○東京出張記・その1
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昨日午後に、東京への出張から戻ってきました。
この東京出張は、今年になって初めてのもので、
昨年6月に、東京は立川にて、学研教室の英語の先生方に
講演をしに行って以来でした。
このときは、帰りの日に、痛風症状が発症し、
ひざが急に痛くなり、腫れてしまいまして、
歩くことが出来なくなって、羽田までの移動が大変でした。
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さて、今回は、行きも帰りも夜行の高速バスを使いました。
いつもは飛行機なのですが。
夜行高速バスは、福岡の天神から新宿西口(京王百貨店のあたり)までを
結びます。
この高速バスは、2階建てバスで、
座席の種類も3種類あります、
・デラックスシート(一列席で、席の装備やゆったりさもデラックス)
・ビジネスシート(一列席で、席の装備もご立派)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~2階↑
・エコノミーシート(1階で、二人掛けの席、とても窮屈)
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云わずともお分かりでしょうが、
エコノミーシートは、片道8千円の往復1万6千円。
やはり若い大学生が旅行や帰省の際に使います。
社会人というか、働いている人は2階の席ですね。
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高速バスといえば、自分が大学生のとき(京都にいましたが)、
良く使っていました。
特に、京都⇔名古屋、名古屋⇔東京への旅の際に、
さらには、大阪⇔熊本の旅でもよく使っていました。
大学生のときの高速バスは、二人掛けの座席ですが、
混んでいない便をいつも使っていたので、
実質、二人分の席に、一人で、ゆったりと座っていました。
大阪⇔熊本は、一人掛けの座席列でしたので(3列ありました)
ゆっくりと出来ました
高速バスに乗ると、どうしても、大学生のころを思い出します。
高速バスで、よく旅をしていたのですね。
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今回、東京に出張するに際して、
バスを使いましたのは、はっきりとした理由があり、
・飛行機の予約がなかなか、とれず、
・バスだと安いので、そして、これが最大の理由ですが
・自分が大学生のころしていた経験を今一度したかったのですね
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私が今回使った座席は、1階のエコノミー席で、
二人掛けの席(私の席は窓際だったので)で、片道8千円の
往復1万6千円のものでした。
これは、飛行機の片道料金よりも安いので
この点は良いのですが、この二人掛けの席であれば
片道5千円くらいでも充分と思います。普通の観光バスの席と
あまり変わりませんしね。
二人掛けの席の窓側のほうは、
車内の手洗いに行く場合は、隣の人に断りを入れて
通るスペースを空けてもらわないとならず、気を遣って大変でした。
このことを云うのは恥ずかしいばってんが、
痛風の薬として、利尿剤を飲んでいるので、自分は比較的に、
トイレが近いのですね。爺みたいで、自分が情けないのですが、
我慢できるところまで、精一杯我慢していました。
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今43歳で、この10月で44になる私です。
本来でしたら、43歳にもなって、東京まで、バスで、
しかもエコノミー席を使うなんて、情けないなあ、と思う人も
いるでしょうし、自分もその様におもわないでもありません。
実際、43くらいになれば、当然飛行機で、東京に行くし、
新幹線での移動であれば、
グリーン車に乗るくらいの社会的な立場なのですね。
個人事務所ながら、仕事を自営展開しているので、
東京くらいの遠方は飛行機で、新幹線の場合は、グリーン車で、
と思っています。実際に、今までは当然飛行機を使っています。
(※来月、また東京に出張します。このときは、飛行機です
すでに座席を購入しています。)
今回は、あえて、夜行高速バスの1階の二人掛けの座席を選んだのは、
たまには、昔に戻って、窮屈な思いでバス移動するのも、
経費面ではもちろん安く上がりますし、また、精神面で
何かのプラスになるのではないか?と思ったからです
それが狙いでした。
私が社会人となって、ちょうど20年たちます。
20年前の今頃は、貿易会社入社を前にして、
張り切っていた頃です。
今回、安い、夜行高速バスのしかも、窮屈な席で
福岡から東京まで往復で旅をすることで、
何か、自分にとって、プラスとなるものや
考えさせられるものがあるかどうか?を試したかったし
昭和貿易株式会社という大阪では老舗の商社に入ってから
紆余曲折で、20年たった今、大学の頃の気概あふれる自分と
今の自分とで何かしらの相違、特に、悪く変わった点が
発見できるかもと思って、この窮屈な席に座りました。
行きがけの便は、天神を19時発、新宿着が09:25分です
途中、乗客は、山口県の下松サービスエリア(22時ごろ)と、
諏訪湖サービスエリア(翌朝7時ごろ)で休憩します。
名神⇒東名に入ると思っていたら、
名神⇒中央道に入っていました。
中央道とは信濃や山梨を通る高速道ですね
中央道はさすがに、道路沿いや周囲の景色が雪景色でした
中央道のほうが、東名よりも混まないし、その分、
東京にまで時間通りに着けるのでしょうね。
行きの便では、隣の席は、ベトナムの青年でした。
4-5名のベトナム人が同乗していました。
バスが発車するときに、その人らが、見送りの人たちに
手を振って、涙を流していたので、また、私の隣のベトナム青年は
出発してすぐ、手紙や手製の卒業アルバムを見ていました。
その手紙が、中国語やハングルではないし、
アルファベットみたいばってんが、何か違う形態の書き方なので
いろいろと聞いてみると、ベトナムからの学生さんでした。
福岡の西日本日本語学校を、3月4日に卒業して、
今後、東京のコンピューターの学校で、プログラミングの勉強を
するそうです。私の隣の兄ちゃんは、大柄で、
(よく列車のコーチ席で、足を広げて座る様なあんちゃんがいますが)
その様な感じの)やや横柄そうなの人でしたが、
話してみると、素直な青年でした。
二年間、その日本語の学校で勉強したそうで、
日本に来て初めて、日本語を勉強したそうですが
とても達者に話せていました。
私の斜め前の席の若い人は、大学生で、帰省して
また、東京の大学に戻る途中といっていました。
英語の専攻の人でした。早稲田大学生です
エコノミーシートは、やはり学生さんとか若い人が多いですね。
2階のビジネスシートやデラックスシートは、ビジネスマンの人が
意外に多くいました。きれいなおねえちゃんも数名いました。
隣が大柄な人だったので、自分の席は、とても窮屈でした。
こんな窮屈の席で、一夜を過ごすのは、本当に学生の頃以来です
窮屈だったのですが、通翻訳者としては、いかなる環境下でも
寝るときは眠れ、うんこをするときはきちんとうんこをし、
食べるときは食べる、などのことをきちんとしたリズムで出来なければいけないとよく思っています。
隣にいびきのうるさい人がいても、きちんと睡眠できるくらいの
タフさが仕事から必要となりますが、
そうした事の良い練習になりました。
昨年、熊本の空手大会の通訳の際、自衛隊の通訳者の方と
一緒に仕事をしましたが、さすがに自衛隊の人は、
どんな環境でも、睡眠ができ、食事も出来、うんこもできる様に
体が慣らされているなあと感心しました。
席は、窮屈で、その状態で14時間もバスにのるのは辛いのですが、
よく考えますと、戦後の引き上げの兵隊さんなどはもっと過酷な
状況でで汽車に乗っていたので、そうしたことに比べますと
たいしたことはないのですね。座れるだけましです
たまには、大学生の頃にしていた環境に身を置いてみると
自分が変わってしまった点、今の生活に良くも悪くも
すっかりどっぷり遣っている点がよくわかります。
最近は、運動不足で、体力が落ちているのですが
今回の窮屈なバスでの移動で、それを感じました。
体力が落ちれば、良いセックスもできなくなるし、
今後、体力をつけて、どんな状況でも、生活リズムが取れる様に
しないとならないと、痛感しましたね。
9時30ごろに新宿に着きました:
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ここで、皆様にも良い情報があります
東京、山手線の御徒町駅南口から徒歩3分のところに
燕湯 という銭湯があります
朝の6時からあいているのですね
夜は20時までです。
そこに直行し、銭湯で、体を洗い、疲れを癒しまして
背広に着替え、東京商工会議所へと向かいました。
御徒町の【燕湯】は、今回、初めていきましたが、
下町の銭湯なので、ご立派な刺青を入れた職人さんが
朝から、すで一仕事して、入りにきていたりしていました。
やくざではなくて、染物の職人さんでした。爺さんでしたが
きれいな刺青で、背中一面、足の太もも裏まで入っていました。
夜行バスや夜行列車で東京に行く人は、
この御徒町の銭湯で風呂に入ればよいでしょうね。
400円くらいですし、東京駅にも、銭湯がありますが
ここは2千円くらいするし。
【Ken's Office】
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最終更新日
2010年03月11日 07時26分14秒
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