○英語単語の<意味の広がり>その1
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本文:
SUB:英語単語の意味にはドラマ展開があります。
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○英語の単語には、それぞれ、複数の意味合いがあります。
しかし、根幹の意味は一つです。その1つの核から、論理的に意味が広がります。
これに付いての講義です:
1)弊社が主催する一対一の対面式英語授業(毎回千円のみです)で
よく取上げる早口言葉(ことわざ)で次の様なものがあります:
A friend in need is a friend indeed.
「困った時(に助けてくれる)友達が本当の友です」
2) ここの needを例に以下の通り講義をします:
need (でも wantでも良いですが) の意味は何でしょうか??
私もそうですが、中学校の英語授業では
『~を必要としている』という意味で習いました。
辞書にもそう載っています。
ところが、「~を必要としている」という
それだけの意味を理解し、それで needの意味が掴めたと
思えば大間違いです。
『生兵法は大怪我の元』ですね
通翻訳業務を通して分かりました事ですが、
英語の単語には、1つの(意味の)根源を起点として
ドラマや展開があります。
例えば
I need(want) some water.は「ちょっと水が欲しい」という意味ですが、
その背景が映像として、まるで映画を観ているかの様に脳裏に
出てこなければ英語の上達がありません。
I need(want) some water.の意味を深く考えてみましょう。
a)「水が欲しい」という事は、<いま水が無い>という事ですから
<~が無い、~が不足している>、という意味があります。
つまり、needには、「不足・欠乏」という意味合いがあります。
b)「水が欲しい」=「水が無い」(だから欲しいわけですね)
水が呑みたいのに水が無い>ということは、「困っている」わけです
ですから、needには、必要なものが無くて困っている、という意味があります。
辞書で確認してみて下さい。
need ~欲しい、という意味を「論理的に深く考えれば」辞書を引かずとも
「不足」「困っている」という事が意味としてつかめるはずです。
ですので、in need が「困っている状態」という意味合いになりますね
これは1つの好例ですが、学校授業で習ったり、辞書に載っている表面の意味の下には
ドラマがある事を意識して、英語の単語などを考えると
色々な知的発見があることでしょう。
3) ここで、produceをご紹介します。
※ One day while I was driving on the main way,
some policemen stopped my car and asked me to produce my license to them.
=ある日、幹線道を走っていたら、複数の警官から止められて、
免許証の提示を求められた。 という事ですね
*特に、公式な免許や書類、証拠物を提示する・提出、という場合に
produce を使います。
produce は、片や、「生産する」、 一方で、「提示する」、
という意味合いです。
つまり、produceとは、「あとから公共に出すものを作る」、という事です
英語論理の順番で表現しますと、
「作成して、それを人前に出す」という事ですね
ですから、商材や農作物は、produce を使えますし、
石油や天然ガスなどの資源も produceを使えますし、
テレビタレントなどのプロデュースも、映画の製作も produceを使えます。
Chikuho Area used to produce lots of coals.
「筑豊地帯は、かっては、石炭の産出地域でした。」
I would like to produce this young singer.
「この若手歌手を売り出したい」
We proudly produce lots of portable phones.
「弊社では、携帯電話を大量生産しています。」
We have to produce our ID to the guard before getting through the gate.
「通門時に、IDを警備員のおいちゃんに見せないとなりません。」
*特に、公式な免許や書類、証拠物を提示する・提出、という場合に
produce を使います。
これを機会に、必ず、この意味合いを理解して、覚えて置いて下さい。
ご参照ください。ご質問は何なりとどうぞ。
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最終更新日
2010年05月20日 21時14分11秒
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