#26 消極的⇒積極的へ
★将棋の大山15世名人は、かつて、持っていたタイトル
(名人位、王将位など)を、その年のタイトルマッチで、
全て失ってしまい、スランプに陥った事があります。
★その時は、タイトルを守ろうとして、消極的な将棋を
指していたのが原因だった、とのことです。
★その後復活して、タイトルを奪い返したとき、
次の年のタイトル戦で、
「持っているタイトルを守ろうと」するんでなくて、
一旦、タイトルを返上し、
挑戦者と競い合って、タイトルを積極的に取りに行く様に、
心持ちを変えたそうです。それ以後は、
前人未到の防衛記録を果たしました。
★守ろうとする気持ちを一旦返上して、改めて相手と試合をして、
積極的に取りに行く、という姿勢は、仕事や生活の
諸場面でも大切な事ですね。気付かないことでしょうが、
「守り」や「こだわり」を捨てて、気持ちを新たにして
取り組む事が必要ですね。[ken]
#25 苦しい時は進歩の時
ある人の言葉ですが、『苦しい時は、進歩している時』です。
これは、私も実感します。
苦しい、どうしていいか判らないという状況で
次の手を考えるその苦しみや動作そのものが、進歩に結実します。
苦しくない、楽な場合は、怠惰の方向、
敗北の色合いに流れがちです。
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#24 心は体につれず 投稿者:【末次通訳事務所】
★宮本武蔵著・五輪書『水之巻』に、
【静かなる時も心は静かならず、何と早き時も心は少しも
早からず。 心は体につれず、体は心につれず】とあります。
★つまり、
「せわしい時には却って、心にゆとりを持つ:
のんびり、ゆったりした状況では、心は、ゆったりさせず、
機敏に働かせる] という心得です。
<心・身を相互に逆に働かせる事で、状況に適切に対処出来る>、という教えですね。
★柔道やレスリングなどで、動きの速い攻防が展開されていても、
心がゆったりしていれば、相手の素早い動きの中でも、
隙を見出す事が出来、その隙を掴まえて、
技を掛ける事が出来ます。諸事に応用できるものです。
通訳の1つの技術でもありますが。
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#23 「柔和質直」
★経典・法華経に「柔和質直」という言葉が出ます。
これは、武道の心得でもあります。
★柔道・レスリング・サンボでも体や心が柔軟な人は、
強いですね。また、この先ももっと強くなれます。
★体が固い人や、心にゆとりのない人は、投げ飛ばされ易いです。
★車のハンドルの「あそび」と同じで、
あそび(ゆとり)がないと、
動きに翻弄され事故を起します。
★女性に多い様ですが、男女問わず、ツンケンしている人・
ふんぞり返っている人、
話題によってはツンケンしたり、許容範囲が狭くなる方が
います。
若い方の場合はある程度それは止むを得ませんが、
★人間は、仮に自分が苦しい状況で笑える状況ではない場合でも、
物事には笑顔で柔和に対応できる、
心のゆとりが欲しいものですね。
そういう方は大変にたくましいです。
私も常にそうありたいと思います。【末次通訳事務所】
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#22 「十年一剣を磨く」
★「十年一剣を磨く」―私の好きな言葉です。
★芸道や語学その他何事も十年は継続して取り組まないと
モノにならない、という教えです。
★柔道・サンボ、将棋を20年以上嗜みますがこれはアマレベルの
域を超えません。
投稿活動は20年近くになり、私にプロレベルの言語操作能力を
与えました。
私の場合は英語がご飯の元ですから、
通訳翻訳としての英語技術に10年以上の月日を
投じています。
★6月20日は昭和貿易を退社した日です。
★もう退社してから15年経ちました。
大学生の弟子がまだ5歳の時です。
★9年前に末次通訳事務所を立ち上げました。
看板を出して通翻訳業務を行うのは、
辛い事もたくさんありましたが、確かに驚異的に英語運用力が
伸びます。
何でも十年を一単位として、取り組む事の大切さを
実感しています。
★20歳の人は10年経っても30歳ですから、
まだ若い部類になります。
ですから、今からでも、何か興味のある事に10年を
費やしたら良いです。
そしたら、それは大きな能力として、自分の財産になります。
私自身は、将棋とサンボ・柔道で稽古を積んで、
もう一花咲かせたいと思います。
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最終更新日
2007年06月26日 09時17分53秒
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