★お知らせ★
■通翻訳の基本技術セミナ-■(無料)
開催日:2007年8月10日
★ふるってご参加くださいませ★
*英語を使って、通翻訳業務で起業やビジネスに関わりたい方には適切なセミナーです。
*PLAIN ENGLISHによる日⇒英、平易な日本語での英⇒日のレッスンを致します。
*課題文を出しますので、ご興味がある方は日本語に訳してみて下さい。
【When advertising does its job, millions of people keep theirs.】
【日程】・・・2007年08月10日(金)
【時間】・・・14:00~16:00
【主催】・・・末次通訳事務所
【定員】・・・先着10名程度
【申込方法】・末次通訳事務所宛てのメール
fuku@eos.ocn.ne.jpでお申し込み下さい。
【会場】・・・福岡SOHOサポートセンター
※福岡市中央区天神2丁目8番49号 福岡富士ビル4F
TEL 092-781-2011 FAX 092-781-2099
場所についてご不明の場合は、上記にお電話下さい。
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英語学習の基本姿勢を申し上げます。
次の例文をご覧下さい⇒⇒【This is our cat. Her name is Mimy and she is very old.】
★皆様はどう日本語に訳しますか?
殆どの方が、「これはうちのネコです。彼女の名前はミミーです。
彼女はとても年を取っています」と訳すると思いますし、
中学や塾では、上記の様な調子で訳する様に、
自然に教えられます。ですが、私見では、これは良くないです。
この様な訳し方こそ、その後英語学習を大きく妨げます。
★英語では、人物や物事を最初に言った場合は、2回目以降言及する場合は、
代名詞(he, she, it, they, his, him, her, its, their, themなど)を使って言い方を
簡素化します。その簡素化した英語独自の言い方をその通りに日本語に訳すのは
日本語として不自然で、英語と日本語の意味が密着しません。
上の日本語訳は
「これはうち(で飼っている)ネコでミミーっていいます。
ミミーは、ばあちゃんネコです」という感じです。
雌ネコをさして、「彼女」という言葉遣いは、
通常使う日本語ではしませんね。
★日本語と英語は内容が全く異なる言葉。
ですが日本語でも英語でも、 言葉種類を問わず、
人間は考えを表明する時、「言いたい内容」が頭にある筈です。
言語化する前の言いたい内容を「メッセージ message」と言います。
このmessageを、日本語らしく言えば「日本語」となり、
英語らしく言えば「英語」となります。
ですので、日本語らしく言うルールと英語らしく言うルールをきちんと把握して、
対照的にこの両者の差異を把握し、
日本語・英語の 切り替えがスムーズに出来る様に成れば良いのです。
★別例: "This is my father, Ichiro. He loves baseball." を訳して貰いますと、
大抵は
「こちらは私の父です。彼は野球が大好きです。」という具合に 訳します。
これは、良くない訳し方です。 上の文の場合、he は、お父さんの事ですので、
「彼」でなくて、「父」とか「お父さん」とした方が日本語としては自然です。
★つまり、he,she,they,his,him,her, they, their などを
各々、彼は、彼女は、彼の、彼女の、彼らの、彼女らの等と
訳してしまう方がかなり多いのですが、この様な訳し方、或いは、
意味の取り方は 間違いと言って良いでしょう。
★皆様には、heを彼、theyを彼ら等と訳する事はしない様に、お願い申し上げます。
文脈に沿って he, they, she, it などを各々指している 名前などで訳出する
(意味を解釈する)事が大切です。 これが通じる英語の第一歩になります。
<兵法・英語二刀一流>
末次通訳事務所 英語通訳 末次 賢治 拝
fuku@eos.ocn.ne.jp
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最終更新日
2007年08月01日 17時45分22秒
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