1996年の8月の6日か、7日位の事
当時、既に、故郷の飯塚市に帰省してた。
福岡県警の試験を受けるために。
試験の結果が出るまで、直方市の製缶工場でバイトをしていた。
その日、仕事から帰ってきて、父が晩酌をしている居間を
そそくさと通った。今は亡き父であるが、
私は父と折り合いが悪く、晩酌をしているそばをそそくさとと通った
父はいつもの通り、お酒をピーナッツのつまみ、いや、南京豆をつまみに
テレビを見ている、音声が聞こえる、ふと、俺には、大好きな映画のあるセリフが
耳に入ってきた。
あら?と思って、画面にサッと目をみやると、
「男はつらいよ」が放映されている。
とっさに、何故??どうして?と思った、
すかさず、あまり話をしていない父、
「お父さん、何でも寅さんがありよるん?」と。
その日の朝、仕事に行くまでに、テレビ欄を確認しても
寅さんなどはなかったはず
ファンの私は、寅さん映画の放映は逃さないようにしている。
かならず、その日のテレビでの映画などを確認する。男はつらいよの
映画ほか渥美清さんの映画を逃さない為に。
なんで、今日急に「寅さん」なん?
何でテレビでありよんやか?しかも19時台に・・・
と思ううちに、まさか!ひょっとしたら??と
嫌な予感がした。そして、案の条であった。
8月4日に既に亡くなっていてご家族で荼毘に付されたとの事で
逝去の報告は2~3日後であったと思う。
渥美清さんは、とてもうまい役者で、大学生の時に、
好きになりました。面白いなあ、渥美清さんは。
一度、実際の渥美さんにお会いしたかったなあ
今日は、8月4日 渥美清さんの御命日で、
もう21年前になります。ずいぶんあっという間に過ぎた21年です。(つづく)
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最終更新日
2017年08月05日 00時45分39秒