○(この下の日記の続き):英語語法基本資料その2)
<6. 動詞についての正しい理解> :
・動詞は何でも他動詞である// 心が動く意味の動詞は他動詞
・名詞であっても動詞で使える単語が多い(道具や手段の名詞は動詞になる)
★重要点:
<1.動詞は[現在形]というだけで
⇒⇒ いつもは/普段からそうしている、の意
~という動作を習慣的に、習性でしていますの意 >があります
2 [過去形]は⇒【その時はそうだった、/(だから今は違う)の含み】があります。
★「動詞の現在形」は、実際には、過去、現在、未来に関係なく、普段からの事ですね。
例)【「うちの事務所は、この丘の上にあるんですよ」⇒ Our office stands on the hill. 一週間前も、昨日も、今日も、明日も、あさっても、そこに在るのですから
実際には、時間(経過に伴なっての行動変化)には、無関係の事実ですね。
現在形は、いつも/普段の事を示しますので、実際には、時間変化には無関係の事を
指しています。
例) I get up at 6:00 a.m. は、いつもは朝6時に起きます
(⇒休みなどの時は起きるのが遅いとの含みが有り)
★always と often についての正しい理解 I often get up at six in the morning. と I always get up at six in the morning.との違い:★↑oftenは、[よく/しょっちゅう]、の意。 ★↑alwaysは本当に文字通り、いつも(365日毎日)の意。
・Birds chirp. ⇒普段の習慣・習性ですから、鳥というものはピーチク・パーチクさえずるものです、
・Cats sleep well. ⇒猫というのはよう寝るものです
・Cats often loam.⇒猫というものよく、ウロウロします。との意。
★[often]は決して「しばしば」という意ではないです:
※ 学校や塾、教科書や参考書類で <often=「しばしば」>とするのは、
本当に止めて欲しいです。
<7.現在完了形の真意>
3 [いわゆる現在完了形]は⇒⇒★何かの動作/活動が終了したり、続いている時の、
発言者の気持ちが意味合いにくっきりと入ってきます。
例)I have just finished my homework. の(真の意味合い)⇒
⇒「丁度宿題が終ったよ⇒じゃ、遊び行こう!/フー、きつかった!/ヤレヤレ、腹減った!」などの動作(宿題)を終えたときの気持ち/感情を、まだ、haveしている(引きずっている//持っているのですね)。
<以下の例文は、英語の物語(宇宙飛行士の話)と(ガチョウの習性の話)から>
時間の意味合いがよく判る様な日本語訳をしますと、
・The earth looks really beautiful against dark space.
⇒「地球(というもの)は、暗い宇宙を背景に、本当に美しく見えます(見えるものです)」不変の事の意味
・On the earth, we enjoy fishing for fun.
⇒地球では、よく趣味で、釣りをしたりします。(⇒普段の習慣を意味)
・ Have you ever watched a mother goose with her baby geese? Never?
When the mother goose begins to swim, her baby geese begin to follow her.
⇒皆さん方は、ガチョウのお母さんが、複数の赤ちゃんガチョウと一緒にいるのを(果たして)見た事が有るでしょうか? え?一度も見た事がないですか? 母ちゃんガチョウが
泳ぎ始めると、赤ちゃん達も母ちゃんの後に付いて行くのです(動物類の習性の意味合い)
*私訳の「果たしてーー?」の部分が、現在完了形のhaveの意味合いです。
*現在完了形には、発言者の何らかの【気持ち】がこもっています。
気持ちを入れて質問をしています。
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<8.過去形について>
c) My father was a policeman. (裏の(真の)意味合い⇒今は警官でない、ですね
父ちゃんは、かつては、警察官でした、という意味ですから、
「今はそうでない」、という含みがあります。
過去形というのは、あくまでも、「その時は、そうであった」ですね
英語では必ず、時間をはっきりさせます。
当該文中に、「過去のいつ」が明示されていなくても、
その前後の情報の中に、【いつの事をさしているか?】が、明示されています。
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<9. it/ it is について>
(天候や時間、形式主語/形式目的語の場合の it/ it is の意味合い:
天候/時間の it is の意味や、形式主語・形式目的のit の意味合いは、「ほら!、ねえ!ちょっと見てよ・聞いてよ!」という意味合い、相手の注意をひきつける意味合いです
・It’s fine today, isn’t it? ほら、ねえ、今日は良か天気やね!
・I found it very difficult to talk my father out of smoking.⇒いやー、とても難しかったんですよ。父に禁煙を勧めるのは。
★[itは、話し相手の注意をひきつける「餌(えさ)」のような意です:これは是非覚えていて下さい!
<10. 第4文型の真意: <主語+動詞+相手+対象物> >
※ Mother wxggwxed me a lot of delicious cookies. の意味とは?⇒
★第4文型は、主語が、相手の為に(わざわざ)対象物を(用意・手配・段取)してあげる の意があります
★4文型、というだけで、既にその意味合いがあります。(~~してあげる、の意味合い)
・Our teacher gave us some advice on our future jobs.
⇒先生が僕らに、将来の職業のお話をして下さいました。
・Ken will teach you how to use the internet.
⇒ケンが、君に、インターネットの使い方を教えてあげるでしょう、
<11. This is apple. について>
(これは、語法上、間違っているでしょうか?)⇒間違いではないです:
※名詞は、無冠詞になると⇒ その名詞の「特性、特長、特長、本来の使用/存在目的」が意味になります。
無冠詞の名詞は、数の対象になりませんから、意味合いが変わってくるのですね:
良い例は: go to school/ go to bed といった言い方です
・My children usually go to school at 8 a.m. 学校には勉強しに行きますので、「勉強する場所」で schoolは、無冠詞で使います。
教科書の業者さんが、学校に用談で赴く場合は、
go to a school/go to schools/ go to the school(s)などとなります。
業者さんは、勉強しにその学校に登校する訳でありませんので、冠詞や数が入ります。
・We’ll have to go to work by eight tomorrow morning.
これも同様に、職場に出勤するのですので、
workは、無冠詞で、仕事場・職場の意味合いです
・Let’s go there by car or bus!!
※by bus/by carいずれも、移動手段ですから、無冠詞です。
(※ I came to school in my mother’s car today.
「母ちゃんの車に乗せて貰って来た」と云う場合は、
by my mother’s car でなくて、in my mother’s car.となります )
You have to go to bed.も、寝なさい、という意味では、
go to bed(bedが睡眠場所)という本来の意味で使いますので、無冠詞ですね。
You have to go to your bed.でしたら、子供さんが勝手に父ちゃんのベッドで寝ているから、自分のベッドに戻りなさい、ですね、決して、「寝なさい」の意味ではなくて、別の意味合いになっています。
練習問題:「食物は我々の生活に必要です」
★このセリフの「食物」は数に関係ないので
Food is a must for our life. ですね (勿論、他にも色々な言い方手法が有りますが)
「当店には、色々な食糧がございます」
★今度のセリフの「食糧」は色々あるとの事で数が関係しますので
We have various foods here.ですね
「馬は役に立つ動物です」
★この場合の馬は、馬の特性を云っているので、無冠詞で良いです
Horse is a useful animal. ですね
ご参照ください。ご質問は何なりとどうぞ。
更に、↑の日記に続きます(前置詞などの講義へ)
ご参照ください。ご質問は何なりとどうぞ。
【<兵法・英語二刀一流>末次通訳事務所 末次賢治】
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最終更新日
2010年06月27日 21時46分39秒
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