◆残暑お見舞い申し上げます:
本日偶然に見つけたのですが、
11年前の2005年4月13日の
楽天ブログへの投稿です
下記の通りです。
お盆を前にして、亡き父の話題です
さすがにその気質は、私とそっくりです:
【今日、実家の母に聞いたが、
私の父が勤め先で、
出入りの業者に「暴言」を吐いてしまい、
それが問題になっているという。
父は、公務員で数年前に定年で退職し、
現在は、国土交通省の河川管理の事務所に
民間からの人材派遣とい形式で
勤務をしている。
母から詳細を聞くと、
業者の方の口の利き方が横柄だったので、
耐えられず、
「貴様、何か!その口の聞き方は!」
といったらしい。
そして、その相手が国土交通省の
河川事務所管轄している局に
この一件を申し立てたらしい。
そして、父は上司の方に、
この1件で「始末書」を書くように
言われたらしいが、
「始末書」を書くくらいなら仕事を辞める、
と言い切ったそうである。
父は高校卒業後、
定年まで40年くらい建設省の
公務員だったので、
次の事は十分に承知のはずである:
つまり、
<仮に業者に非があっても
暴言などを吐いたりしたら、
当然自分の方がが不利になる>、
そして、
これまでも癇に障ることが
発生しても何とかこらえてきたはずである。
であるから今回、
父はよほど、その人に頭に来たのであろう
おそらく父よりは年齢が若い人で、
横柄な言動をしたことと思う。
スポーツ選手の父はそうした姿勢が嫌いであるためだ。
この話を聞いて私は泣いてしまった。
「始末書書くくらいなら仕事を辞める」、
と言い切った父は
さすがに私の父親である。
私自身も同じ事を言うであろう。
日頃は敵対心を父に抱いている面が
ある私であるが
この話には泣いてしまったし、
父の気持ちはよく判るのである。
問題が発生した。
明らかに相手の側に非がある。
ーこう言う場合は、私は、
自分の意見を曲げてまで相手に
屈する事はしないためである。
もし、どうしても自分の意見を
曲げてまで相手に屈するのあれば
私は自分の死を以って抗議したいと思うし、
そのつもりはある。
日頃は私に辛抱する事を言う父が
怒ったのだから
父もさすが耐えられなかったのだろう。
不器用な処世術だろうが、
私は涙が止まらない。
自分に非がない場合は、
徹底して自分を貫く姿勢を
持ちたいものである。
仮に損をしても良いから。】ken
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最終更新日
2016年08月11日 17時36分34秒