◎賀正:新春英語講義 セーフティバントは本当に安全か??
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『ふくおか経済』2015年 08月号 英語道場 第173回 原稿:
タイトル: 【 Safety/Choice:野球用語からの英語学習(1)】
Hi there, Great Readers!
英語の学習をしたいけど、何から手を付けたら分からない!!って方が多いです。
その場合は、「既に知っている外来語」の意味を、改めて英和辞書を引き確認しましょう!
もうすぐ高校野球大会が甲子園球場で開催されます。
野球用語は、アメリカ英語由来ですから、
野球用語を確認する事で、英語単語の学習になります:
1)「セーフティー・バント」ってご存知でしょう!
俊足の選手(大リーグのイチロー選手等)がよくするバントですね(※走者を進塁させる為の「送りバント」では、バントした打者は大抵はアウトになりますね)。
「バント」は相手側の守備形態によっては、
「アウト」になる可能性(risk)が高い。
それなのに、Safety Buntとは?どういう事?
Safetyは、主に「安全」の意:アウトになるリスクの高いバントがsafetyと云えるでしょうか?
=実は、safetyには、安打(ヒット)という意味もあります。
Safety Bunt とは、ヒット(安打)を狙ったバント、
即ち、【自分が一塁に出塁する為のバント】です。
バントはアウトになるリスクが高いので、
なぜsafetyと云うのだろう?とある日疑問に感じて、
辞書を引きましたら「安打」との定義があり、
腑に落ちました。
2) 「フィールダース・チョイス(Fielder’s Choice)」も
ご存知でしょう?【野手側の誤判断】です。
「打者でなくて走者をアウトにしようとして、
タイミングが合わず、全員セーフになった」という事ですね。
※choice と云えば、We have no other choice.[ほかの選択肢が無い→仕方がない]との表現があります。
【I had no money then. So I had no other choice but to walk back home.
(=その時お金がなく、歩いて帰るほかありませんでした。)
have no other choice/have no other choice but to動詞~:は、使える場面が多いです。
※このように野球で使う外来用語を辞書を引いて確認しましょう!
楽しい英語学習になると思います。 ご参考下さいませ。
By Ken Suetsugu [質問などは⇒⇒: ??????@eos.ocn.ne.jp へ ]
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最終更新日
2019年01月01日 22時09分51秒
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