自動詞/他動詞の区別を教えてとのご要望は多いですね。
<相手との関り合いの程度の強さ>で考えましょう。
例) I run fast. / I speak.
このrun/speak は自動詞ですね。
自動詞とは自分で当該の動作をして(用事が終る)との事。
I speak to him. の speakは自動詞です。
(to(前置詞)+ 人・モノ)の場合の「人・モノ」は英語の文法上目的語ではないのです。
I speak to him.は場合によっては、相手は聴いていないかもしれないが、
自分が相手に話している。⇒あくまでも自分ひとりの作業で、
相手との/への関り具合が無いか低いという事です。
I talk to him. でもそうです。このtalkは自動詞。
ところが、I talked him out of smoking/ I talked him into jogging. という言い方が
あります。この場合のtalkは、他動詞ですね。
意味は、奴に言い聞かせて、喫煙させた/ジョギングを勧めた。という事。
つまり、相手に言い聞かせて、という相手への強い関りがあります:
他動詞は、相手(対象者)との強い関りがある場合に使います。
相手との関りが強い場合は、他動詞を使うし、動詞は他動詞と見なされます。(続)
【Ken's Office】
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年08月03日 21時13分05秒
もっと見る