見せていただきました!!!!!!!!人間の叡智が生み出すグルーヴとユーモアとちょっとしたグロが織り成す、見てるだけで、脳内のシナプスが、プチプチと音を立てて活性化されるような、ものすごいパフォーマンスでした!!!!　めちゃめちゃおもしろ楽しかったです!!!!!!!!!と、言葉を尽くそうとしても、やっぱりちゃんと説明できないですね。ここに書くからには、僕だっていつも、言葉でいろんなことをできるかぎり表現しようと思ってはいるんですが・・数年前にニューヨークで見た「コンタクト」とか「ストンプ」なんかもそうだったんですが、実際に見て、感動しているにもかかわらず、それがどれほどすばらしいものだったかを、まだ見てない人にちゃんと説明できないっていうような、抽象性の高い舞台芸術って、あちらには結構ありますね。言葉に置換できない、まさにそのパフォーマンスでしか表現できない世界。これって芸術のなかでも最高峰に位置すものなんじゃないかって思います。で、今回は出演者の方のご好意で、楽屋にもお邪魔させていただきました。ここの楽屋には、ステージ上の楽器と全く同じ楽器がセットされているリハーサル・ルームがあるんですが、その中でも特に僕の目を引いたのが、下の画像に写ってる楽器。エレクトリック・ツィターこのパフォーマンスのために独自にデザインされたものなんだそう。ディレイとかワウとかいろんなエフェクターかけて、後ろのオレンジ色のギター・アンプで鳴らします。ツィターっていうのは、ヨーロッパ起源の撥弦楽器で、中国のヤンチンとか中東のカーヌーンとかハンガリーのツィンバロンなんかの仲間ですね（参照）でも、チューニングや弦の配列は、Blue Man Groupの音楽に特化して作られているため、全く異なります。これを、指に着けたピックで弾いたり、ボトルネック奏法をしたり、またメジャー（いわゆる本物の巻尺ですよ!!!!）を使って弦を分断するように叩いたりして演奏します。サウンドは、エレクトリック・ギターにも少し似た、時に幻想的な、またアグレッシヴにロック的なものだったりします。パフォーマンスも独自なら、音楽や楽器、そしてその奏法までもが独自という・・この徹底ぶりには頭がクラクラしてきます。ところで、この写真に写っているミュージシャン、藤沢由一氏はもともとベーシストで、Blue Man Groupの東京公演のオーディションでこの楽器をいきなり弾かされ、しかも合格してしまったというツワモノ!!!!Blue Man Group東京公演、11月29日で終わっちゃいます。まだ見てないひと、是非お薦めですよ!!!!!!!!僕も、また見に行きたいな・・今度はできればポンチョシートで・・

  2009/11/13

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  レコーディング。

  手数王ドラマー 菅沼孝三さんの来年発売予定のソロ・アルバムのレコーディングに行ってきました。メンバーはギターの矢掘孝一君とキーボードの僕、それにベースがビリー・シーン氏なんですよ。いやあやっぱりすごかったですよ、ビリー・シーン。孝三さんの超絶ドラムとともに、怒涛の大車輪リズムセクションになってましたね。今回は矢掘君の楽曲を2曲ほどレコーディングしたんですが、孝三さんのこのソロ・アルバム、僕も何曲か楽曲を提供することになっています。アルバムの完成がほんと楽しみです!!!!さて、今回初めて一緒に演奏することになった、ビリーさんなんですが、この人、レコーディング中じゃなくても、常にものすごい勢いでベースを弾きまくってるんです。きっと弾くのが大好きなんでしょうね。そんな姿を見て、「ああ、やっぱりこのひともそうだったのか・・」って思ったんですね。というのも、僕のまわりの才能のある人たちって、「気が付いたらずう～っと楽器を演奏してる」みたいな人、多いんですよ。好きこそ物の上手なれ、なんてよく言いますが、この「何かを大好きになれる性格」そのものが、才能と呼ばれるものの本質なんじゃないかって思うんです。そして、僕はそんな人たちを見ると、なんだかめちゃめちゃ嬉しくなるんです

  2009/11/10

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  昼間っから飲んだくれ。

  いやあ～皆さん、最近生まれて初めてフラフープが回せるようになった俺、西脇辰弥です。秋も深まる中、いかかお過ごしですか?ここ2日ほど、友人2人とともに、銀座、丸の内、三軒茶屋、立川、府中と渡り歩きながら、美味いもん食いつつ、昼間っから飲んだくれる、という日々を送っておりました。下の画像は、最終到達地点、府中でいただいた、つけめん。美味かったっす。次の画像も府中にて。秋の切ない気持ちを僕なりに写真で表現してみました。ところで、11月5日発売のBURRN!12月号に、インタヴューが載っちゃいました!!!!BURRN!ですよ・・!!!!THE WORLD HEAVIEST METAL MAGAZINEですよ。LIV MOONの取材で、ヴォーカルのアカネLIVさんと2人で、インタヴュー受けました。いやあ、BURRN!に載れるなんて、数ヶ月前までは夢にも思わなかったですね。感無量です!!!!まさに、Jazz LifeからBURRN!まで、手広くやらせていただいております。ありがとうございます!!!!!!!皆さん、ひょっとして、西脇辰弥とメタルってあんまりイメージがつながらない、って思われます?でも、実は、僕が大学生のころにドラムを始めたきっかけがメタルなんですよ。当時ドラム初心者だった僕と一緒に演ってくれることになったギタリストのT君が、「俺はメタルしか演りたくねえー!!」と言うので、とにかくドラムが叩きたかった僕は、彼に合わせることにしたんです。当時は、LOUDNESSとかオジー・オズボーンとかモトリー・クルーとかコピーしてましたね。ドラマーとして始めて演った音楽がメタルだったせいで、僕は最初から2バスドラマーだったんです。でもリハーサル・スタジオにあるセットはほぼ100%の確立で1バス。ツインペダルなんていう気の効いた物を買う金もない僕は、先輩から18インチのバスドラを\8000で譲り受け、毎回リハスタにそれを持っていってました。で、これを左足用のバスドラとして使うんですが、通常、左足用のバスドラって、ドラマーから向かってハイハットの右側に置くんですけど、1バスセットのセッティングをなるべく変えずに左バスドラをセットしたいものぐさな僕は、通常の1バスセットのハイハットの左側に左バスドラを置いてました。そんなわけで、セッティングは迅速なんですが、2バス踏むときは、かなり大股開きになります（笑）。そうそう、ギタリストのT君も僕も、工学部金属鉄鋼工学科。やっぱ俺、メタル出身なんだよなあ～～おあとがよろしいようで

  2009/11/07

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  LIV MOONトラックダウン終了。

  僕が、サウンド・プロデューサー、ソングライター、鍵盤楽器奏者etcとして参加している、シンフォニック・メタルのプロジェクト、「LIV MOON」。来る12月16日にそのファースト・アルバムである「Double Moon」が発売されます（奇しくもベートーヴェンの239歳の誕生日です・・あ・・全然キリが良くないので、あんまり奇しくないかも・・orz）で、今日、そのアルバムの全曲のトラックダウンが終了いたしました（パチパチ）ヴォーカルの茜Livさんとの出会いがなければ、こんな曲、絶対書けなかっただろうな・・っていう曲もいっぱい書きました。このアルバム、かなりいい感じだと思います!!!!皆様、乞うご期待!!!!!!!!!!!!で、今日は、トラックダウン。演奏も唄入れも終了していたので、少し待ち時間がありました。下の画像は、その待ち時間の間に、僕のピアノ練習用に用意していただいた電子ピアノ。往年の名機、Roland MK-80です。で、これで何を練習しているのかというと・・シューベルトの歌曲「魔王」のピアノ・パートなんですよ。実は、ひょんなきっかけで、「やっぱりシューベルトの魔王って超すごい!!!!!!」って思ってしまい、どうしてもこの曲のピアノのパートを弾きたくなってしまったんですよ!!!!!!!!!このピアノ・パート、鍵盤楽器で最も苦手とされる同音連打が延々と続く難曲とされてるんですが、ドラムもやってる俺ならちょっと有利かも・・なんてね。誰か俺のピアノ伴奏で、シューベルトの魔王、唄ってくんないかな～・・

  2009/11/03

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  Loud Park2009出演&上海。

  幕張メッセで行われた、世界的メタル・イヴェント「Loud Park2009」にLIV MOONのメンバーとして出演してきました。新人バンドの初ステージが、こんなすごいイヴェントだなんて、本当に幸運だと思います。超有名バンドが多数出演する中、誰も知らない新人バンドは、完璧アウェイ状態なので、お客さん、あまり盛り上がらないんじゃないか・・とか、出番が1バンド目（昼の12時～）なので、そもそもお客さんがあまり来てくれないんじゃないか・・とか、いろいろ心配もしていたんですが・・いざショウが始まってみると・・杞憂でしたお客さん、いっぱい来てくれていたんです!!!!!それに、結構盛り上がってくれているではありませんか!!!!!!!!とっても暖かいものを感じました。来てくださった皆様、そして、シングルCDを買っていただいた皆様、ほんとうに感謝です!!!!!!!!!!!!!メンバーの皆さん、そして関係者の皆さん、お疲れ様でした!!!!!!!!!!さて、話は変わるんですが・・実は、Loud Park2009出演の前々日10月15日まで、上海にいました。同地で行われた、アジア最大級の楽器の祭典「MUSIC CHINA2009」でお仕事させていただいていたんですが、その会場というのがこんな感じ。中国政府のご好意により、ゆるにょん置かせていただきました。上海滞在中、いくつか興味深いものを見つけたので、ご紹介したいと思います。まず、下の画像。コーヒーメーカーなんですけど、中でできあがってる液体の色が怪しいわけですよ。で、よくよく訊いてみると・・こういうものを使っているそうなんです。雀巣珈琲でネスカフェですね。で、これってインスタントコーヒーなんですよ!!!!しかも、クリーミーパウダーと砂糖も一緒に入った、いわゆるオールインワンタイプっていうんですか?こ・・これ、ただお湯を注げばいいんじゃないの!!!!中国のスタッフの方にそれを指摘してみると・・「いや、この方が（ただお湯を注ぐより）美味しくできるんだ」って言い切ってましたね。ちなみに、このコーヒーメーカーの上蓋を恐る恐る開けてみると・・ぎゃあ～～～～～～～～!!!!!!!!!コーヒーを飲む習慣というのがないのでしょうか?インスタントコーヒーをフィルターに通す、なんて、僕には全く思いつかない発想です。いくつになっても、頭をやわらかく、いろんな可能性を考えなければ・・と思いました。まあ、味は僕には甘すぎて、とてもじゃないけど、飲めませんでしたけどね。そして、次の画像は、上海のとあるオフィスにあった、冷蔵庫の冷凍室。空のどんぶりと皿が数個、そして箸。みんなカチンコチン!!!!シュールです。なんでこんなことになっているのか、あまりに恐ろしくて、誰にも訊けませんでした・・orzそして、最後の画像が、これ。空気清浄機らしいです。Chunlan・・・・チュンランでしょうか。だとしたら、すごくかわいいと思う。皆さんもきっと、「この言葉の響きがかわいい」って思うような言葉ってあるでしょ?僕の中で、そんな「響きが超かわいい言葉」のグランドチャンピオンは・・英語の「opportunity」オポチュニティーですよ!!!!どうすか皆さん。「オポ」だけだって充分にかわいいじゃありませんか!!!!それに追い討ちをかけるように「チュニティー」ですからね!!!!まじ、やばくないすか?しかも、opportunityは機会、好機という概念であって、その響きがどんなにかわいくても、その姿を目で見ることはできないんですよ。言葉の中に潜む、何かの罠、とも言えるんじゃないでしょうか・・

  2009/10/18

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  もう10月。

  ここ最近の僕は、先述のLIV MOONのレコーディングをしたり、作曲をしたりしています。作曲って、大変です。僕の場合、ほとんどが、編曲の作業も伴います。つまり、メロディーだけじゃなくて、音楽を構成する全てのパートを作曲するというわけです。まあ、クラシックの作曲家は皆当たり前のようにやってたことなんですけどね・・そんなわけで、作曲って、上手くいったときには、僕のやっている仕事の中でも最も充実感を感じられるものとなります。で、来る10月17日に世界的メタル・イヴェント「Loud Park2009」に出演が決定しているLIV MOONなんですが（出番は正午～）、それに先立ちまして、シングルを14日に発表します!!!!以下詳細コピペです。-------------------TOWER RECORDS限定シングル「THE PHANTOM OF THE OPERA」が10月14日（水）発売されます！！！■収録曲1.THE PHANTOM OF THE OPERA2.ECHO～蒼空の余響■価格500円（TAX IN）■商品番号：NCS-710-------------------1曲目は、あの名作ミュージカルの楽曲のカヴァーですね。超有名曲なんですが、俺のアレンジ、またやっちゃってます・・（笑）。この曲で僕は、ここ7年以上封印していた（っていうかただ単にやってなかっただけなんですけど・・）あることをやってます（笑）。2曲目は、オリジナル楽曲。ありえない転調を繰り返す、へヴィーでスピード感あふれる狂気の一品です。ハイパー・ソプラノ、茜リヴさんの魔性の表現力を堪能できます。今年の4月ごろから、曲作り、レコーディングと取り組んできたLIV MOONなんですが、今や、僕にとって、かけがえのない、どこに出しても恥ずかしくないプロジェクトとなっています!!!!皆様、是非聴いてみて!!!!!!!ちなみに、今回のシングルのジャケットはこんな感じ・・う～ん、怪しい・・

  2009/10/03

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  東府中に行ってきた。

  先述のLIV MOONのプロジェクトにもかかわる、とあるアーティストの方に会うために、東府中に行ってきました。府中に行くの、久しぶりです。ひょっとしたら、2001年府中の旅をして以来かも・・下の画像は、東府中駅にて。まさに「東府中ステーション」と言えるのではないでしょうか。宇宙は3次元的なので、東って言われても、どっち?って感じなんですが、府中ならOKです。僕らが、いかに地理を2次元的に把握しているか・・ということを思い知らされます。せっかくなんで、この東府中駅周辺を散策してみることにしました。下の画像は、この府中市のいたるところにあるダストボックス。まさに「府中ゴミ」と言えるのではないでしょうか。このダストボックス、平成22年2月2日に廃止になるそうです。ゴミ問題は、ここ府中においても深刻なものになってきているようです。さて、しばらく歩いていると、こんなすてきなレストランを見つけました。こんなすてきなレストランでいただくお食事、まさしく「府中食」と言えるのではないでしょうか。さらに歩いていくと、PADIのダイヴィング・スクールがありました。PADI、懐かしいなあ。僕、PADIのオープン・ウォーター・ダイヴァーのライセンス持ってるんですよ。でも最近全然潜ってないんですけどね。府中でダイヴィング。まさに「府中遊泳」と言えるのではないでしょうか。そしてついに・・長年探し続けていたものを、今日見つけちゃったんです。皆様、1978年に大ヒットした、あの名曲を、脳内BGMにして、是非とも、下の画像を見ていただきたいんです!!!!!!!府中のファンタジー。

  2009/09/16

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  いよいよ情報解禁!!!!

  来る10月17日&18日、千葉・幕張メッセにて開催される日本最大級のメタル・フェスティバル「LOUD PARK2009」に、LIV MOONのメンバーとして、出演することになりました。こちらも参照LIV MOON（リヴ・ムーン）ていうのは、超絶女性シンガー、茜LIVさんをリード・ヴォーカルとするシンフォニック・メタルのプロジェクトです。「シンフォニック・メタル」・・皆さんご存知ないですよね・・これ、音楽の1ジャンルの名前なんですけど、ここ数年で、北欧を中心に盛り上がりを見せている、シンフォニックに（オーケストラ的に）装飾を施されたヘヴィー・メタルってことらしく、そのサウンドは壮麗にして豪奢、ロマンティックで劇場的、そして、パワフルかつテクニカルって感じで、僕も結構好きなバンドいくつかあります。と、ここまで書いておいてなんですが、まあ、ご多分に漏れず、演ってるミュージシャンとしては、ジャンルなんて、わりとどうでもいいんですけどね・・・LIV MOONは現在、この秋以降に発売されるデビュー・アルバムを製作中でして、僕はそのサウンド・プロデュースと全てのオリジナル楽曲の作曲を担当させてもらっています。茜LIVさんって、天使と悪魔とのあいだを、それこそシームレスで縦横無尽に駆け巡るような、魔性の表現力を持ったシンガーなんです!!!!　作曲家としては、奮い立たせられるものがあります。で、今日は、その茜LIVさんと、ベース奏者で元イエロー・モンキーのHEESEYさんと、レコード会社の方を交えてミーティングしてきました。そうそう、今回のLOUD PARKに出演するLIV MOONの他のメンバーは、ドラムがあの「手数王」菅沼孝三さんだし、ギターは若きホープ黒田晃年君だったりして、か～なり濃～い感じになりそうです!!!!!!!!!!!!!下の画像は、茜LIVさんとHeeseyさんと。最近右腕にゆるにょんのTATOO入れてみました。あと、先日皆既日食を見たからなのでしょうか・・よくわかりませんが、最近エクトプラズム吐けるようになってきました。

  2009/09/07

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  8月ももう終わり。

  8月ももう終わりですね。この夏、皆さん、遊びました?僕は立山に登ってきました。僕は過去に2回、立山に行ったことがあるんですけど、その2回とも、ホテルのある室堂平（標高2450m）で高山病になってしまい、頭痛はガンガンするは、息苦しいやら、からだは動かないわで、山に登ることなく、この地をあとにすることを余儀なくされてしまったんです。標高2400m以上になると、高山病の危険があるそうなんですが、以前僕は、八ヶ岳の赤岳や乗鞍岳等、アラ3000mの山にも登ったことがあり、そのときは、全く高山病にならなかったんです。室堂には、ケーブルカーやトロリーバス等を乗り継いで、一気に2450mまで行けちゃいます。どうやらこれがまずいんではないかと思ったんで・・今回は標高1930mの弥陀ヶ原で一泊して、高度順化することにしました。今回僕の立山行きの、壮大なプレリュードとなった弥陀ヶ原ですが、ここもとっても美しい場所です。下の画像は、この季節のミズバショウ。葉っぱの長さが1メートルぐらい。けっこうグロいんですが、これもミズバショウなんですね。さて、知ってる人もたくさんいるとは思いますが、立山って、こんなところです。室堂にある、「ホテル立山」の、僕が宿泊した部屋から撮りました。あ、数字は後からphoto shopで入れました。ホテル（標高2450m）から、「1」の一の越山荘（2700m）までが約1時間。そこから「2」の雄山山頂（3003m）までも約1時間で行けます。今回は雄山山頂から尾根を縦走して、「3」の大汝山（標高3015mで立山連邦の最高地点）まで行ってきました。「弥陀ヶ原大プレリュード作戦」が功を奏したようで、高山病が全く発症しなかったのは、ほんとによかったです。下の画像は「2」の雄山山頂に至る、最後の急登。道がちゃんと作ってあるわけでもなく、ただただ崩れやすい岩だらけの斜面を、しっかりと自己責任でよじ登ります。ちょっとしたクリエイティヴな気分を味わえますが、これも、「たまたまいい天気に恵まれて、山とか自然とかに自分は登らせてもらってるんだ」っていう気持ちを片時も忘れるわけにはいきません。下の画像は、雄山山頂に登りきる瞬間の1枚。下のほうに写ってる人の立ってる角度とか、景色とかで、この急斜面な感じをわかっていただけるんじゃないでしょうか・・実は槍ヶ岳が向こうのほうに写ってます!!!!日ごろの運動不足からでしょうか、下山中にひざをやられてしまい、ホテルにたどりついたときには、もうバテバテのクタクタで、ほうほうの態だったんですが、めっちゃ楽しかった!!!!!!!!!!!!!ところで、立山って富山県なんですが、富山市にもちょっと寄って来ました。富山といえば・・・路面電車ですね!!!!富山の路面電車、大好きです!!!!!あと、こんなのも走ってました。路面ゆるにょん

  2009/08/30

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  皆既日食。

  皆既日食のあった昨日は、ESCOLTAの8月3日に行われる「ESCOLTA SINGING DRAMA～信じる者たちへの歌～」のリハーサルに行ってきました。赤坂ACTシアターで行われるこのコンサート、僕もちょっと出演します。ハーモニカやローランドの新製品も演奏します。ところで・・昨日の皆既日食、みなさん、楽しめました?うちの近所では、こんな感じでしたよく「一度でも皆既日食を見てしまうと、人生観が変わる」なんてことが言われてますが、確かに変わりました・・俺の人生観。どんな風に変わったのか・・いや、それを言うのは、今はやめておこう・・

  2009/07/23

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  ところてん。

  20年来の知人で、大先輩でもあり、有名音楽プロデューサーで、ベーシストでもあるNさんに、ところてんセットを送っていただきました。ところてん形状になる前の、寒天状の物体数袋と、それをところてん形状にするための、木製の器具（「突き棒」っていうんだそうです）、それに、数種類のタレが同梱された、ゴージャスなものです!!!!Nさん、ありがとうございます!!!!で、今、まさに、ところてんな季節じゃないでしょうか。そんなところてんを、ただ味覚だけでなく、突き棒でにゅるっと、ところてん形状を作り出す身体感覚までも楽しめてしまうという、実に多次元的インタラクティヴなエンタテインメント商品だと思いました早速、突き棒でにゅるっとやってみますね。突き棒の出口は、網戸のような構造になっていて、寒天状の物体がそこで一方的に分断されることによって、あたかもヌードルのような形状になるわけです。元の寒天状物体は、この突き棒にぴったりはまるようにできています。そして、突き棒でそれをぎゅっと押し込むと、最初ちょっと抵抗があるんですけど、いったん分断され始めると、ずるずるずるって出てきます。この感覚を味わうと、「ところてん方式」というような、日本のとあるシステムを揶揄する表現は実は、とっても秀逸な表現だったんだ・・と実感します。そんなことはともかく・・いただきます!!!!超おいしいです!!!!付属の、黒酢系のタレと辛子とゴマ系のふりかけでいただきます。自分の身体的貢献により生み出された形状をいただくってことで、感慨もひとしおです。よく、「空腹は最上のソース」なんていう、ことわざを聞きますが、実は、「最上のソース」って、空腹以外にも、もっといっぱいあるんじゃないでしょうか・・・下の画像は、横浜開港150年を記念して、赤レンガ倉庫付近に展示させていただいている、巨大ゆるにょん。

  2009/07/18

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  山行。

  長らくブログを放置していまして、皆様にご心配おかけしたかもしれませんが、僕は元気ですで、今、長野県方面にいます。下の写真は、霧が峰の車山にて、レンゲツツジです。今、見ごろです。レンゲツツジって、近くで見ると、本物のレンゲより赤っぽいし、花もでかい（ツツジですからね・・）ので、全然レンゲっぽくねーじゃん、って感じなのですが、群生しているところを遠くからみると・・確かに質感がレンゲっぽいかも・・そして、今回は北八ヶ岳の中の一座「北横岳」に登ってきました。登山といっても、ピラタス蓼科ロープウェイで標高2240mまで行けちゃうので、リハビリ登山にはもってこいってとこでしょうか。とはいえ、登山道に入ると、こんな急登もあります。こんな急登を、ときにはよじ登ったり、二次元構造になったり三次元構造になったりして、尾根に出ると、立ち枯れ現象の木々が怪しげな雰囲気をかもし出しています。下の写真は、七つ池にて。湿原化が進行しているみたいですね。日本庭園のようにも見えます。そんなこんなで、1時間半ほどで山頂に到着。北横岳には北峰と南峰があって、北峰のほうが標高が若干高いので、ここは北峰の山頂というわけです。南峰の山頂には、登山者たちが石を積み上げたケルンができていたので、僕も石製ゆるにょん置いてきました。

  2009/07/06

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  春ですね。

  時に、人間の作り出すものは、特に狙ったってわけではないのに、なんだか愛くるしいものに見えてしまうことの一例でしょうか・・下の画像は、都内某所のトイレの中で撮影した、ドアのノブ付近。どうでしょう?僕にはなんだか「ダメダメなユルキャラ」っぽく見えてしまいました・・もちろん機能的には、全く問題ないのですが・・プラスネジのネジ穴が、そのダメダメさを引き立てているようにも見えます。そういえば、プラスネジの「＋」とダメダメの「メ」って、グローバルな視点で見れば、図形的にほとんど同じなのではないでしょうか?　そんな日常に潜む、ネジ穴とダメの互換性にも、今さらながら気づいてしまった次第です。トイレのドアノブ付近について、こんなに考えさせられたことはありませんでした。そして、もう僕の気持ちは、ひとつのことに集約されていました。これをモチーフにして、「ダメダメなユルキャラ」っぽいものを、3DCGで作ってみよう・・で、作ってみたのが下の画像。名前とか募集します。賞品とか出ないけど・・さて、今日は、TVアニメ「まりあ ほりっく」の、関係者打ち上げパーティーに行ってきました。僕は、このアニメの音楽を担当しているんです。パーティーでは、原作者の遠藤海成先生や、小林ゆうさんをはじめとする声優の皆さんと、初対面して、とっても楽しい時間を過ごしました。下の画像は、そのパーティーの抽選会で、僕がゲットした賞品。ipodなんとかっていうやつです皆さん意外に思われるかもしれませんが、実は、こういったモバイルの音楽プレーヤーを、僕は今まで持ってなかったんです。そのわけ、というのも、やはりミュージシャンだからでしょうか・・モバイル音楽プレーヤーを街中で装着しようもんなら、感覚が音楽を最優先してしまって、かなり危険なんです。とはいえ、せっかくゲットしたんで、これからは、ipodなんとかのおもしろ機能なんかもいろいろと駆使して、楽しんでいきたいと思っています。話は変わりますが、先日、吉田美奈子さんと共演した折に、美奈子さんに薦めていただいた、月探査機「かぐや」の撮影した画像をネットで見てきました。美奈子さんによれば、月の地平線から昇る満月な地球（満地球っていうんでしょうか・・）の画像はかなりインスパイアリングとのことでした。そんな、「かぐや」の撮影したすばらしい画像を見ているうちに、ちょっと気になる画像を見つけました。それが下の画像。一見、普通の月面画像に見えますよね。でも・・真ん中あたりのクレーター付近を拡大すると・・見たことあるような謎の構造物が!!!!美奈子さん、お誕生日おめでとうございます!!!!!!!!!!!!

  2009/04/07

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  グレゴア・マレ、歌スタ、段ボール。

  皆さんグレゴア・マレというクロマティック・ハーモニカ奏者をご存知でしょうか?パット・メセニー・グループやマーカス・ミラー、はたまたハーヴィー・ハンコックとの共演等で、世界的にも、最も出世頭なハーモニカ奏者と言えるでしょう。そんなグレゴア・マレが、自身のリーダー・バンド「GAIA」を率いて来日します。詳細はこちら僕は18日のCOTTON CLUBでの公演に招待していただいているのですが、今からとても楽しみです!!!!興味のある方は是非!!!!さて、話は変わりますが・・もうご存知の方もいると思うんですが、最近、たまに日本テレビのオーディション番組「歌スタ」に、「うたい人ハンター」として出演しています。で、かの木山裕策氏を紅白にまで導いた、名うたい人ハンターでもある、多胡邦夫氏に今日、とある現場でお会いしたんですよ。多胡さんは、「これは西脇さんの企業秘密かもしれないですけど、是非お聞きしたいことがあるんです」とおっしゃいます。「子供向けの、ノリの良い曲を作るときに、西脇さんが心がけていることってあります?」名作曲家に作曲のコツを訊かれてしまいました・・「ドンスカパンパンおうえんだん」のこと、ご存知だったのでしょうか・・僕だって、あの曲にあんなに反響があるとは、作ってるときには、思いも寄らなかったんですけどね。あの曲作ってたときは・・なんだか楽しくて、ずっと半笑いになってました。誰かに見られたら、かなり不気味がられたことでしょう（笑）。でもまさか、「半笑いになって作ればいいんですよー」と言うわけにもいかず・・NHKのディレクターの方によく言われる「言葉の抑揚とメロディーの関係」について、お話ししました。多胡さん、音楽にとても真摯で、すてきな方でしたよ!!!!で、またまた話は変わるんですが・・先日、V-DRUMがうちに届いたと書きました。段ボール箱にして16個!!!!　最近の段ボールって、エコのことを考えてか、接着剤や金具をなるべく使わずに、しかも梱包物の形にぴったりフィットするように、よく考えられてできてるんですね。あまりに興味深い形状だったので、それらをテキトーに並べて、段ボール目線（そんな目線があるかどうかは知りませんが・・）で写真を撮ってみました。なんか建築物のようにも見えます。CAOS好きな僕としては、かなりグッと来るものがあります。

  2009/03/13

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  V-Drumがうちにやってきた。

  Rolandが世界に誇る、超ヒット商品、V-Drum（ブイドラム）。僕は、ドラムオタク、リズムオタクでもあり、ちょっとした暇さえあれば、ドラムの練習台をテケテケ叩いてるような、はた迷惑なやつでもあるんですが、やっぱり楽器って、好きなときにさわれて、思い立ったときにすぐに演奏できる環境って、とっても大事ですよね。そんな僕の長年の夢を実現する製品を本日getしました!!!!（パチパチ）。届いた製品は、段ボール箱にして16個（!!!!）。1箱1箱梱包を解いて、組み立てます。で、この組み立てが、びっくりするくらい簡単です!!!!　僕は工作があまり得意じゃなくて、例えば、コンピュータの周辺機器の「モニターディスプレイを固定するためのレール」を組み立てるのに、迷いに迷って半日以上かかってしまうような僕ですから、これは本当にありがたかったです。さて、僕の防音の音楽室は6畳ほど。今年の年明けから、新しいコンピュータを導入し、ラック音源やミキサー等すらも排除した、超シンプルかつ効率的なシステムを立ち上げて、省スペース化に取り組んできたんですけど、やはり、ドラム・セットが入っちゃうんだから、またかなり手狭になってしまうのかなあ～なんて覚悟してました。で、V-Drumを組み立ててみると・・あれっ・・意外にコンパクトなのね。下の画像は、「意外にコンパクトなのね」って思ったときに撮ったV-Drumごしの俺の音楽室。あと、これは、V-Drumユーザーには当たり前のことなんでしょうけど、各パッドから音源モジュールにつながっているケーブルは、ほとんどの場合1本なんです。でも、リム（太鼓のふち）叩いたらリムの音するし、叩く打面の位置によって微妙に音色が変わるし、なんだかすごい技術です!!!!各パッドからのケーブルが1本でも、それなりにちゃんとしたドラム・セットを組んだら、ケーブルの本数もそれなりになります。電子ドラムですからね。このたくさんのケーブルをどうマネジメントするのかは、ユーザーの性格がもろにあらわれるところとなります（笑）。「ケーブルをどこかに固定する」ということが、どうもあまり好きではない僕はこんな感じ。とってもだらしない人間みたいです。このCAOSな感じ、結構嫌いじゃないです（笑）。そんなわけで、V-Drumをgetしてしまった僕。テンションは上がります!!気が付いたら何時間も経ってました。そして振り向けばべヒシュタイン!!!!

  2009/02/28

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  新しい鍵盤ハーモニカ。

  メロディオン・プロ・シリーズ等で、世界でも珍しく、「プロの使用に耐える、そして大人の鑑賞に耐えうる鍵盤ハーモニカ」作りを推し進めてきたSUZUKI。そんなSUZUKIが、新しい鍵盤ハーモニカをリリースしていました。その名もHAMMOND44。マウスピースは3種類付属していて、上の画像は、「フレキシブル・タイプ」っていうマウスピースを着けてます。これがとっても使いやすくて、かなりポイント高いです。他にも、従来の短いタイプと、ホースみたいなやつが付属しています。また、裏側には、手の大きさに合わせて調節可能な(!)ハンド・ストラップが付いているんですが、従来の鍵盤ハーモニカだと、このハンド・ストラップのせいで、平置きしたときに、なんだかぐらぐらして、安定しなかったんですが、このHAMMOND44は、裏側に小さなゴム足みたいなのが付いていて、平置きしても大丈夫。ピアノとかの上にちょこんと置いて演奏することも想定されています。またこれは、この楽器の一番のフィーチャーだと思うんですが、この楽器、中にピックアップ・マイクが仕込まれていて、シールド刺して、アンプとかで鳴らせるんです!!!!従来の鍵盤ハーモニカは、僕が使ってるクロマティック・ハーモニカなんかと較べても、圧倒的に音量は大きかったんですが、ライヴの現場でPAするときには、マイクの狙いどころ（いわゆる発音している部分）の面積が大きすぎて、その点で、発音部分をワンポイントで狙えるハーモニカに較べて、かなり不利だったんですが、そんな問題も、今回のエレクトリック化で、クリアしてしまいましたね。さらに、このHAMMOND44、ストラップ・ピンが付いていて、ギターのストラップとか使えば、肩から下げて演奏することもできるんです!!!これで、ワイアレス付けて「客席乱入悶絶プレイ」なんてのもできちゃうわけです。肝心のサウンドはというと、同社のメロディオン・プロ時代から受け継いだ、ふくよかで明るい音色で、幅広いダイナミック・レンジの中で、安定したピッチが実現しています。「鍵盤ハーモニカって、こんなにいい音するんだ・・」って感心しちゃうくらい高級な音がします。また、アンプにつなぐと、「息で常に圧力をかけながら、鍵盤を叩くように弾いたときのパーカッシヴなサウンド」とか、エレクトリックならではのサウンドも楽しめます。とにかく、ひとつの楽器の中で、様々な奏法、様々なシチュエイション、様々な使い手のキャラクターが想定されていて、楽器として、「ほんとに気が利いてるなあ～」って感心してしまいました。軽いから(1kgくらい)どこにでも手軽に持っていけて、いい音が出て、生音でもエレクトリックでもOKで、しかも置いても担いでも使える鍵盤楽器なんて、そうそうあるもんじゃありません!!!!鍵盤楽器奏者ならひとり1台は持っててもいい楽器かもです!!!!ところで、もう随分日が経ってしまいましたが、2月9日のイクスピアリでのGatzのライヴ、楽しかったなあ～。下の画像は、そんなイクスピアリの楽屋でのひとコマ。かな～りワルな感じの、我らがGatzのバンドの管楽器奏者の皆さん。この後、暗殺計画とか遂行してしまいそうです。そして、下の画像は、イクスピアリの楽屋の喫煙スペースにて。顔、もしくは、昔の電話機めいた何か。

  2009/02/23

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  CMに出演。

  某有名飲料メーカーのCMの撮影に行ってきました。そうなんです。CMの音楽を作曲したのではなく、また、CMで、誰か有名人のバックで演奏したってことでもなく、ほんとに、西脇辰弥として、CMに出演してクロマティック・ハーモニカを吹いてしまったんですまあ、CMといっても、ネットでしか見れないやつなんですけどね。それにしたって、僕には快挙です。下の写真は、今回共演させていただくこととなった女優の小山典子さんと。顔色がちょっと土色なのは撮影用のドーラン塗ってるからです。飲みすぎで体調悪いとか、そういうのじゃないです。そうそう、ドーランって、ドイツ語らしいですよ監督のNさんと小山さんには、ほんとに助けていただきました。まさに恩人と言えるでしょう。このCM、実際に見れるようになるのは、今月末とのことです。情報解禁になったら、詳細をお知らせしますね。さてさて、先述の「ドンスカパンパンおうえんだん」、好評につき、ピアノ・ピース（ピアノ独奏用に編曲された、伴奏譜付きの楽譜です）が、早くも発売されるそうです。ピアノ初心者でも弾けるように、超簡単なアレンジにしておきました。そうそう、明日はRoland Sound Spark 2009に出演します。場所は渋谷O-EAST。僕の出演時刻は16:30。ローランド社のものすごい新製品（いやこれが、半端なくすごいんです!!!!）を、楽しいトークと、演奏で紹介します。入場無料!!　みんな来てね!!!!

  2009/02/06

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• 「ドンスカパンパンおうえんだん」がすごいことになっている!?

  実は昨年に引き続き、NHK教育テレビのこども番組「おかあさんといっしょ」の1月の「今月のうた」を作曲させていただきました。その曲のタイトルが「ドンスカパンパンおうえんだん」。作詞は、20年来の友人で、ゴスペラーズや徳永英明氏、スターダスト・レビュー等の仕事でも名高い名言葉職人、山田ひろし氏で、作曲と編曲と全ての楽器の演奏を僕が担当しています。で、この曲が流れると、小さなお子様たちが、ものすごい勢いで、唄い踊ってくれるそうなのです!!!!実は先日の、リズム&ドラム・マガジン・フェスティバルで、村石雅之氏と共演した日、村石君の奥様とお子様（5歳♂&2歳♀）が会場に来てくれてたんですが、このお子様たち、この曲を知っていてくれて、楽屋で僕の前で唄ってくれたんですよー!!!!ドンスカパンパンおうえんだん!!!!　嬉しかったなあ～!!!!この曲、まだCD化はされていないのですが、レコ直の着うたダウンロード・ランキングで30位になってました。2009年の幕開けが、こんな風になってくれて、ほんとに幸せです!!!!　本年も（ていうか、1月も、もう終わりなんですけどね・・）皆様を幸せにできるような仕事をすべく、精進します!!!!!!!!

  2009/01/27

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  リズム＆ドラム・マガジン・フェスティバル。

  ディファ有明で行われた、リズム＆ドラム・マガジン・フェスティバルで、日本屈指のV-Drum名人、村石雅之氏と僕の2人で、パフォーマンスをしてきました。最近のV-Drum、音が半端なく良くなっていて、「「ドラムはやっぱり生だよね」なんて、もう誰にも言わせねーぜ!!!!」というRoland社の気概が伝わってくるようです。そんなわけで、今回のこのイヴェントのために、4曲の、ドラムが大活躍できるような曲を提供させていただいたのですが、さすが名人村石君、見事に叩ききってました。また、今日は久しぶりに、あの、手数王ドラマー、菅沼孝三氏と、その娘さんでドラマーのSATOKOさん（僕はさとちゃんって呼んでます）にも会えました。さとちゃんは、彼女が小学生のころから知ってるんですが、立派にすくすくと成長されたもんです!!!!　それで、孝三さんと、さとちゃんと、僕の3人で写真を撮らせてもらったのですが、ちょっと問題がありまして・・このブログで発表してもいいものかどうか・・そこで、お父様である孝三さんと連絡を取りまして・・特別に注釈付きで、掲載を許可していただきました。それが下の画像です。さとちゃん、変顔中なぜに???!!!ほんとは、とってもかわいらしい女の子なのに～～orz

  2009/01/24

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  Gatzのレコーディング。

  最近、レコーディング仕事でも、自宅での作業がめっきり多くなりました。というのも、昨年SONARを導入し、さらに今年になって、RolandのFantomGを導入して以来、自宅でレコーディングしたもののクオリティーが格段に向上して、しかも、効率的になったからなんです。だから、例えば、大編成のオーケストラが必要な音楽とか、生楽器を録音するために、大きなレコーディング・ブースが必要な仕事でなければ、だいたい自宅でやっています。そんなわけで、自宅にずっとこもって仕事してるときって、とても人には見られたくないような、ひっどい格好でいたりします。腰のゴムがゆるゆるになったジャージと、ぼろぼろのTシャツとかね・・ゆるゆるといっても、僕の場合半端じゃないんです・・僕の自宅はメゾネット式の集合住宅で、家の中に階段があるんですが、先日・・1階から2階まで階段を上る間に、ジャージの腰の部分が足首までずり落ちました・・orz両手に荷物を持っていたので、階段を1段上るごとに、ゆるやかにずり下がっていくそれを、どうすることもできませんでした。そんなことはともかく・・今日は、Gatzの新作CDのためのレコーディングをしていました!!!!。Gatzとがっつり（いや、駄じゃれのつもりじゃないんですけど・・）ライヴをやり始めて、早2年。ようやくこのときを迎えることができて、感慨もひとしおです。で、今日は、なんか話の流れで、うちで、ラムジー氏のパーカッションをレコーディングすることになってしまいました(!!!!)。パーカッションのレコーディングだって、僕にとっては、先述の「生楽器を録音するために、大きなレコーディング・ブースが必要な仕事」なはずなんですが、うちの音楽室、6畳ほどの小さな防音の部屋です。機材も満載ですから、3人の人間が入るだけでも、ちょっと窮屈な感じなのに、パーカッションのレコーディングなんて、全く持って想定外です。ちゃんと録れるんでしょうか・・・下の写真は、そんなレコーディング時のもの。演奏の準備をするラムジーと、マイクをセッティングする(笑)Gatz。ふたりともでかいよ!!!!レコーディングは、ここにいる全員がヘッドホンをして行います。ヘッドホンをしていても、ラムジーのパワフルなパーカッションは、ヘッドホンの耳あてを貫いて、生音が聴こえてしまうので、実際どんなサウンドで録音されているかは、プレイバックしてみるまでわかりません。そして、恐る恐るプレイバックです。どんな音で録れているのか・・??　全員が息を飲む瞬間です。あれ・・・?!!これ、いい音だよね!!!!!!!!!!ラムジー:「普段、大きなレコーディング・スタジオで、プロのエンジニアに録ってもらっても、こんなにいい音にはめったにならないよ!!!!　これが僕の本来の音なのに～!!!!」実際、ラムジーのサウンドが、僕が聴いていた生音に近い状態で、臨場感たっぷりに録れてたんです!!!!図らずも、一流のプレイヤーをして、「本来の自分のサウンドがそのまま録られている」と言わしめてしまいました。おそらくは、レコーディング・エンジニアにとって、これは最高の賛辞でしょう。っていうか、自分が今、レコーディング・エンジニアをしてるっていう自覚はほとんどなかったんですけどね・・そんなことより、こんな手狭な音楽室の中で、自分の音がどう録られてるかもわからないような状況で、ファースト・テイクから、全力投球で入魂のプレイをしてくれたラムジーの音楽魂に感謝です!!!!!!!!ラムジーにはこの後、パンデーロとか、タンボウリンとか、様々なパーカッションを演ってもらいました。Gatzの新作レコーディング、リズム的にもかなりゴージャスで、ディープで、ステキなものになりそうです。Gatzファンの皆様、全く持って乞うご期待です!!!!!!!!!!!!!というわけで、図らずも・・うちで、パーカッションが、かなりいい音でレコーディングできることが証明されてしまいました。業界の皆様、是非ご利用ください(笑)。駐車場は1台なら確実に確保できます(笑)。

  2008/12/09

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  食欲の秋!!!!

  最近、なんか食欲が旺盛で、いっぱい食べてしまいます・・先日、実家から、うちの両親がついた今年初の餅が送られてきたんですが、これが悶絶するほどに美味い!!!!　いきなり話は変わるんですが・・WOWOWのコラボ☆ラボっていう番組の収録で、3組のアーティストのサポートをしてきました。今回のバンマスは、我らがベース王子、下野人司君。下の写真は、空き時間にピアノの練習に余念のない下ちゃん。キーボードを奪われた僕は、こんなとき何をしているかというと、ドラムの練習台を使って、ひたすら手首と指のトレーニングです。かなりはた迷惑ですが、このトレーニング、ピアノの演奏にも活かせそうです。この番組、on airは11月25日深夜0時の予定です。さて、ここ数ヶ月、忙しさにかまけて、趣味の3DCGをあまりやれてなかったんですが、久々に、リハビリも兼ねて、何かモデリングしてみようと思いました。タイトルに「食欲の秋」と書きましたが、そう!!!!、欲望にまかせてむさぼり食った全てのものは、やがて排泄されるんですよね。和式便器をモデリングしてみよう・・中国をはじめとするアジア各国で、しゃがみ式の便器を見てきましたが、いわゆる「金隠し」のあるタイプは、実は日本でしか見たことありません。たいてい床がちょっとくぼんでいるようなタイプなんです。「金隠しありの、しゃがみ式便器」。これこそ日本人の魂の造形なのではないでしょうか!!!!・・よくわかりませんが・・それはともかく、googleの画像検索でいろいろ調べて、簡単にできそうなのを選んで、モデリングしてみました。上り詰めたら、そこは、自分をさらけ出さなくてはいけない場所だった・・・そして、目の前ある扉を開けて、新しい世界を見たいのに、上り詰めたがゆえに、便器が邪魔で扉が開かない・・そんな、現代の日本がかかえるディレンマを表現しているのでしょうか・・よくわかりませんが・・せっかく和式便器作ったんで、今度はもっとポジティヴに、とある湖の湖面すれすれに、高速飛行させてみました。動力源は不明最後に、本日の街で見かけた看板シリーズ。「謎の売り込み」じゃまたね。

  2008/11/14

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  雑誌の表紙になる。

  とうとう雑誌の表紙を飾ることができました。感慨もひとしおです。雑誌といっても、超マニアックなハーモニカ専門誌です。「Harmonica REVIEW（ハーモニカ・レヴュー）」っていいます。F.I.H.Japan--世界ハーモニカ連盟日本支部--という団体が発行している季刊誌です。2008年秋号No.51です。で、その表紙はというと・・こんな感じ。使われてる写真は、自分でCG合成したものだったりするんですが、まあいいでしょう。そして、巻頭は、8ページに及ぶ、僕の単独インタヴューです。お題は「ハーモニカをカッコよく演出し、自分流に楽しもう」というものです。---インタヴューされてます---で、この雑誌、F.I.H.Japan 世界ハーモニカ連盟日本支部 の会員でないと、手に入れることができないんです・・・なので、まさかとは思うんですが、このF.I.H.Japan 世界ハーモニカ連盟日本支部の会員になってでも、この雑誌を読んでみたい、という方のために、お問合せ先をお知らせしておきます。モリダイラ楽器 F.I.H.Japan事務局tel:03-3862-1641担当は酒井さんという方です。話は変わりますが、下の写真は、うちの近所のよくほえる犬。

  2008/10/25

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  口唇ヘルペス、神経痛、ESCOLTA・・。

  忙しいのもやっと一段落着きました。ここ3ヶ月間、全く休みなしで、食生活も「家でインスタント食品」「現場で仕出し弁当」「打ち上げで居酒屋」というめちゃくちゃなものだったにもかかわらず、目立って体調を崩すことなく元気にやってこれたのはほんとによかったです。ただ、忙しいときって、なんか気が張っていたりとかで、意外と体調崩さないもんなんですよね。暇になった瞬間に体調を崩す、ってこと今までもありました。そんなわけで、今回も何かが起こるんじゃないかとは、想像してたんですが、とうとう出ちゃいました。・・口唇ヘルペス免疫力が落ちているときに出るんだそうです。口と口の回りのわりと広い面積に出てしまいまして、かなり残念な顔になっています。ハーモニカも吹けません。そして、過去に患った、帯状疱疹の後遺症と思われる神経痛・・orz　どちらもルーツは同じ、水疱瘡のウィルスですね。ここは自然治癒に任せて、ゆっくり治したいと思います。さて、随分日が経ってしまったんですが、ESCOLTAのツアー、終わってしまいましたね。下の画像は、バンドのメンバーと・・ステージではESCOLTAストリングス（弦楽四重奏）＋西脇みたいに紹介されてましたけど、僕の気分としては、この5人で五重奏、って感じでしたね。他のメンバーもそう思ってくれていると良いのですが・・最終日の東京国際フォーラムでは、アンコールが終わっても、お客さんのスタンディング・オヴェーションがとまらず、ホール関係者の方の制止を振り切って、ESCOLTAのメンバーが挨拶に出るという異常事態もあったりして、大変に盛り上がりました。唄が持っているパワー、自由に唄えるということの楽しさを、それぞれに個性的なESCOLTAの4人の男たちが全身全霊で表現してくれていました。これからもとても楽しみです!!!!話は変わりますが・・ここ最近、来年から始まるTVアニメの劇中音楽を作曲している、ということを以前書きました。下の画像は、そのレコーディングで、久々に演奏した大正琴。---その名も貴船!!!!---楽しいですよ、大正琴。使い方によっては、フラット・マンドリンのようなサウンドにもなりますし、ライン出力もありますから、ディストーションかけて、ロックな使い方もできます。今回このTVアニメのために、60曲近くの曲を書き下ろしたんですが、最初の打ち合わせのときに、音響監督の方から、それぞれの曲のイメージを表すキーワードのようなものをいただきました。そんなキーワードをちょっとだけ紹介してみます。「「ピーターと狼」の狼のテーマのイメージ」こういうのは自分がどんな曲を作るべきか、とてもわかりやすいですね。「中華料理店CMソング風」これもまあイメージ湧きます。でも、キーワードの中には、とても難解なものもあります。作曲家としてのイマジネーションの幅広さを試されているようです。例えば・・・「不思議な浮遊感のあるオクラホマミキサー」「不思議な浮遊感」というものを、音楽でどう表現するか、というのが肝ですね。あと僕が気に入っているのが・・「ピヨピヨサンダル風サスペンス」わけわかりません・・（笑）でも作曲しましたよ!!!!どんな曲作ったかは、TVでね。放送日時とかわかったらお知らせします。

  2008/10/18

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  気が付けば秋・・

  気が付いたらもう10月でした・・近所のスーパーで525円で売ってました最近の僕は、佐藤竹善さんのレコーディングに参加したり、Skoop On Somebodyのレコーディングに参加したり、来年始まるTVアニメの劇中音楽を作曲したりと、いろいろやってます。相変わらず休みなしです。そんな中でも、ここ最近は、男性4人組ヴォーカル・グループ「ESCOLTA（エスコルタ）」のツアーに、音楽監督として参加させてもらっています。音楽監督といっても、映画や野球の世界と違って、現場で「監督!!」とは呼ばれないんですけどね。実際「西脇さん」とか「辰ちゃん」とか呼ばれてます。下の写真は、先日、ESCOLTAのツアーで、三重県の津市に行ったときのもの。名古屋で近鉄に乗り換えたときに車窓から見えた空には、明らかに秋っぽい雲が・・やっぱりもう秋なんだ・・この電車、ワイドヴューなんとか・・っていうやつで、先頭車両から見える景色がこんな感じ・・一気に旅気分が高まります。思わず、途中下車したくなってしまいました。そして、この日の会場である、津市の、三重県総合文化センターに到着して、見上げた空がこんな感じ・・空が広い・・・ESCOLTAのこのツアー、クラシックあり、壮大なバラードあり、洋楽カヴァーあり、ディスコもんあり、踊りあり、唄バトルありの、超エンタテイニングな内容!!!!　ご好評いただいているようです。ありがとうございます!!!!

  2008/10/03

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  NHKレコーディング。

  最近、NHKの、とある子供番組のための楽曲の作曲の依頼をいただきまして、そのレコーディングに行ってきました。編曲、全ての楽器演奏も僕です。で、その楽曲というのがなんと・・音頭なんです。そうです。あの、盆踊りとかで踊れちゃうような、愉快な日本の伝統音楽です。いやあ～初めて作りましたよ～音頭。youtubeでいろいろ検索して、研究して作りました。とはいえ、できちゃうもんなんですね、音頭。自分の中に流れている、日本人の血を、意識せざるを得ません。で、今回初めて、和太鼓と当たり鉦（あたりがね）を演奏してみました。音頭のグルーヴを強力にプッシュする、重要な日本の伝統打楽器群です。まず和太鼓。俺のすばやいショットでバチが見えねえバチがドラムのスティックよりかなり太くて重いんですが、先述のドラム練習パッドで、日ごろからテケテケやっていた甲斐がありました。そして当たり鉦。チャンチキともいいますね。この楽器の奏法について知ろうと思い、ネットで調べてみました。金属でできた、お皿状の物体の真ん中をバチで叩いて「チャン」、内側のふちを、バチを往復させて連打する「チキ」という2種類の奏法があるようです。なるほど!!!!実際に演奏している映像が見たくて、youtubeで検索したら、「チャンチキおけさ」の動画しか出てこなかったので、いつものことながら、我流でやりきることにしました。で、意外にもすんなりできちゃったわけなんです。（まあその筋の方から見れば、全然なってない、って言われちゃうかもですが・・）またしても自分の中に脈々と脈を打っている、日本人のお祭り魂を、強烈に意識することとなりました。外人には真似できねえぜ俺のチャンチキ・グルーヴ!!!!そうそう、唄っているのは、ちょっと意外な、あの有名人です。

  2008/09/02

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  いっぱいいっぱいな浮き草人生。

  しばらく更新が滞っていましたが、最近の僕は、結構いっぱいいっぱいな感じでやっています。普通、忙しい人って、「1年先（時には数年先）まで、スケジュールがびっちりなんだよ～」って感じの人が、この業界には多い気がするんですが、僕はこの業界に、もう20年以上いるのに、そんな状況になったことは、一度もありません。実際、先月の時点で、僕の2008年8月は、「結構暇」なはずでした。仕事がないのは、良くないことだけど、どうせ暇なら、思いっきり遊んじゃおう!!!!　なんて思っていたら、ぎりぎりになって、仕事がぱたぱたと入り、結局8月は休みなしです。仕事があるって、ありがたいことです。とはいえ、かなり暇なときもあります。まさに、浮き草人生ですね。人生計画もへったくれもありません。まあ、子供のころ、夏休みの宿題も、一度も計画通りに遂行できたためしのない僕としては、こんな生き方も合っているのかも・・さて、下の写真は、ある女性アーティストのサポートで、大阪のサマーソニックに出演したときのもの。サマソニといっても、ステージは、テントの中の小規模のもの。しかも、オープニング・アクトなので、出番は朝10時。でもお客さん、いっぱい集まってくれて、かなりウケてました。のぞみ1号で、当日現地入りして、その日の16時には東京に戻ってました。彼女には、ほんとがんばってもらいたいものです。話は変わりますが、下の写真は、大阪フェスティバルホールで行われた、佐藤竹善さんの「Indigoなウタヂカラspecial」のリハーサルが行われた、都内某所にあるスタジオ。---oden studio（おでんスタジオ!?）---odenという言葉、何か特別な意味のある外国語でしょうか?odenの園とか・・あ、それはエデンですね。ハマースミスoden・・いやそれはオデオンですね。・・・くだらなくてすみません。とにかく、矢も盾もたまらず、スタジオのスタッフの方に訊いてみました。「なんでoden studioなんですか?」スタッフの方は、もうそんな質問にはさんざん答え慣れているかの様子で、明るく答えてくれました。「うちのオーナーが、おでん大好きなんですよ～」ちょ、ちょっと待ってくれ!!!!もちろん僕にだって、好きな食べ物はあります。もし僕が将来、スタジオを経営することになったとして、それがどんなに好きだったとしても、僕は、そのスタジオに、「松茸の土瓶蒸しスタジオ」とは名づけないような気がします。しかも、「うちのオーナーが、おでん大好きなんですよ～」という、到底納得できない、軽口ともとれるスタッフの方の発言に、「もうそれ以上訊くんじゃねーよ。空気読めやボケ!!!!」といった緊迫感すら感じました。疲れてるからでしょうか。小心者の僕は、謎は謎のままにしておくことにしました。ところで、下の写真は、最近購入した、ドラム練習パッド。最近めっきり、ドラムを叩く機会が減ってしまいまして、ドラムって、ちょっと練習しないと、すぐに身体が動かなくなっちゃうんです。リズムオタク、ドラムオタクな僕としては、そんな状況に危機感をいだきまして、「もうちょっと俺、ドラム頑張ろうよ」って思いがどうしようもなく自分の中に満ちてきて、この練習パッドを購入しました。全く幸いなことに、僕の周りには、山木秀夫さんはじめ、すばらしいドラマーがいっぱいいて、学ぶ対象に事欠きません。そんなわけで、空き時間があると、この練習パッドで、テケテケやっています。今までやったことのなかったグリップとか、フィンガー・テクニックにも挑戦しています。そんな2008年8月、休みはないけど、かなりはた迷惑な俺の夏!!!!!!!!!!!!!!

  2008/08/15

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  祝、アクセス222222超!!!!

  皆様、毎度アクセスありがとうございます!!!!最近の僕は、ある女性アーティストのレコーディングをしたり、男性ヴォーカル・グループESCOLTAの新しい作品のアレンジなんかもしています。今回のESCOLTAの作品、ある洋楽のカヴァーなんですが、かなり思い切ったアレンジになっています。「あ～あ、西脇、やっちゃってるよ・・」って思われるかもしれません。しかし、そんな僕の無茶なアレンジでも、しっかり自分たちの音楽に取り込んでしまうのが、ESCOLTAのすごいところ!!!!　まだ、何の曲のカヴァーかは言えませんが、ESCOLTAファンの皆様、乞うご期待です!!!!!!!!そうそう、以前リポートした、早乙女太一氏とのコラボですが、放送日時をお知らせしておきますね。2008年7月29日、22:00～22:45NHK総合テレビ番組名：今宵ゴージャス見てね!!!!さて、今回、アクセス222222超を記念して、久しぶりに3DCGで何かをモデリングしてみようと思いまして、身の回りを見渡したところ、民芸品の踊るハニワ君が目に止まりました。以前ここで発表した、泡だて器とか、灰皿とかの工業製品と較べると、形が不規則で、難しそうですが、なんとか頑張って作ってみました。そして・・・踊るハニワ君誕生!!!!そして、下の画像は、JR市ヶ谷駅付近に浮遊する踊るハニワ君。彼は、人類の敵なのか、味方なのか???!!!踊るハニワ君VSメカ踊るハニワ君今回きっとコメントに困る内容ですみません・・orzまあ僕は相変わらず元気です。皆様、今後とも当ブログをよろしくお願いします!!!!!!!!!

  2008/07/24

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  新しい楽器。

  更新が随分滞っていましたが、ここ最近は、ある女性アーティストのレコーディングをしています。ところで最近、新しい楽器を手に入れました。SUZUKIのANDES（アンデス）です。これが結構売れてるらしいです。こんな楽器です。---アンデス吹いてる俺---鍵盤に管がついていて、そこに息を吹き込みながら、鍵盤を弾くことによって、音が出ます。見た目、鍵盤ハーモニカっぽいんですが、そのサウンドは全く異なります。簡単に言うと、笛っぽいんです。リコーダーと較べると、少し息の音が混ざってかすれたような、そう、アンデスって商品名がついているくらいですから、パン・フルートみたいな、それこそ「コンドルは飛んでいく」を演奏しても、全く違和感のないようなサウンドです。しかも、鍵盤ひとつひとつに笛が付いていますから、普通の笛と違って、和音の演奏もできます。鍵盤楽器を弾けるひとなら、かなりお手軽に、アコースティックの笛のサウンドを演奏できるというわけです。すばらしい!!!!!!!でも、ただお手軽なだけではありません。この楽器、見た目、おもちゃっぽいにもかかわらず、ちょっとした奥深さがあります。これは、リコーダーとかの笛系の楽器でも普通に起こる現象なのですが、アンデスは、強く吹くと音程が上がり、弱く吹くと音程が下がります。吹き込む息の強さで音程が変わってしまうんです。ですから、いきなり初心者がこの楽器でメロディーを吹くと、なんとも調子っぱずれな状況になるんですが、これがまた、なんとも味のある、とってもキュートな感じだったりするんです!!!!いきなりな初心者の弾くヴァイオリンのサウンドが「なんとも味のある、とってもキュートな感じ」になる確率が限りなくゼロなのとは好対照です。で、アンデスをしばらく弾いてると、だんだん息の加減がわかってきて、いい音程で演奏できるようになります。さらに練習していると、息使いでもって、ヴィブラートとかピッチベンドができるようになってきて、メロディーを唄わせることができるようになってきます。しかも鍵盤を押す深さでも音程を変えられるので、とっても表情の豊かな演奏ができるようになってきます。人は、あまりにも難しいことには、なかなか根気が続かないわりに、あまりにも簡単に手に入れられることには、すぐに飽きてしまうもんです。そんな意味でも、アンデスって、楽器の持っているポテンシャルと、使いこなすのに必要な、努力のレベルが、絶妙なバランスなんです!!!!!!!!「この結果（サウンド）が得られるなら、このくらいの練習は全然苦じゃない」って状況です。ためしに、映画「タイタニック」のテーマのイントロのイーリアン・パイプのメロディーを、アンデスで、思い入れたっぷりに吹いてみます。・・・う～～んいい感じ。僕が「アンデス教室」とかやったら、みんな来てくれるかな・・?　大人数で演っても、かなり楽しそうなんですよね・・とっつきやすいのに、実は奥が深い・・う～ん、これって僕が、日ごろ携わっている日本のポップスにも大事な要素なんじゃないか・・?って思ってみたり・・

  2008/07/20

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• ハーモニカ? ハープ?

  レコーディング等でハーモニカを演奏して、それが後に、CD等になって発売されるような場合、レコーディングのしばらく後に、レコード会社とか、製作会社の担当の方から電話がかかってきて、こんなことを質問されます。「西脇さん、クレジット表記、どうすれば良いですか?西脇辰弥：ブルースハープでいいですか?」もちろん僕の演奏しているハーモニカは、ブルースハープではありません。そもそも、ブルースハープという言葉は、楽器の一般名称ではなく、ドイツHOHNER社の商品名のひとつです。ヤマハで言うところのエレクトーンと同じです。エレクトーンの一般名称が「電子オルガン」であるように、ブルースハープの一般名称は、「10ホールズのダイアトニック・ハーモニカ」になります。10個穴のある、全音階（厳密に言えば、移動ドのドレミファソラシ）のハーモニカということです。ハーモニカ界では、略して、「10ホールズ」なんて言います。めんどくさいですね。ただ、ヤマハ以外でも、優れた電子オルガンを作っているメーカーはいっぱいありますし、HOHNER以外でも、優れた「10ホールズ ダイアトニック・ハーモニカ」を作っているメーカーがいっぱいある以上は、そんなすばらしいクラフツマンの皆さんに、敬意を表して、一般名称（「10ホールズ」でいいと思います）で呼んであげることを、僕はお薦めしたいです。SUZUKIの人が、言ってました。「お宅の会社のブルースハープ、いい音するよねえ～」なんて言われると、褒められてるにもかかわらず、悲しくなっちゃうそうです。いきなり話が大幅にそれました。「西脇さん、クレジット表記、どうすれば良いですか?西脇辰弥：ブルースハープでいいですか?」と訊かれて、僕は正直に答えます。「あ、クロマティック・ハーモニカでお願いします。もし紙面が足りなかったらハーモニカだけでもいいです。」すると、「クロマティック・ハープじゃなくていいんですね?」とまた訊かれます。僕は、「いや、ハープだと竪琴と紛らわしいのでハーモニカでいいです。」すると、半ば独り言的に、「ハーモニカでいいんだ～」こんなやりとりが、ハーモニカのレコーディング仕事のたびに、結構な頻度であったので、そのたびになんか違和感を感じていたのですが、最近その謎が解けました。実はその昔・・「ハーモニカは楽器か?　それともおもちゃか?」といった論争が音楽ビジネス界で、本気で行われていたというのです!!!!「もしもハーモニカが楽器ではなく、おもちゃであるならば、それをplayする行為は、演奏（play）ではなく、ただ遊んでいる（これもplay）だけではないのか??!!!だったら、そんな遊んでるような奴らに、他の楽器奏者と同じギャラを払うのはおかしいんじゃないか??!!!」ミュージシャンを雇う側としては、こういう論法になるわけです（!!!!）。もちろん、昔、教育楽器として使われていたハーモニカは、とてもじゃないけど本物の楽器とは言いがたいものだったし、同じハーモニカという名前でも、楽器の形態のヴァリエーションが多すぎて、しかも、それによって演奏される音楽の種類やレヴェルも幅広かっただけに、いろいろと誤解があったのでしょう。一生懸命演奏しても、ただ遊んでるって思われて減給・・これは、プロのハーモニカ奏者としては、死活問題です。そこで、プロのハーモニカ奏者の権利を守るべく尽力をしつつ、「ハーモニカは本物の楽器である」ということを世に認めさせてきた先人がいました。また別の先人は、ハーモニカの別称である「ハープ」という言葉を利用して、「これは、ハーモニカなんかじゃない、ハープだ!!!!　だから本物の楽器なんだ!!!!!!」として、しょぼいイメージにまみれてしまったハーモニカという言葉から、イメージ戦略的に脱皮しようという動きがあったとも聞いています。ハーモニカがなぜ、ハープという別称を持つようになったのかは、諸説あるようですが、当時としては、同じ楽器なのに、「ハープ」と呼べば高級。「ハーモニカ」と呼べば低級、という驚くべき価値観があったというわけです。それでわかりました。先述の担当の方の、「クロマティック・ハープじゃなくていいんですね?」という念押し発言の意味・・つまり、「せっかく、「ハープ」っていう高級そうな名前があるのに、「ハーモニカ」なんて、下賎な楽器名でクレジットしちゃっていいんですか?西脇さん・・」っていう含みがあったってことなんです!!!!そんな、「驚くべき（僕にとっては全くstrangeな）価値観」が根強く残っているのですね。ハーモニカを始めて10余年、こんなこと全く意識してきませんでした。だって、トゥーツだってスティーヴィーだって、CDのクレジットは、chromatic harmonicaもしくはharmonicaだし、海外に行ったときでも、みんなharmonicaって言ってるし（っていうかharpって言い方を聞いたことがない・・）その名前をさげすんでいる気配すら感じたことなかったんだもん・・今僕は、ハーモニカを吹いているときは、一点の濁りもなく、誰にはばかるでもなく「自分はハーモニカ奏者だ」って思っていますし、もしいい仕事ができれば、国内、海外によらず、リスペクトの気持ちだっていただけます。僕が今、日本でこんなに能天気にハーモニカを吹いていられるのも、先人の方たちの、偉大なる貢献があったからなんですね・・感謝です。話は全く変わりますが、先述のSUZUKIの新製品クロマティック・ハーモニカ「FABULOUS」、17万円っていう高額商品にもかかわらず、結構売れてるそうです!!!!!!!!SUZUKIにはIさんっていう天才ハーモニカ・クラフツマンがいらっしゃいまして、「FABULOUS」のほとんどの部分をIさんが手作りしているそうなんです!!!!!!!!・・そりゃ高くなるわ・・実は今日、浜松の工場で、Iさんにお会いしたんですが、連日のハード・ワークのせいで、かなりお疲れのようでした。皆さん、Iさんを、もっともっと疲れさせてあげましょう（笑）!!!!!!!!!!!!

  2008/07/08

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  早乙女太一氏レコーディング＆新しいメガネ。

  早乙女太一氏の舞踏のための音楽のレコーディングに、NHKのスタジオに行ってきました。今回、作、編曲を担当しました。まず、僕のピアノやシンセ等、それに黒田晃年君のエレクトリック・ギターを含むベイシック・トラックに、弦一徹氏率いる弦楽オーケストラを録音し、その後で、津軽三味線のプレーヤーの方に来ていただいて、オーヴァーダビングです。5人のプレーヤーの方に、合計10回多重録音していただいて、50人分(!!!!)の、嵐のような壮絶な三味線サウンドになりました。さて、皆さん、オーケストラのメンバーになってみたいと思ったことはありませんか?僕はクラシックも大好きで、チャイコフスキーとか、ストラヴィンスキーとかのロシアもんのオーケストラ作品の一部に自分がなれたら、どんなに幸せだろう・・なんて思ったりもするんですが、僕のできる、ピアノ、キーボード、ハーモニカ、ドラム等の楽器は、そんなオーケストラ作品には、全く必要とされてないんですそれで、唯一僕ができそうなのがオーケストラで使われる打楽器関係なんです（オーケストラの打楽器奏者の皆さんごめんなさい・・）NHKのスタジオでレコーディングしていて楽しいのは、いつもぴかぴかにメンテされた、高級なティンパニーやグランカッサ（いわゆる大太鼓ですね）、シンバル等の備品の楽器を使わせていただけること。これを利用しない手はありません。---グランカッサ レコーディング中な俺------合わせシンバルとマレット類---奏法は全くの我流なんですが、きっとリズム感だけはあると思うので、それだけでなんとか乗り切ります。今回は、ティンパニー、グランカッサ、合わせシンバル、それにサスペンデッド・シンバルを演奏しました。プレイバックを聴いてみると・・・おお!!!!壮大なオーケストラサウンドの一部に、俺、なってんじゃん!!!!!!!!!感慨もひとしおですこれ、近いうちに、NHKの番組でオンエアーされる予定なので、日時とか、わかり次第、報告いたします。皆様、乞うご期待です!!!!!!!!!!!さて、話は変わりますが、やっと、新しいメガネを購入しました。半年ほど前に、以前所有していたメガネが、まっぷたつになって以来、自宅では主に裸眼で暮らしていたんですが、障害物とか見えなかったりして、かなり危険でした。それに、床に落ちたものを探すだけでも、這いつくばらなければならず、「なんかちょっとみじめ感」炸裂でした。そんな生活とも、おさらばです。---俺と、俺のメガネ---今度はもっともっとメガネを大切にしよう・・そんな決意を新たにしました。

  2008/06/25

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  ESCOLTAレコーディング＆新しいおもちゃ。

  4人組イケメン長身ヴォーカル・グループ、ESCOLTAの唄入れに行ってきました。ヴォーカル・グループといっても、レコーディングですから、通常の場合、唄入れは1人ずつ行います。僕が驚いたのは、彼らのすばらしいセルフ・プロデュース能力!!!!あるメンバーが唄入れをするときには、それ以外のメンバーが、そのディレクションにあたります。---唄入れ中---その感じが、とってもクリエイティヴなんですよ!!!!ディレクションをするための、コンセプトとか、言葉の選び方が、愛とリスペクトに満ちていて、それによって、どんどん、唄が良くなっていくんです!!!!普通、ヴォーカル・グループって、寝食を共にするほどに、声が似てきて、ハモリがきれいになっていくんですが、ESCOLTAは、全員が全く違う声質です。そんな個性がぶつかり合い、せめぎ合うことで、サウンドが、どんどん、すばらしくも独自なものになっていく感じ・・ある集団が発揮する能力の、理想的な形のひとつだと思いました。話は変わるんですが・・最近、ネットで「Ivy Generator」っていうフリーの3DCGソフトを手に入れました。これがおもしろいんですよ～。Ivy・・ツタのことですね。このソフトは、ツタを、いろんな形状のものに沿って発生させることができるんです。例えば、下の画像のような、植木鉢を用意します。---ヘキサゴンっていうモデリング・ソフトで、ささっと作りました---で、ツタが発生する位置とか、重力にどれだけ反するか、とか、どのくらいやみくもに生えるのか、といったパラーメータを決めて、growってボタンをクリックすると、びよよよよ～～んと、何かが生えてくるわけです。---ツタ発生中---最終的に、こんな感じのものに・・うんうん、楽しい楽しい!!!!!!!このソフトを利用して、随分前に山中に墜落した、アダムスキー型UFOにツタを這わせてみました。---乗組員は一体どこに??!!---こんなツタのように、僕も、逆境という名の風雪や重力にめげず、たとえわずかな栄養でも、力強く成長を続けていきたいものです・・さて、このツタの葉っぱの色や形は、Photoshop等の画像ソフトで編集できます。この葉っぱに、タヌキの置物の写真を適用してみたのが、下の画像。---タヌキヅタ??---これって、新しい種の創造???!!

  2008/06/21

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  電気機器運、悪し。

  最近は、ゴスペラーズのレコーディングでストリングス・アレンジなんかをしていました。あ、そうそう、早乙女太一氏と、コラボします。そのための曲なんかも作っていました。下の写真は、その関係で、津軽三味線をレコーディングしてるところ。そう、今回作っている曲は、途中で津軽三味線が重要な役割を果たします。僕は津軽三味線の知識は皆無に等しいので、その津軽三味線を自分の音楽に取り入れるべく、サンプルを録音させていただいたんです。かっこいいです。津軽三味線・・今回作曲する音楽、生のストリングスもフィーチャーしつつ、かなりエキサイティングなものになるハズ!!!!　話は変わりますが、最近、電気機器運がよくありません。ことのはじめは、先述の炊飯器だったんですが、次は携帯でした。じゅうたんの柔らかい床に、落としてしまっただけなのに、ディスプレイにピシッと亀裂が入ってしまいました。とりあえずまだ使えるようです。で、その次が、旅に行くとき等に携行しているノートパソコン（ソニーのvaio）でした。香港から帰ってきて数日たったある日、そのvaioの電源が入らないことが判明してしまいました。あわてて、ソニーのカスタマー・サポートに電話すると、意外にもすんなり電話が通じました。それで、症状を伝えると、係の方が開口一番・・「最近、落雷とかなかったですか?」あったんですよ!!!!香港で!!!!!!!!!　そのまんまじゃねーかよ!!!!!!!!!!!!!!そんなわけで修理行きです。---頑張れ俺のvaio---そして、最近では、僕の自家用車の自慢のキセノンランプが、片方飛んでしまいました。僕は、まっ黄色のワゴンタイプの車に乗っているんですが、この状態で夜に走行すると、不審車両度爆裂です。実際警察にも止められました・・・しか～も!!!!この車の右のサイドミラー、閉じた状態から開いた状態にするとき、ものすごい音がするようになっちゃいました。ウィ～～ンウィ～～ンウィ～ンギギョウィンギギギョゲゲゲゲゲ・・って感じの音です。おまえはチェーンソーか!!!!　と思わず突っ込みを入れてしまいます。しかも、それは1分近く続くんです。今や、自分の車を発進させるときに、こんなことが儀式のようになってしまっています・・orz最近の僕は、こういった不幸、それも、人命にかかわるほど酷いわけではないけど、結構へこむ不幸に会ったとき、こんな風に思うようにしています。「ああ、これで、友達に話せるネタができた・・・」昔から、人の不幸は蜜の味、なんて言いますよね。ドイツ語には「Schadenfreude」（シャーデンフロイデ）っていう言葉があって、これも「人の不幸を喜ぶ気持ち」っていう意味なんだそうです。もちろん、本気で人の不幸を「バンザ～イ」みたいに喜ぶ人がそんなに大勢いるとは思えないんですが、こんなことをぶっちゃけることで、その友達との関係が、もっと近いものになってくれたら・・なんて思うんですよね。まあ、転んでもタダでは起きねーよ、って話です。

  2008/06/16

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  無事帰国&リポート!!

  無事香港から帰ってきました。今回の香港でのプレゼンテーションは、香港随一の音楽産業「トム・リー・ミュージック」の現社長、フランク・リー氏のご指名で実現したものです。ありがたいことです。本番の前日、そのフランク氏にいろいろなところに連れて行っていただき、美味しい食べ物やお酒をいっぱい振舞っていただいたのですが、下の写真は、そんな中、とあるジャズ・クラブでの一枚。やっぱり乱入してしまいました・・---吹いてるハモニカはもちろん、SUZUKIのFabulous---下の写真は、香港のセブンイレブンで買った出前一丁。中国では、出前一丁が「お袋の味」として親しまれている、と聞いたことがあるんですが、本当でしょうか?---このあと、とんでもない衝撃のハプニングが・・---それはともかく、本番当日は、ものすごい雷の音で目が覚めました。外を見ると、とんでもない豪雨です。雷がそこらじゅうのビルにどっかんどっかん落ちまくっています。---でも写ってない・・稲光撮るの、すっげー難しいです---大雨なんとか警報みたいなのが出ていて、外出を控えるお達しが出ていたらしいです。プレゼンテーション、できるんでしょうか?とりあえず、会場に行ってみることに。今回の会場は、MEGA BOXという巨大ショッピング・モールの中にあるトム・リー・ミュージックのお店（楽器屋さん）にある、アカデミー・ホールというところです。お店にホールを作っちゃうってのもすごい!!!!MEGA BOXの中はこんな感じ。現代的なデザインがSFっぽくてかっこいいんですが、やはり、人はまばらです。午後になって、雨が止んだので、幾分人は増えてきたんですが、会場はというと、本番開始10分前でもこんな感じ・・0人ですよ、0人!!!!　いくらなんでもひどくね!!!!　って思ってたら、本番直前になって、どどど～っと人が入ってきて、こんな感じになりました。---あっという間に満席に・・---よかったよかったそんなわけで、Hello everyone. Welcome to my presentation. My name is・・って感じで、いつものように始めます。香港は、やはり都会だからでしょうか、香港のお客さんは、クールで、コンサートとかもあまり盛り上がらない、っていう印象があって、日本人のイヴェンターさんからも、「お客さん、あまり盛り上がらないと思いますけど、あまり気にしないでくださいね」なんて言われてました。僕も香港で何度もプレゼンやってきましたが、そんな感じでしたね。ところが、今回なんか様子が違うんです。結構ウケてるかも・・・・しかも笑いもかなり取ってるじゃん!!!!（まあ、狙いどうりのこともあれば、全く予想外のこともあったんですけどね・・）こうなると俄然パワーがみなぎってきます（ミュージシャンなんてそんなもんです・・）下の写真は、演奏シーン。---弾き倒す俺------さらに弾き倒す俺---で、大拍手のうちにプレゼンを終えると、お客さんにステージに上がってもらって、質疑応答のコーナーです。後ろのスクリーンの僕の写真（古っ）の下に、Keyboard Master Tatsuya Nishiwakiってありまして、その横に、中国語らしき表記が見えます。「日本鍵琴大師」・・なんか大層な感じですね。「厄除け日本鍵琴大師」なんてどうでしょう。あと、「株式会社日本鍵琴大師」とかね。「どーも～～!!!!（パチパチ）僕らね「日本鍵琴大師」っていいますー。今日はね、名前だけでも覚えていってほしいんですけどね。いやあ～もう頑張っていきたいと思いますー。」「いやしかしすっっかり夏やね・・・・」これはないな・・---この日の夜の、ホテルの部屋からの景色---そんなわけで、日本鍵琴大師がお贈りしました!!!!香港の皆様、ありがとう!!!!　またお会いしましょう!!!!!!!!そして関係者の皆様、お疲れ様でした!!!!!!!!

  2008/06/11

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  炊飯器が壊れた&明日から香港。

  うちの炊飯器が壊れました。購入して7年なんですが、お米を研いで、水とともに炊飯器に入れて、「炊飯スタート」っていうボタンを押した瞬間にそれは発覚しました。全く炊飯している気配が感じられないのです。---俺のEX-炊飯器（とキンチョール）---このまま炊飯をあきらめてしまうと、せっかく研いだお米が無駄になります。それはもったいない。ということで、なんとか自力でお鍋でお米を炊いてみたいと思い立ち、ネットでいろいろ調べていたら、どうやら土鍋が良いんじゃないかってことになりました。---俺の土鍋（とキンチョール）---炊飯器にあったお米と水を土鍋に移し、強火で加熱します。沸騰したら、弱火にして15分間。そのあと、火を止めて10分間蒸らしました。で、その結果はというと・・意外にも、美味いかも・・!!!!　お米の甘みが、炊飯器で炊くより出ているような気がします。これって、ビギナーズ・ラックってやつでしょうか・・?最近の家電製品は、以前のものより、高性能で省エネで、エコな感じになってきていると聞きます。きっと僕も、この先、最新の炊飯器を購入することになるのでしょう。家電製品という道具には、「一生もん」っていうものはないのかもしれません。そう言う僕だって、数年おきに発表される、最新鋭のシンセの恩恵をこうむっていますしね。でも、ヴァイオリン等の弦楽器奏者の方たちは、数千万円（時には数億）もの楽器を「一生もん」として、使い続けていたりします。う～ん、うらやましい。で、そんな僕も、気づいてみれば、この音楽業界に20年もいたりして・・今後も、ミュージシャンとして、使い捨てにされるのではなく、皆様にとって、まさに「一生もん」のミュージシャンであるべく精進せねば・・という思いを新たにしました。さて、明日から、香港に行ってきます。仕事関係の皆様、いつもの携帯番号で、いつでも連絡は可能です。それでは。

  2008/06/04

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  血。

  ここ数日は、来月の7日に香港で行われる、ローランドのプレゼンテーションの準備をしています。僕ひとりで、60分のプレゼンテーションを、全て英語でやります。最後にそんな仕事をしたのが、一昨年夏の南アフリカ・ツアーでしたから、もう2年近く、英語を使う仕事をしていなかったことになります。プレゼンテーションって、普段口語で使わないような単語とかもいっぱい使わなくちゃいけなくて、大変です（まあ、僕の場合、口語だって、かなりあやしいもんなんですが・・）まあ、英語があやしい分、パフォーマンスでなんとか乗り切る、という選択肢もあるんですけどね・・ためしに、英語をちょっとしゃべってみると、頭では確実に思っていても、口が回りません。英語用の口の筋肉が、すっかり落ちちゃっているようです。そんなわけで、気が付くと、英語でぶつぶつ言っています。人には決して見られたくない光景です。それにしても、昨晩は最悪でした（あ、話は、全く変わるんですけど・・）夜中にトイレに起きた際に、暗くて、障害物が見えず（実は、メガネをまだ買ってない・・）思いっきり転倒してしまいました。頭を打って、たんこぶはできるは、右ひざをすりむいて流血するは、情けないはと、3拍子揃ってしまいました。せっかくのブログなんで、このすりむいた右ひざの写真を撮って・・とも思ったんですが、あまりにグロなんでやめました。ところで、流血と言えば・・・下の画像は、最近買ったCD。最近なかなかCDを買いに行けなくて、今回まとめ買いしちゃった中の1枚。リオナ・ルイスのデヴュー・アルバムです。シングルの「Bleeding Love」をFMで聴いて「なんかいい曲だなあ～」なんて思っていました。サビの、執拗に繰り返すkeep bleeding keep keep bleeding loveっていうフレーズがとても印象的です。愛の血が、流れ続けてるってことでしょうか・・しかもyou cut me openとも言っています。彼氏にぱっくり切られてしまったようです。僕の勉強不足だとは思いますが、こんな表現初めて知りました。実に触覚と痛感に訴える興味深い言い方ではないでしょうか・・男としては、意中の女子に、「おまえのハートをぱっくり切り裂いて、そこから、愛の血液をどぼどぼと、流させてやるぜ」なんてセリフ、一度は言ってみた・・・・・・・いや、これはいくらなんでもいいです・・・「あなたのハートをホイップ ホイップ」ぐらいにしておきます（笑）。

  2008/05/30

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  jammin' Zeb（ジャミン・ゼブ）。

  実力派男性4人組ヴォーカル・グループ、jammin'Zebのレコーディングで、ハーモニカを吹きに行ってきました。このグループ、メンバー全員が絶対音感を持っているそうで、調子笛とかそういったガイドになるような音を聴かなくても、いきなりアカペラで唄い出せてしまうそうです。すばらしい!!!!　そして、メンバー全員がイケメンで、平均身長が180cm。うらやましい限りです。そういえば、先日楽曲を提供したESCOLTAも男性4人組ヴォーカル・グループ。しかもメンバーが全員イケメンで長身。なんだか、イケメン4人組実力派ヴォーカル・グループにご縁があるなあ～なんて思っていたら、実は、両グループとも、レコード会社がビクター。jammin'～の方が、半年ほどデヴューが遅いそうですが、「ライバル同士」といった見方もあるようです。どちらの作品にも参加してしまいました。いいんでしょうか?・・それはともかく、先月の竹善さんのツアーから使い始めた、鈴木楽器の新しいクロマティック・ハーモニカがついに一般発売になります。---FABULOUSっていう名前です（型番は、F-48S）---最初の鈴木楽器でのミーティングが2006年の5月。実に、2年越しの開発が、ついに実ったわけです。その間、何度となく浜松の鈴木楽器の工場に通い、またメールでのやりとり等の、クラフツマンの皆さんたちとのコミュニケーションを通じて、僕の理想に限りなく近いクロマティック・ハーモニカに仕上がっています。で、理想の音を追求した結果・・重量が655g・・通常この大きさのクロマティック・ハーモニカが200g程度ですから、ハーモニカとしては激重です。しかも、僕があまりにもわがままに、いろんなことを注文してしまったせいで・・値段がすごいことになってしまいました。税込みで・・・\173,250!!!!!!!!!!!!!!!!!!!買ってもらえるんでしょうか?・・・・今からとても心配です。話は変わるんですが、最近、またまたネットで安売りしてた、Photoshop用のブラシを衝動買いしてしまいました。「Ron's sci-fi」ってやつです。ちなみにsci-fiってのは英語で、science fictionの略で、「サイファイ」って発音します。日本語で言うところの「SF」ってやつですね。SF的な、あるいはインダストリアルな感じの素材集みたいなもんです。このブラシをペタペタするだけで、かなりグッときちゃう造形が現れます。そんなわけで、このブラシを使って、結構テキトーに遊んでみました。さてさて、そろそろ仕事に戻ります。ではまた。

  2008/05/28

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  レコーディング。

  男性4人組の実力派ヴォーカル・グループESCOLTA（エスコルタ）のレコーディングに行ってきました。このグループ、故阿久悠氏をはじめ、筒美京平氏、千住明氏等、そうそうたる作家陣が楽曲を提供しているんですが、そんな中で、なんと僕作曲の曲が採用になりまして、そのレコーディングだったんです。今回僕が作曲した曲はバラード。アレンジも任せていただいたので、あの佐藤竹善さんツアーで強力に一体感を共有しているメンバーの中から、ギターの今さんと、ベースの下野君に来ていただきました。やはり長いこと寝食を共にした仲間というのは、いいもんですね。楽曲の肝をすぐに理解してくれて、コミュニケーションもスムーズです。バラードの中に、すばらしいグルーヴとハートを残してくれました。今さん、下ちゃん、ありがとう!!!!!!!!!!さて、今回のレコーディングは久々、大きなブースのあるレコーディング・スタジオだったんですが、僕は、レコーディング・スタジオに入ると、何か、得体の知れないパワーが自分の中に沸き起こるのを感じます。実は10代の頃の僕は、バンド少年なんかでは全くなく、多重録音オタクだったんです。だから、プロとしての僕の活動の初期は、ほぼ全てレコーディング。ライヴで人前で演奏するのは、Gueenぐらいでした。今でこそ、キーボード奏者、ハーモニカ奏者としても、ライヴで「ちょっと怪しい動きをするお祭り系ミュージシャン」って感じになってますが、当時は自分にそんな要素があるなんて、想像もできませんでした。そんなこともあり、今でも、レコーディングは大好きです。----結構地味な作業----地味な作業も多いんですが、限られた時間と、予算の中で、最高のものを作る・・そんな、自分に課せられた使命のために、僕は常に周到でありたいって思います。

  2008/05/22

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  200,000アクセス突破。

  しばらく更新が途絶えていたんですが、Gatzのライヴやったり、mie未唯さんのライヴやったり、曲書いたり、あと、6月に公開される「花より男子」の映画のサウンド・トラックでハーモニカを吹いたりと、いろいろやってました。そんな間にも、気づいてみれば、当ブログのアクセス数が200,000を超えてました。こんな怠慢な俺のブログに、足しげくアクセスしてくださった皆様、本当にありがとう!!!!!!!!そんなわけで、200,000アクセス超えを記念して、何か、3DCGでモデリングしてみようと思い、自分の周りを見渡したところ、料理で使う「泡だて器」が目に入りました。「泡だて器」っていう名前が正式名称かどうかはわかりませんが、この物体、工業製品でありながら、そのメインの泡立てる部分の針金の形が結構アバウトだったりして、僕にはとっても興味深い形状です。そんなわけで、「俺の泡だて器」この泡だて器のように、皆様のハートをホイップ ホイップできるような、音楽作りを目指して、これからも精進します!!!!皆様、今後とも、当ブログをよろしくお願いします!!!!!!!!!!!!!!!!!

  2008/05/20

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  仕事サボり中・・

  熱狂と至福の竹善さんの「Indigoなウタヂカラ」ツアーが終わって、早一週間なんですが、想像以上にパワーを使っていたらしく、札幌から帰ってきてしばらくは、腑抜け状態でした。とはいえ、日々の仕事もあるので、そんなことも言っていられません。ただね・・やんなきゃいけないことがいっぱいあるのに、なんとなく気持ちが沈んでやる気が出ね～、って感じで、ただいま逃避中（笑）。特に意味はないんですが、趣味の3DCGで、身の回りにある何かをモデリングしてみようと思い立ち、「そうだ!!!!　白熱電球をつくろう!!!!」ってことに・・===ヘキサゴンってソフトで作ってます===ネジのところがちょっと難しいです。とは言いつつ、作っていて、ネジ山が一周たりないことが発覚・・まいっか・・意～味はないけれっど～む～しゃくしゃしたから～白熱で～んきゅうモデリング～、でんでんででんでんそんなオリエンタルラジオ風なフレーズが頭をよぎります。コンピュータにかじりついて、必死の思いで作ろうとしているものが白熱電球・・人には見られたくない光景です。そしてできたのが・・まあ、白熱電球って言っていいんじゃないでしょうか・・電気も来ていないのに、超光ってます次に、身の回りにないものをモデリングしてみたくなりました。そうだ!!　ビン底メガネを作ろう!!!!皆さん、ビン底メガネって、身の回りにあるようで、ないですよね（いや、「あるよう」ですらないかも・・）ビン底メガネをかけた、超マジメで秀才なんだけど、いまいち野暮ったい、委員長の女子。あるとき、出会い頭にぶつかって、ビン底メガネが吹っ飛んでいく・・そして、なぜか、彼女の頭の後ろに硬く結ばれていた髪が、ハラっとほどけていく・・もちろんスローモーションです。「委員長～～～～～～!!!!」そして、委員長は実は超美人だったって話、クラシックですね。まあそんなことはどうでもいいんですが、とにかくビン底メガネを作ってみました。ビン底メガネって、コントとか演劇で使われるために、レンズの中央部分だけ、視力を矯正しないように（つまり平たいガラスに）なっているんですよね。そんなことも再現してみました。佐藤竹善さんからは、愛情を込めて「西脇研究員」なんて呼んでいただいている僕ですが、まあ平たく言えば、オタクってことです。せっかくなんで、今回作った2つのものを、同じ画面に登場させてみました。===電気も来てないのに超光ってる白熱電球に照らされる、ビン底メガネ===ふと思いました。この間抜けなビン底メガネが僕だったとしたら・・・その間抜けな人生を、明るく照らしているこの白熱電球は・・・・？音楽じゃないか!!!!!!!!!・・・・白熱電球とビン底メガネに、こんなに学ぶことがあるなんて・・・・そんなわけで、今日は、いつになく「変なやつ」度全開の俺の日記でした。

  2008/05/07

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  「Indigoなウタヂカラ」無事終了!!!!

  佐藤竹善さんのツアー、無事終了しまして、今日札幌から帰ってきました。今回のツアー、連日大変な盛り上がりで、メンバーの結束とか絆が日に日に強くなっていくのを感じました。みんな家族のように仲がいいのに、現場にはいつも良い緊張感がありましたし、すばらしいミュージシャンたちが、誰一人エゴを出さずに、徹頭徹尾竹善さんの音楽であろうという姿勢を貫いている感じ・・みんな口々に、「こんなすばらしいツアーができたのは初めてだ」って言ってました。僕も全く同感です。これが竹善さんというアーティストの器の大きさなのでしょうね。さて、最近こんなものを手に入れました。カメラ用の携帯三脚です。かわいくね?あるプロのカメラマンが使っているのを見て、僕も欲しくなってしまい、MOMAショップで買いました。この大きさなら旅に持っていくのも楽ですし、足の部分がぐにゃぐにゃに動いて自由に形を作れるので、例えば、ドアノブにくくりつけて撮る、なんてこともできます。これで手ブレ地獄からの開放です。ためしに、楽屋の廊下にあった花束を撮ってみました。もちろん自動シャッターで。（リモコン持ってないんで・・)　カメラに手を触れずに撮るってもの重要です。蛍光灯の光でも、ちゃんと撮れているようです。ならばステージへ。ステージって結構暗いんですよね。===リハーサル前のステージ・・僕の立ち位置にあるマイクスタンドにくくりつけて撮影===なかなか使えそうです。シャッタースピードが長くなるので、動いてる人はブレちゃいますけどね・・でも、三脚＋自動シャッターなんで、カメラを構えて「いかにも撮ってるぞ!!!!」みたいな雰囲気をかもし出さずにいられるので、自然体のムードの写真は撮れるかも。そして下の画像は、まさか僕が撮影をしているとは思っていないスタッフの方が、近づいてきて、なんとカメラを覗き込んだ瞬間にシャッターが下りてしまったという・・・偶然の衝撃画像・・・えらいことになっています・・・・ほんとは、とってもかわいらしい21歳のおねーさんなんですけどね・・orz

  2008/05/01

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