ビジネス人の皆さま、
大阪の年配の方でしたら、ご存じでしょうけども
テレビドラマ『あかんたれ』・『続あかんたれ』を知ってはりますか?
ちょうど、この動画の場面は、甘やかされてきた若旦那さんの放蕩・不始末の連続で、
経営危機に陥った呉服問屋の「成田屋」さんが、
若旦那さんと同日に生まれた手掛け(妾)の子・秀松どんの奮闘努力により
何とか再興できそうなときです。
秀松どんは、ステテコという新製品を着想し
これを商品化し、大阪市内で販売開始をしましたが
色々な人間関係の経緯で、この「ステテコ」の類似品をある商店が作ってしまい
卸値を低く設定して、成田屋さんのステテコの市場を妨害し始めました。
で、この動画が、偽物のステテコを売って歩く問屋さんの営業部隊を後を付けて
ようやく偽物のステテコ品の販売元を突き止めました。
ですが、成田屋さんの加勢をしている作造さんが(谷幹一さん演じるこの人は江戸っ子の
設定)、血の気が多く、手が早いため、怒りに任せて、
思わず偽物品を製造販売する甲賀商会の職員を殴ってしまい、警察沙汰になります。
昭和貿易時代、担当商品のトグラーやパーマグラスは
品質のしっかりした商材でしたし、よく売れておりましたので
台湾や中国その他から、よく類似品を作られました。
俺も血の気が多いから、下手をしたら、作造さんのような感じになりますですが、
このドラマは、長いドラマですが、商売、特に大阪船場の商い、大阪の商売について
とってもよく勉強になります。
youtubeで出ていたこの動画ですが
またKBCあたりで流して欲しいです。