てきとう園芸日記

今シーズン我が家で育成中のビオラ＆パンジーは『サカタのタネのリカパン（虹色スミレ with Licca）』と『タキイ種苗のViVi（ビビ）』です．
その内，リカパンは『命辛々で夏越しした挿し芽株（単植のメープルリカ＆スィートアリッサムと並植したラブリームーンリカ）』以外（今秋購入した2株＆スィートハートリカの夏越し挿し芽株）は好調で，10日前(2008/11/9)にほぼ全ての花と蕾を摘み取ったにも拘らず，もう花が咲いています．

右奥：スィートハートリカ（挿し芽夏越し株）
左奥：ムーンライトリカ（本年購入株）
手前：メープルリカ（本年購入株）




また，それぞれの株張りも良く，土の面がほとんど見えません．
こりゃぁ～今月中にディスプレイを開始できそうです．

一方，スィートアリッサムやアイビーと寄せ植えにした『ビビ』はほとんど花が咲いていません．



クリアイエロー＆ライトローズウィズブロッチ＆アプリコットアンティーク


クリアイエロー＆ライトローズウィズブロッチ＆クリアオーシャン


まぁ～植え付け時期が2週間も違いますので（リカパンは10/19定植，ビビは11/3定植）比較しても意味がないかもしれません．
しかし明らかに問題なのは『クリアイエロー』の花が全く咲いていない事なのです！
タキイ種苗のHPで各花色の特性を見ると，『ライトローズウィズブロッチ』はやや晩成なのですが（10月下旬の開花率が～50%），他の3品種（クリアイエロー＆アプリコットアンティーク＆クリアオーシャン）は早成（10月下旬の開花率が～100%）となっているのです．
実際，アプリコットアンティークとクリアオーシャンは開花していますが，ライトローズウィズブロッチには花がありません（購入時に咲いていた花が枯れてから花が上がってこない）．
一体何故クリアイエローは花が上がってこないのでしょうか？

実は一点思い当たることがあります．
それは根の状態です．
定植時にポットから苗を取り出した際に初めて根の状態が判ったのですが，クリアイエロー以外は根鉢が崩れない程根が張っていました．
それなのにクリアイエローは6株とも土がポロポロこぼれ，ほとんど根が無いような状態で…．
傷んだ根の残骸などは見当たらなかったので，暑さで根腐れしたのではなく，過湿気味に育てられた為に根の発達が不十分だったのでしょう．
ビオラ＆パンジーを購入してこんな事は初めてでした．
やはり生産者によって苗の状態って大きく変わるものですね（4品種とも異なる店で購入）．
ど～も北摂のコー○ンで購入した苗は外れが多いっす！
昨年購入したガーデンシクラメンも花数が少なかったし…．
同じ○ーナンでも，大阪南部の店舗で購入した株で外れに当たったことは無いのですけどねぇ～．

とりあえずクリアイエローは一刻も早く根が成長してもらう必要があります．
そのためには乾燥気味に育てるのが一番！！
定植以降一度も水遣りせず，液体肥料（ハイポネックス原液の2000倍希釈液）も先週末(2008/11/16)に初めて与えました．

　 　 　
ハイポネックス原液

今後も花が十分咲き始めるまでは乾燥気味に管理していくつもりです．
そうなると液体肥料による施肥も回数を制限する必要がありますが，元々隔週でしか肥料を与えるつもりが無かったのでペースを変える必要は無いでしょう．
例え液肥による追肥が少なくても，元肥（マグァンプK（中粒））を漉き込んでいるので栄養不足には陥らないと思います．


　 　 　マグァンプK

果たしていつになったら各花色がバランス良く咲いてくれるかなぁ～．


さて，『ビビを用いた寄せ植え』を作成した際に，街路樹の支柱用の穴に植え付けた『余剰分のスィートアリッサムの苗(2株)』がありました．
狭い場所に無理やり押し込んだので根鉢が崩れてしまい，『根が傷んじゃったかなぁ～』と心配していましたが，どうやら無事に活着したようです．

定植時（2008/11/3）


現在（2008/11/20）


気の早い話になりますが(w)，来年は無事に夏を越してくれるかなぁ～．
昨年は写真中央の『街路樹の株元』に3株のスィートアリッサムを植え付けましたが，今年の夏に市の委託業者に無残に刈り取られて枯死しちゃいましたからねぇ～．
まぁ～ボロボロの状態だったので，雑草と間違われてカットされても仕方ない状態でしたけど．w
でも，より日当たりが良いもう一方の街路樹の株元のスィートアリッサムが2株とも無事に夏を越し，現在復活しておりますので（↓），来年は札でも立てて雑草処理業者の攻撃を防ぎたいと思いま～す．w




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リカパン（虹色スミレ with Licca）のその後の様子はこちら

ビオラ＆スィートアリッサム＆アイビーの寄せ植えのその後の様子はこちら

街路樹の支柱用の穴に植え付けたスィートアリッサムの様子はこちら