琉球新報の6月5日付分に掲載されました
タイトル:【有意義な研究対決(蟻の種類に付いて)】
私見だが、勉学やスポー
ツを問わず、何でも「実地
に試す」「試合をする」の
が進歩の重要なカギと思う。
本紙で知ったが、先日、
「読谷高校・科学同好会」
の部員生徒らと「沖縄科学
技術大学院大学」のアリ研
究者らが「試合」をしたと
いう。同高校内に生息する
アリを探す勝負で、どちら
がより多くのアリの種類を
探せるか?これを競ったも
のだ。
結果は研究者らが高校生
より多くのアリを見つけた。
敗れはしたものの、高校
生らは、専門研究者らの調
査方法を垣間見れて参考に
なったとの事である。専門
家の調査方法を自分らの眼
で観る事が出来て、色々と
得るところが大となり、今
後の高校生ら自身の研究に
も弾みが付くもの期待でき
る。こうした交流は各地で
実施すべきことである。
専門研究者らにとっても、
高校生らから良い刺激を得
た事と思う。相互の刺激と
なれば学術研究もより深ま
り、新規の発見や展開が期
待されるものである。
この度の試合は実に素晴ら
しい取り組みであり、嬉し
く思った。