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テーマ:体当たり園芸(785)
カテゴリ:ポインセチア
先月末(2008/8/30)から短日処理を開始したポインセチアですが,いくつか問題が発生しています.
1つは株の大きさ. 短日処理を開始した時点で気がついたのですが,株が大きすぎるのです. 前回書いたように『段ボール箱が予定より多く必要になり,その結果場所をとって鬱陶しい』というだけでなく,『段ボール箱への出し入れの際に葉や枝を傷つけてしまう』事象が発生したのです. ただ株を傷つけるのは,平日の夕方の取り込みを代行してもらっている妻なのですが…. しかし妻に責任を押し付けるのは酷です. 主婦の夕方はただでさえ忙しいのに,我が家の場合は 1. 乳飲み子が居る 2. 週に3回以上,長男がスイミングへ行く(18時~) 3. 週1回,長女がバトンクラブへ行く(18時~) 4. 週1回,長女が習字教室へ行く(17時~) 5. 2週に1回,長女が卓球教室へ行く(17時~) ですので,ほぼ毎日がテンヤワンヤなのです. だから1株1株丁寧にダンボールに収める余裕が無いは当然であり,株とダンボールのサイズがあっていない(=余裕が無い)事が問題なのです. ちなみに休日の取り出し&取り込み,平日の取り出しは私が実施しています. 休日は時間的余裕があるので丁寧な扱いが出来ますし,取り出しは取り込みに比べて株を傷つけにくいのですが,それでも株を傷付けそうになるくらいです. 例えば,『横×奥×高さ』が『約57cm×37cm×53cm』のダンボールに2株を入れているのですが,短日処理開始直後(↓)の写真のようにほとんど隙間がありません. そこで視覚的&体感的に鬱陶しいのですが,ダンボールの数を増やし,株の出し入れをやりやすくしてみました. これだけダンボール内部に空間が有ればとりあえず大丈夫でしょう. しかし今は大丈夫でも,株はこれから更に成長するわけで…. しかもダンボールが1つ足りず,まだ窮屈な状態の株もあるし…. 実は楽天オークションに出品した『除湿機』&『食器洗浄乾燥機』が売れちゃって,発送するのにこれまで使っていたダンボールを1つ使っちゃったのですよ~.w う~ん,先月後半(2008/8/23)の最終剪定の際,もっとザックリと切っておくべきだったかなぁ~. でも既に短日処理を開始した今となっては切り戻したくないのですよネェ~. はぁ~. なかなかイメージどおりに進行しないっす! さて,最初に『いくつか』と書いたように,ポインセチアに発生した問題はもう1つあります. それは株を日向に出すと,葉が萎れてしまう事です. 葉が大量に茂った結果(当然気温が高い事も要因の1つですが),御盆前後から葉が萎れる(=垂れるが水を与えると復活する)症状が出始めたため,全ての株を半日陰に移していたのですが,光合成を促進させるべく先週末(2008/8/31)に日向へ出してみたのです. すると殆どの株(特にフリーダム)で『葉が丸まり,水を与えて日陰で養生しても回復しない』という症状が表れたのです. 実はこの症状,今年初めて発生したわけではなく,昨年も見られました. 昨年の同症状 パターンは今回と全く同じで,半日陰管理していた株を日向へ出した際に発生しています. 昨年は内部が乾きやすい素焼き鉢を使っていたので,単純に水切れの症状だろうと判断していましたが,水遣り直後の内部が乾きにくいプラ鉢で同じ症状が発生した事から,単なる水切れではない事が判りました. すなわち,半日陰に暫く置いていた(しかも8月下旬から天気が悪い日が多かった)事で,葉が陰葉になってしまっていたと考えられるのです. 残念な事に,一旦陰葉になってしまったらどうしようもありません. 今後,気温が下がって葉からの蒸散量が落ちるまで半日陰で育て続けるか,陰葉は全て処分するつもりで日向に出し,その後に生える通常の葉と入れ替えるのをゆっくり待つかの二者択一でしょう. 前者は株の成長鈍化,後者は株の仕上がりが間に合わない恐れがあります. ちなみに昨年は前者の方法で乗り切りましたので,今年も同様にするつもりで~す. 但し,昨年レッドフォックスの短日処理に失敗した原因が『この時期の日照量不足』であったなら,今年も昨年の二の舞になってしまう可能性がありますが…. ------ ポインセチアのその後の様子はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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