Ken's Diary:★2.19金曜日 戸籍謄本の英語訳業務の、ある苦労
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2/19→20日の両日、本当は、山口県にて開催されるビジネス展示会に
出展する予定でした、プレゼンテーションもおこなうようになっておりましたが、
やむなく、参加をキャンセルするしかありませんでした。
翻訳の依頼があり、23日までには、そのお客様(個人の方)に
英語訳書類と、翻訳証明を取り付けて、納品しなければならない事態に
なりました。この種の翻訳は何か?といえば、戸籍謄本や住民票の翻訳です:
当該の翻訳ご依頼者が、海外に来週頭に移動するために
急ぎという事です。
間に合わせるには、山口への出張を取りやめるしか手段がなくて、
金曜日は、出張は取りやめ、終日、戸籍謄本類の翻訳作業をいたしました。
まずご依頼を頂いた時点で問題点がありまして、
戸籍謄本類が参りました時点で、一度、当該の書類を、複写文を添えて
送り返しました。
というのは、地名と家族名の「読みかな」がないためです
地名は、こちらでも調べられますが、人名は、本人か家族しか正確には
分かりませんものですね。
たとえば、「進」は、「すすむ」ですが、
「田中 進」(たなかしん)さんもいます
苗字に於いても、「山崎さん」の場合、あるいは、中田さんのばあい
「やまさき、/ やまざき」
「なかた / なかだ」 という読みもありまして、
名前の読み方は苗字も、下の名前でも、個々に違いますので、
翻訳者としましては、お名前に、読みかな、がないと苦労するわけです
戸籍謄本の翻訳をするたびに、日本の地名はややこしいと痛感します
本町は、たいていは、ほんまち ですが、
もとまち となる場合もありますし、ほんちょう、というところもあります
村も、波野村 は、ある地域のこの名前の村は、「そん」 ですし、
別の地域のこの名前の村は、「なみのむら」 という場合もあります
「漢字」に、訓読み、音読みと、二通りありますし、
読み方の状況別な読み方のパタンがきまっていませんので、難しいです
他人である翻訳者が、読みかな なしに、人間の名前と、地名を
正確に読むことはとても難しくて、作業時間がかかります
皆様も、戸籍謄本などの翻訳を翻訳者に依頼される場合は、
地名と家族人員名、さらには、市町村名と 市町村長名は、
ふりがな、よみがな、を振りましょう、そのうえで、ご依頼ください:
今回の翻訳ご依頼にはもう1つの難点がありました
戸籍謄本の書式古い書式で、
「昭和弐拾参年」、壱拾月五日 といったような、表記ですので
誤解、読み間違えの内容に注意を凝らしました:
また、それを西暦に直す必要がありますので、大変でした。
Ken's Officce
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最終更新日
2015年02月21日 14時52分53秒
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