Kenの近況その3=長崎での被爆体験手記の英語訳と私の恩人である先輩について。
◎Aug.9/「嘉穂東高校」と「佛教大学」の大先輩の記事
・本日8/9西日本新聞朝刊の筑豊版です(2020)
・どうぞ、御覧下さいませ!
・この記事で紹介されている野田さまは
私の高校(嘉穂東高校)と
大学(佛教大学/京都市北区)の先輩です
10歳ほど年上の大先輩となります
・野田様からのご依頼で
お父様の長崎市での被爆体験手記を
この5月頃に英語訳しました。
・英語訳をしながら、その内容は、
「原爆投下の実際の惨劇」や
「被災の惨状」を知る事となりまして、
英訳作業をしながらも、悲しい辛い気持ちに陥りました。
◎忘れもしない、佛教大学への
推薦入試試験日:
・12月1日の朝に、道を渡って
大学の門に向かっている私に
「君、嘉穂東高校ね?」と
お声をかけてきた大学の職員の
方がいらっしゃいました。
襟の校章で、嘉穂東と
お分かりに成られたそうです
とってもびっくりしました。
12/1は英文科の試験日でした。
・入学試験先の
京都の「佛教大学」で、まさか
そのようにお声をおかけ頂くとは
夢にも思っておりませんでしたので
びっくりしました。
その方が野田先輩でした。
当時は、大学の職員でいらっしゃいました。
・大学在学中は、私は授業に出なかったり、
東京に家出をしたりなどと
問題行動がありましたので
先輩にはずいぶんご迷惑をおかけしました。
・途中で1年間休学をしましたので
私は都合5年間大学生でしたが、
・復学後は、英語の習得に尽力し、
そして、うちの大学に常勤講師として
お見えになっていらっしゃった梅田先生
(京都産業大学の教授)に教えを受けまして
英語の習得に励みまして、
今日の私があります。
・本当に随分ご迷惑をおかけしましたので
野田先輩には何か恩返しを沢山しないとなりません、と
常に思っております。
・休学を終え、
大学に復学してからは、
英文科の船木教授からのアドバイスで
「君ね、英語を習得しようと思えば
英作文(日本語文の英語訳)をどんどんしたら
良い」とご助言を頂きまして
教授室の本棚になる、複数の英作文の練習本を
貰いまして、その日から、毎日、日本語文を
英語に訳する、という練習を毎日取り組みました。
卒業するまでその練習をしました。
・その練習は、結局は、いま私がしております翻訳や
通訳の仕事と同じことですね、
・振り返ると、それが私の現況の原点ですね。
色々な先達や先輩がたのご縁を頂きまして
こんにちの私があります。
(有)末次通訳事務所・末次賢治拝
Aug.09/2020