↑の例文の、 tomorrow では、be going to 動詞 を使うと云う箇所に付いて
残念ですが、当該の先生の方からの説明が足りない、と感じました。
例えば、「明日、大分に帰る予定です」を
I am going to go back to Oita tomorrow. と云えば、
発言者(=Iの人)は、明日、大分に帰る事にしておりまして、必ず帰るのですね
また、既に、荷物を纏めたり、使う自動車の整備をしたり、して、
帰ることに備えております
それが、be going to 動詞 の本当の意味合いです
これを説明しておかないとなりませんですね。
本人は、あす当該の動作を、必ず行う予定であり、
既に、その準備を始めていたり、その腹積もりなのですね
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対して、I will go back to Oita tomorrow.は、明日
特に予定の変更が急になかったり、今の状態のまま諸事が推移したら
明日、大分に帰る予定であって、但し、何か都合が変わったりしたら取りやめる、の
含みがあります
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[主語 will 動詞 tomorrow] と [主語+be going to 動詞 tomorrow] は、意味がまるで違います
次の再掲講義をご覧下さいませ。
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★学校の英語授業では、<be going to 動詞> と <will 動詞>とを
同じ意味と教える先生方がまだいらっしゃいます。
ですが、be going to 動詞 と will 動詞 とでは、その意図や意味がまるで違います
この事を、ビジネス(海外企業との)コレポンで、例示・説明します
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★講義その1>【 BIZ英文の書き方: will/be going toの差異1 】
Hi, Readers!
商売展開上、効果的に英語を書く手法をご紹介中です。
【will 動詞~ / be going to動詞~】に付いて、学校では、
この2つの表現は「同じ意味」と学習します。
ですが、実際には、この2つの表現の意味は大きく異なります
※例:この2文は意味がまるで違います。【同じ】じゃないです
It is going to rain this afternoon.
It will rain this afternoon.
※ is going to rainとは、諸事・状況が「降雨」に向かって
突き進んでおり、実際に、【空が真暗】になって、【南風が吹き】
【ポツリ・ポツリと雨粒が降り出し始めている】の意。
【It is going to rain this afternoon.】は、
<既に空が暗く、南風が吹き、雨粒が落ちている>ので
【間違いなく、昼過ぎから本格的に降り出します】
※will rain は、【状況が許せば・状況が整えば雨が降り出す】の
意です。逆に言うと<状況が整わなければ、雨は降りません>
will は、<<あくまでも状況が揃えば>>という事です。
【It will rain this afternoon.】 は、<今はまだ晴れている>が、
<このまま低気圧が本当に九州に接近してくれば>
【午後は雨になる見通し】です
どちらの云い方が、出荷は確実でしょう?
【are going to ship】 ですね
※be going to の方が、こちら側は安心できます
※be going to ship は、<諸事・事態が既に出荷に向けて
進んでいる>のです。<相手側は、諸事準備をして
来週の出荷に取組んでいます>
※will ship の場合はどんな意味でしょう?
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★講義その2: 【 BIZ英文の書き方12:will ship の真意 】
ビジネス英文の書き方をご紹介しています。
前回の続き>貿易出荷の連絡で、次の様に、
【We are going to ship your order on January 31, 2012.】と
書けば、相手(輸入側)は安心します。
<be going to 動詞>は、既に、事態が所定の目的に向けて
進んでいるのです。上の英文の意味は、
『2012年の1月31日に貴社ご注文品を確かに出荷致します』です。
<出荷するつもり>、などではなくて、
【1月31日に出荷できる様に手配済み】と云う感じの意です
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一方、will を使って、
【We will ship your order on January 31, 2012】ですと
will は<状況が許せば、条件が整えば>との含みがありますから
↑の英文は【1月31日に出荷できる見通し・見込み】との意味です
あくまでも、諸事上手く進めば、という条件付きです。
ですから、相手からすると多少の不安は残りますね。
間違いなく予定通りに出荷できる場合は、be going to を
あくまでも見込みの出荷日を連絡している場合は [will] を使いましょう。
逆に輸出側からの出荷日連絡を理解する際もbe going to/
will を区別して理解すると状況が良く把握できますし
その後の確認もしやすくなります。
もし、上記のwill での連絡文が来たら、次ぎの様に、故意に
[be going to 動詞] の云い方を使って、
Are you sure you are going to ship our order on January 31,2012?
わざと、逆にbe going toを使い、Are you sure-という表現を使って
「1月31日に確実に出荷は間違いのない事なんですか?」と尋ねると
確実に、出荷日について、相手から確かな情報が得られます。
皆様も will / be going to を使って、出荷日他色々な
予定や段取りを確認しあって、海外とのお仕事を上手く進めましょう!
ご質問は何なりとどうぞ!
さて、過日、
I am looking forward to seeing you. は、意味がよく判るが、
I will be looking forward to seeing you. とはどんな意味合いになるのか?と
お尋ねが皆様の中からありました
次回、これに付いて、講義をします。
I will be looking forward to--ing の発言状況が
手に取る様に分る講義を送付します
お楽しみに。Please look forward to my next e-lecture.