英語道場 第200回 原稿:
タイトル: 【英語を使う際の「精神的心構え」その1会話編】
Hi there!! Readers!! How are you doing?
This column marks 200th times in this issue.
この連載は今号で200回目と相成りました。とっても嬉しいです。
16年半連載をさせて頂いております。有難う御座います。
今号では「基本」に立ち返り、英語を使う際の「精神的な心構え」を開陳し、
読者の皆様の今後の海外事業展開のヒントにして頂ければと思います。
日本人は国際的な交流に於いて、笑顔などの「表情の柔和化」が不得意と思います。
私もかつてはそうでした。がこの10年は英語を話す際に「笑顔を保つよう」に、
努めています。英語で会話/プレゼン/商談を行う際の基本的な心得、
つまり、コミュニケーションでの基本姿勢は、次の3点です:
【(1)笑顔 (2)相手の名前を挟む 3) 明るい声】/なお英語でのライティングもこの3心得が必要。
1) 笑顔/Keep Smiling:自分が笑顔を示せば相手も笑顔になり心を容易に開いてくれますね。
「鏡の法則/The Mirror Rule」です。難しい交渉事であっても特に笑顔でゆったりと英語で
対応したいものです。
2) 名前を挟む/会話の端々に、相手の方のお名前(ファーストネイム)を挟みましょう。
【Look, Robert. This graph shows the recent market trend.】
【Do you think this project is a little risky, Tom?】という風に。
相手の名前を会話に挟む事は英語独自の敬語です。英語での丁寧さは「親しみ」です。
相手の名前を挟む事で「親しみ」を出し、それが英語圏での丁寧さになります。
当初はMr. Gershwinでも次からは相手の方のファーストネイムで呼びましょう。
3) 明るい陽気な声を出すように努めましょう。今年話題になりましたが、「このハゲー!」と叫んだ議員の声には憎しみとか差別感がありますたが、同じ大きな声でも、明るい気持ち良い声をしっかりと出す事が必要です。兎角日本人は英語を使う際には声が小さくなりがちですね。これは良くないし、「I’m sorry? (もう一度仰って下さい)」と聞き返されます。しっかりと明るい声を出しましょう。
そして、もう1つの基本的なコツは何でも反応的になる、という事です。コレポンで云うと、
海外の取引相手からきたら、サッと英語メールで返事を出す、という事と同じです。
日本人は概しておとなしいので、何か英語で云われても黙ったままなのですが、
英語では、オーバーリアクションででも反応します。良くも悪くも。
何でも反応的になるってことは、つまり、一挙手一投足に何か英語で発するという事ですね
これは次回に続きます。動くたびに何かをサッと適切に英語で対応する。これは練習も必要ですね
次回も引き続き記念の講義を致します。
質問は fuku@eos.ocn.ne.jpまでどうぞ!【by末次通訳事務所】