正保二年五月一九日 (西暦1645年6月13日)は、
宮本武蔵師の御命日です。
吉川英治先生著の『宮本武蔵』は、
渾身の名作ですが、
あまりにも素晴らしい小説過ぎて、
この小説が史実と思っている方が
ものすごく多いのですが、
これはあくまでも小説でありフィクションです。
現在、宮本武蔵の史実がかなり
明確になっています。
関ケ原では西側とかでなくて
九州で、黒田側にて尽力した事。
大坂の陣では徳川側について、
水野さんの御子息の後見であったこと
巌流との試合では、
藩による機密の巌流撲殺に乗せられていた事。
小倉滞在後(小笠原藩)、熊本の細川藩に
移ったのは、肥後加藤家出身の武士らへの
抑えとしての役割があったことなど
巌流との試合の後は、福岡県のある山に数か月ほど
籠り、最後に、その森林管理者に恵比須様の木像を
彫って差し上げた事。
明石藩にて明石城下の町作りに参画した事、等々
<兵法・英語二刀一流>
末次通訳事務所・末次賢治拝
May 20/2021