>通訳翻訳講義(基本講義)2.25です:日本語=名詞、英語=動詞
講義2/25 英語は動詞で云う/日本語は名詞で言う 課題付+通じる英語のコツ
日本語と英語では、モノの言い方が違います
特に描写するときの言い方が違います
当然同じ言い方をすることもありますが、これは偶然です
同じ人間で、同じような生活をしますので、
言い方が同じになる場合もあります
「孤独死」というのが2.25の授業で出てきました:
孤独死は a solitary deathですが、
「花子さんは孤独死でした」
※日本語は、名詞を使って、名詞の表現を集めて云うきらいがあります
英語では、
Hanako died alone.あるいは
Hanako died alone with no one around her. という風に
died aloneと動詞を使います
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その他の例>
今日の参加人数は、50人です
これを学校では
The number of the participants is 50. とか
或は、関係代名詞を使わせる目的で
The number of those who join this event is 50.とさせるので
上記のように言う人が多いのですが
50 people join this event.で良いです
これは、第三文型になっているので、通じやすい形です
もちろん The participants are 50 people.でもよいです。
※この講義では、英語を動詞でいろいろといいまわす練習をしますので
ご理解ください。
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・「お値段は1,500円です!」とセールスマンがお客様(消費者)にPRする際
The price is 1,500yen!でもよ悪くはないですし、間違いではないのですが
英語は動詞を使う、というコツを
飲み込みますと
You can get it at (as low as) 1,500yen! とできます
英語は動詞を使う・動詞を使えば、イキイキ感が出る、というのは
皆様の中には、まだピンと来ない方もいると思います
経験が浅いためです
ですが、ちょっと練習をしましょう
「太郎さんはアイディアマンなんです」と英語で太郎さんを紹介しましょう。
→(英語)→
ヒント:「太郎君は"大飯喰らい"です」
Taro eats a lot.
「花子は23歳ですが、彼氏いない歴23年です」
Hanako is 23. She hasn't been able to find her man for 23 years.
[ケン先生は早口で困ります]
Ken speaks too fast.
[趣味は将棋です」I love playing shogi.
[趣味は、野球観戦です」 I love watching baseball games.
末次通訳事務所・末次拝
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再掲講義>下記ご参考ください
Message body
『英語発信の際の通じる英語のコツ』の開示、by Ken Suetsugu
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今回は、英語を話す際のコツ、或いは、日本語を英語に
訳する際のコツをご紹介致しましょう。
日本語を英語にする場合(英語で言う場合)のコツは、以下の通りです。
●大前提:日本語の通りに英語にしない。
1)「結論から言う。結論→理由」
2)「主語・動詞・目的語を明確にさせる」
→第3文型:主語+動詞+目的語(対象物)のパタンを用いる
3)「give, get, have, make等、簡単動詞を活用する」
4)「意見と事実は切り離していう」
5)「会話の流れに乗せる」
6)「関係代名詞は使わない」
7)「1つの文に1つの情報」
8)「短文を重ねる」
9)「最初に概要を述べ、その次に、詳しく言う」
10)「なるべく、能動態を使い、受け身は使い過ぎない」事です。
★例:「佐藤氏は、そのニュースを知らされた。」これを英語で言う場合、
<日本語が受け身の形式だからといって、英語も受け身にしない事です。
Mr. Sato got the news.で良いですね。
★ 例:「うちの社長は皆から好かれています。」という言い方も、受身にせず、
Everybody loves our president. という具合に言えば良いですね。
他にもコツは、色々ありますが、上掲のコツが大切です:
上記5)の例を出しましょう。
★例:『パチンコで生計を立てる奴は嫌いです。』
これを英語にする場合に、
"I do not like people who play pachinko for a living."
或いは、"I do not like those who play pachinko for a living."と、
関係代名詞を用いて言う人が多いのですが、
関係代名詞は、日本人が学校や学習塾、教材で習うほどは
使いません
次の様に言うのが『通じる英語』です。
Some people play pachinko for a living.
I do not like them. となります。
最初に、前提になる文を言って、
その後、結論を言う出し方も1つのコツです。
その方が、聞き手も関心を持ちやすくなります。
例:『田中さんには、学校の先生をしている娘さんがいます』
Tanaka-san has a daughter. She is a school teacher. で良いですね。
これを学校教育では、"Tanaka-san has a daughter who is a school teacher."
という様に日本語文に合わせて、1つの文にしてしまいますが、
そんな必要はありません。短い文を重ねる事が、リズムある良い英語になります。
★さらにもう1つ、第三文型の主語+動詞+目的語の好例をお見せします
・熱の伝わり方は素材により異なる
↑↑↑↑↑皆さんは、この情報を英語で通訳する、英語で云う場合、
どのように言いますか?
難しいかもしれませんね
↑のような内容の表現は
Different materials conduct heat differently. ですね
→いろいろと異なる素材が、熱をいろいろと異なって伝える、ですね
↑の言い方は応用が利きます
一口にうどんと云っても食べ方はいろいろある
→Different people enjoy (eating) udon differently.
別の事例
【今日、うちで、新築祝いをします」
これは簡単でして、辞書は不要です
Today we have a party at our new house.ですね
会話の流れ//発話状況に乗せると
↑のような言い方となります
ご質問は何なりと。See you next time!!
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最終更新日
2015年02月25日 17時05分53秒
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