地域の中学校(二中)での 「体育:柔道授業」に付いて:
皆さま、お元氣さまです 英語の末次通訳事務所です
ボランティアとして、下記の指導を担当いたしました
体育の先生のご協力に感謝をしまして、何とかけが人などもなく
昨日無事終わりました。12月8日→18日 10日間です
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昨年度同様、2年生に柔道の授業を致しました。
2年生3クラスで、合計90名くらいです
昨年度に、この生徒らが、一年生の時に、
柔道の授業をしておりましたので、同じ生徒らに
続きを教える事になります。
1クラスに6時限分の授業で、合計18の授業をしました
各クラスとも次のような内容です
第1時限:・昨年度の復習1:柔道着を着用する事(きちっと着用できる事の確認)
・受け身の練習(畳をしっかり叩く、頭(首)を上げて
頭を打たないようにする)
・寝技の練習1:「袈裟固め」の復習と練習」
第2時限:・受け身の練習
(双方に立膝で組み合い、相手をねじり倒す「牛殺し」の練習
倒される側「受け」は、左右それぞれに受け身の練習)
・寝技の復習2:「横四方固め」の復習と練習
・寝技の乱取り
※「袈裟固め」を掛けられた場合の、末次流の返し方を
生徒らに指導をしました。相手から「右袈裟固め」を掛けられた際、
自分の左手は空いておりますので、自分の左手で、相手の左襟深くを取り
そのまま相手の首を押し付け絞める様にして、同時に、足で反動を付けて
相手を押し倒すようにして、下から上に体位を入れ替えて、そのまま横四方固めです
体位の入れ替えがうまくできない場合は、左足を相手の頭に掛けて
足の力で下・上を入れ替えます。
第3時限:・受け身の練習
・立ち技1「相手と組みあう練習」
・柔道着の握り方、それぞれの手の位置、握った道着(襟部や袖部)の
絞り方、絞りによる道着を通して相手の動きを殺す方法の説明と練習
・相手と組んですり足で動く練習
・足払いの一人稽古
第4時限:・受け身の練習: ・足払いの一人稽古
・立膝で、相手と組み合い、牛殺しで相手を左右にねじり倒す練習
※相手をねじり倒す際には、例えば、自分の右側に相手を倒す場合、
右組の場合)釣り手(相手の左襟を握っている部分)を右下にひきつけ
引手(相手の右袖部を握っている部分)を、右上のほうに、回し
トラックのハンドルを時計回りに大きく回転させて、相手の体をねじり倒し、
相手を倒す:相手は受け身をしっかりとる。
・立ち技→出足払い の基本動作の説明と練習
・出足払いの約束稽古:相手と歩数を合わせて、所定の動作で相手の出ている足を
払う、受けの相手はしっかりと受け身を取る、
※相手を倒す場合(投げる場合)、例えば、自分の右足で、相手に足払いを掛ける時
倒す側は、右手(釣り手)をしっかりと握ったままにし、相手が頭を浮かないように
しておく。その逆も(左足で払う場合は、引手を握ったままにする)そうですね。
第5時限:・受け身練習
・出足払いの約束稽古→体育の先生による採点
・大内刈りや小内刈りといった足技の紹介と練習
・自由乱取り(立ち技&寝技)
※相手と組みあう際には、頭を下げないように、下を向かないように
この部分は重要ですから、しっかりと説明をしました
柔道では、頭を下げて下を向くと、背中が曲がりますんで
相手の力が伝わりやすく、相手の動きに付いていきがちです、
そこで頭を上げると、首が直立していますので、相手の力が
そこでストップし、相手の動きに付いていきません、
※人生においても、苦しい時には、下を向くのではなくて、
「顔を上げて、進む方が、難事を切り抜けられる」という事をこの時に説明しました。
第6時限:・受け身の練習
・クラス男子は男子、女子は女子で、体育の先生が指定したチームに分かれて
団体試合 各チーム総当たりで。
上記の内容での授業を致しました。
昨年度と同じ生徒らですから、今回もうまく進むだろうと
思って居りましたが、14歳という年齢のせいか、
或いは、私に威厳がないのか、クラスによっても異なりましたが、
私語が多くて、静かにさせるのが大変でした。
私語が多く、また、道場への出入りの際には、礼をきっちりしない生徒もいて
その都度、やかましく指導をしました。生徒らの家庭教育がしっかりできていないと
思って居ります、つまりは、ご両親のしつけが良くないのですね
礼儀が全然なっておりませんで、とても残念でした。
あるクラスの女子で、なかなか云う事を聴かない生徒もいて
正直に申して、その点では私はとても嫌な気持ちになりました。
昨年もよりも私語が多くて、参りました。
私語をしないで静かに、もっと真剣に取り組んで欲しかったです。
特にそのクラスの女子らは。
私も怒鳴ったりして、喉を傷めてしまいましたです。
そこから風邪を引いてしまい大変でした:
俺は、のどを痛めると必ず風邪になるのですよね、扁桃腺がはれてしまって。
人に教えるってのは、本当に難しいですね、
今回は、てこずりました、その教え方に。
その意味では、私もとっても勉強になりました。
次回、柔道を教える機会に生かしたいと思いますし
その他の指導機会にも活かせることを得ることができまして、
良かったです、当該中学校の先生方や関係者の方々には
深く感謝しております。ありがとうございます。お元氣さまです。
<兵法・英語二刀一流>
末次通訳事務所・末次賢治拝