2007年3月31日付 岩手月報 「声」欄
市民の知恵でより良い街に
協働のまちづくり実現に生かす補助制度「コラボ☆チャレンジ」を創設する。
素晴らしい着想だと思う。
行政運営について私は市職員、つまり公務員主導でなく、
やはり市民主導で実施する方が良い行政になると考える。
公務員と企業人、さらには市民との考え方はやはり異なるものがある。
融通性や利便追求性については特にその差が顕著で、市民が納得できる
行政展開というのは国内でもなかなか見られない。
今回の制度は「市民がアイデアを出し合い、市民公募による審議会が
事業採択する-という形式を取る」という。とても大切な過程についても
市民公募、つまり市民の手で決定するという姿勢に私は意義を感じる。
着想と実地行動は別物であるし、なかなか思い通りに進まないことも
あろう。だが、ぜひ情熱を持ち続けて、より良い街づくりを市民の手で推進す
るように市民の皆さまで取り組み、こうした制度が全国の範に
なってほしいと思う。