宮本武蔵師の雅号は「二天」であり、宮本二天といえば、
書画の芸術世界での、宮本武蔵の別名です。
さて、武蔵先生の水墨画などにも、当然、
私はある程度,研究をしていますが、
水墨画に興味がありますので、テレビの「なんでも鑑定団」は
開始当初からいつも観ています。
因みに、これは、英国BBCの美術品の鑑定番組をヒントにして
日本のテレビ製作会社(恐らく関西の)が真似して作ったものです:
最初は、11PMで、島田紳助さんが司会の時に、この番組の
「そっくり」内容をしていましたね。
その後、製作会社が2-3のテレビ局にこの企画を売り込みましたが
断られ(got turned down)、テレビ東京がこれを購入し
放送開始しました。開始以来ずっと観ている私です。
時折、宮本二天の作品が出てきます。
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ところで、名古屋の南区に笠寺観音というお寺があり、
その斜向かいに、東光院という寺院があります
そこは、かつて武蔵師が滞在していた所です。
道場を開いていたそうで、その東光院に、武蔵著作の掛け軸が
見事な一幅で、「南無天満大自在天神」という縦書きの書です。
これは、「南無」は右手で、それ以下の「天満大自在天神」は左手で
書いています。武蔵師は、元々左利きの様です。
<武道に、左右は関係有りませんので、恐らく後天的に、
どちらの手も自在に使える様に、しかも、モノを観る稽古として
書画も嗜んだものと思います)
私は、ご縁がありこのお寺の住職さんと懇意にさせていただいています
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さて、なんでも鑑定団の中で、「出張鑑定団」というコーナーがあります
主に、松尾伴内さんが、各地におもむき、現地の会場で、
地元の人たちの「お宝」を拝見し、出張できている鑑定士の先生方が
それを鑑定するというコーナーですね
その出張鑑定団が、4月29日に飯塚にきます
コスモスコモンです。
その出張鑑定団への鑑定参加申し込みが今日まででした
急いで、応募しました。
実家末次家でなくて、私が持っている「お宝」です。
見事採用されて、出演できればと思います。
私が応募したものは、2つあり、いずれも書物です。
坂本竜馬に関係のある、剣道流儀、つまり、北辰一刀流の古い書物と
もうひとつ、(これは秘密にします)、とても珍しい書物です
この応募が採用されて、当日、出演できればと思っています。
北辰一刀流は、千葉周作先生が開祖の流派ですね
千葉周作師は、貼り付けた写真の方です
宮本武蔵師の流派は、「円明流」「二天一流」です
さらに、そこから派生して、「武蔵流体術」や「武蔵流棒術」もあります。
武蔵師のお父様(養父)の流儀は、「当理流」の十手術ですね
つまり、武蔵先生は、お父さんの流儀を受け継いで発展させているのです。
上記は、民間伝承や伝説でなくて、史実ですね
【<兵法・英語二刀一流>末次通訳事務所 末次賢治】