従来の学校英語・文法についての私見
投稿者:末 次 賢 治 拝
○従来の文法に付いて:
★前提の考えとして、 「日本語」と「英語」は、物事の表現方法が異なります。
日本語をそのまま字の通りに英語に訳しても、通じませんですね。
これを踏まえて、考えを申し上げます。
★従来の文法は、元々、英米(英語圏)で出版されている英語語法の
教科書(国語の教科書)を日本語に訳して、テキストにしています。
以来、その流れでずーと来ています。例外もあるでしょうが、大抵はそうですね
★【この事は盲点になりがちですが、】
あくまでも英語圏に生まれ育った子供や人向けの英語語法のテキストが
基盤になって、 それが翻訳されて日本国内での英語テキストの基盤になっています。
★元々英語圏の子供、人向けに書かれた文法テキストを、
仮にその日本語版であっても 日本人に習わせるのは、効果がさほどありません
その結果、英語嫌い、文法嫌いの人が多く、英語が使えない人が多いですね。
★小学校卒業まで、日本で育った子供、人向けには、
日本語との比較をしながら、日本語と英語はこう違うよ、
日本語ではこう考えるけど、英語では、ココはこう言うよ!という
日英の差異を踏まえての、語法教育でないと 日本語の英語教育の成果は
従来と変りません。(また片や、スポーツと同様、無意識に、3単現のsを
自動的に正しく言える様に、何度も反復稽古する必要があります)
★そこに、商業主義が入り、日本の英語産業はごちゃごちゃしています。
(私見ですが、トイクで高得点、英検で高い級をとっても、
それと、英語が使える事は、比例しません。)
★heを「彼は」と訳する様では、正直な所、英語は伸びませんですね。
児童向けの英語教室の教師陣、 中学高校の英語の先生から、この姿勢を直さないと、
英語教育自体は良くなりませんですね。
【Ken's Office】
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