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テーマ:体当たり園芸(785)
カテゴリ:インパチェンス
気象庁の一ヶ月予報によると9月上~中旬は暑さがぶり返すようですが,暑さの峠は越えてすっかり過ごし易くなった今年の夏.
しかし,夏越し中の植物へクソ暑かった時期のダメージが表面化してきています. その中でも今日紹介するカリフォルニアローズ・フィエスタ(八重咲きインパチェンス)は,その置き場所によって大きな差が表れました. 先ずは,僅かに木漏れ日が当たるものの,木陰で土の上(厳密には土の上にマルチング資材を敷いた上)に置いた単植株の様子. 『ディープオレンジ』の挿し芽越冬株 『スターダストサーモン』の挿し芽越冬株 株張りは大きくなく,葉数も多くはありませんが,葉の色艶と形状に異常はほとんど認められません. 調子が悪くなった時期もありましたが,この様子なら最高気温がコンスタントに30℃を下回るようになった時点で半日陰~日向へ出せば,直ぐにでも復活してくれそうです. でも昨年並みの残暑になると,気温がそこまで下がるのは9月末になってからで…. しかも気象庁の1か月予報を見ると,『向こう1か月の気温は平年並または高い確率ともに40%です』ってなっているし…. ま~じ~か~よぉ~! 出来れば一昨年のように,9月半ばには最高気温がコンスタントに30℃を下回るようになってもらいたいものです. 一方急速に劣化しているのが,日陰ながら家の壁面の直ぐ側でコンクリートの上に置いている『アップルブロッサム』と『ディープオレンジ』の混栽です. 両脇:今年購入した『アップルブロッサム』 中央:『ディープオレンジ』の越冬親株 株張りに変化が無い(=頂芽付近が成長していない)のはもちろんの事,落葉が進んだ事と葉が丸まった事で株全体がスカスカになってしまっています. そしてその症状は両脇の『アップルブロッサム』だけでなく中央の『ディープオレンジ』にも発生しているのです. 上記で述べたように単植の『ディープオレンジ』には異常が発生していませんから,花色(品種)に由来する耐暑性の差とは考えられません. あくまで置き場所の差がこの結果に繋がっているはずです. おそらく日陰に置いている事自体は正解なのでしょうが,コンクリートの上&壁際に置いている事で輻射熱の影響が無視できないのでしょう. という事で,『アップルブロッサム』と『ディープオレンジ』の混栽の置き場所を単植の株の横へ変更いたしました. ただし混栽は鉢サイズが大きいため,完全な木陰に置く事は出来ません. 1日数時間(正午前後)は直射日光が当たってしまう環境なのです. 果たしてこの移動が吉と出るか凶と出るか…. 一ヵ月後が怖いような楽しみなような複雑な心境です. 株元には正常な腋芽が多数確認できていますので,それらがなんとか異常な葉にならないことを祈るのみっす! さて,ついでに最後は挿し芽株の様子を…. . . . . . . . . . . . . . . って,完全にもう駄目じゃん!w 諦めて引っこ抜いてみると根は比較的正常な状態でしたが,ポット上げしてからあまり伸びていませんし,新たな芽も確認できませんでした. 駄目元で行った挿し芽でしたが,やはりクソ暑い時期に実施するのは無謀だったようです. とりあえず秋になって涼しくなったら(最高温度がコンスタントに30℃未満or最低温度がコンスタントに20℃未満)挿し芽をやりまくるぞぉ~. そのためにも『アップルブロッサム』は頑張って復活してくれぇ~! ------ カリフォルニアローズ・フィエスタのその後の様子はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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