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カテゴリ:プリムラ
我が家で夏越し中のプリムラ・ジュリアンは,植えられた環境の違いで大きな差が出ています.
単植の黄花株 寄せ植え 後方:シロタエギク 前列中央:プリムラ・ジュリアンのピンク花株 前列左右:プリムラ・ジュリアンの黄花株 単植の株はそれなりの状態ですが,寄せ植えの株は葉が少なく小さいままです. 寄せ植えの黄花株(右) 寄せ植えの黄花株(左) 寄せ植えのピンク花株(中央) 昨年は黄花株もピンク花株も大株に育っていたのですが…. 昨年(2007/9/4)の状態 左:ピンク花株 右:黄花株 単植は素焼き鉢,寄せ植えは木製樽ですので,通気性に大きな差があるとは思えず,木製樽の株だけに根腐れが発生しているとは考えられません. それに昨年は木製樽管理で問題なかったわけですから,容器自体に問題は無いと考えるのが自然しょう. そこで考えられるのは土の量の問題です. 一見すると寄せ植えの方が土の量が多く根がシッカリ張っているように思われますが,実は正反対だったりします. マルチングを施しているので判りませんが,寄せ植えの表面に敷き詰めたバークチップ(SSサイズ)を除去すると…. そのきやまるちんぐ(バークチップタイプ)SSサイズ50リットル プリムラの株間には鉢底石が詰め込まれた状態になっていて,土が存在しないのです. この鉢底石のスペースには今春までハツユキカズラが存在していました. しかし『プリムラは夏越しの為に日陰管理が必要』&『ハツユキカズラは発色させる為に夏場に日向管理が必要』でしたので,一旦ハツユキカズラを掘り上げたのです. 秋になって気温が下がり,プリムラを日向に出せるようになってから,再びハツユキカズラを植えるつもりで…. ハツユキカズラがあったスペースに土ではなく鉢底石を入れたのは,その部分へプリムラの根が伸びて欲しくなかったからです. もし土を入れてプリムラの根がそのスペースへ伸びた場合,ハツユキカズラを植えつける際にプリムラの根を傷つける事になってしまいます. そうなると株分けや植え替えを行った時同様,プリムラの開花開始が遅れると考えたのです. つーことで,寄せ植え株は『株周辺に土が少なく根が十分に張れなかった為に生育が悪かった』のではないでしょうか. すなわち生育を良くするためには一刻も早く鉢底石を入れたスペースに土を入れてやれば良い(=ハツユキカズラを植えつければ良い)となります. でもハツユキカズラはなるべくこの時期は日光に当ててやりたいので,なかなか植えつけてやるわけにはいかず(まだ暫くプリムラは日陰管理の必要があるため)…. って,冬期のハツユキカズラの葉色がイマイチだった事を思い出し,次シーズンはプリムラの株間に挿し木で増やしたアイビーを植えつける事にしたのではあ~りませんか! 既にハツユキカズラはコリウスと寄せ植えにしちゃっているし~.w しかも挿し木のアイビーは十分定植可能な状態になっているし~(ただし別目的で挿し木した株ですが). そんな訳で,早速植え付け実施っす! 先ずは株間に詰めていた鉢底石を除去しました. すると,それなりの量の根が鉢底石しかなかったスペースへ伸びていたのですよ~. まぁ~プリムラのものかシロタエギクのものか微妙ですけど.w 出来た空間にアイビーを植え付けて完成~. 判りにくいですが,ついでにプリムラの枯れかけた葉は除去しておきました. 植え付けの際に出来る隙間は古土再生土で埋め,元肥としてマグァンプKを,害虫対策としてアドマイヤー1粒剤を,根腐れ対策にゼオライトを,そして様々な効果を期待して炭粉をすき込んでみました. マグァンプK アドマイヤー1粒剤 3Kg ゼオライト 炭粉50リットル2袋セット(送料込) これで一ヵ月後には立派な株になっているかな? ------ プリムラ・ジュリアンのその後の様子はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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