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テーマ:蘭を咲かせましょう!(9195)
カテゴリ:胡蝶蘭
先月半ば(2008/11/15)に仮支柱立てを行った胡蝶蘭(昨年ナオリンさんに頂いた株(白花))のステムが25日前から17cm伸び,33cmに達しました.
途中で何度か結束し直した為,ステムがクネクネ曲がっているのは御愛嬌という事で.w さて,この株は最終的に一体何cmまでステムが伸びるのかなぁ~. 初めて開花させる株はそのあたりが読めません. まぁ~昨年まで開花させてきたアマビリスよりは長いステム&大きな花となることでしょう. 早春(?)の開花時期が楽しみです. しかしその一方,株自体の成長は残念ながら完全に止まっています. 根も葉も25日前から全く変化ありません. 25日前(2008/11/15) 現在(2008/12/10) 昨年の今頃(2007/12/8)はまだ成長を続けていましたから,気温不足って事はないのでしょうけど…. やっぱりステムを伸ばすのに一生懸命で,成長にエネルギーを回す余裕は無いのでしょうか? 昨春のアマビリスも開花前に成長を止めていましたし…. まだ週に一度のペースで施肥を続けていますが(ハイポネックスハイグレード洋ランの2000倍希釈液),根腐れを防ぐために施肥は控えるべきかもしれません. ハイポネックスハイグレード洋ラン でも施肥しないとエネルギー不足に陥り,ますます葉が黄化&落葉してしまう気がしなくもありません(胡蝶蘭の葉はバルブの役目があるため). 実際,一番下の葉はスッカリ黄色くなって枯れ落ちる寸前だし…. それに他の株は成長を継続していますしねぇ~. 果てさて,どうしたものやら.w ところで,その成長を続ける株と言うのは『アマビリスの子株1号(&孫株)』と『(今年ナオリンさんから戴いた)ピカソ』の2つ. アマビリスの子株1号(&孫株) ピカソ 但し,アマビリスは孫株が全く成長せず(おそらく今後成長を再開する事はない),本体の子株1号もゆっくりとしか成長していません. また,ピカソもこの25日間で1~2cm程度しか成長していません. 更に,いずれの株も新根が全く確認できず不安一杯です. 窒素過多になると発根が抑制されるそうですが(『ファレノプシス 栽培と生産』),その場合は葉の成長が促進されるみたいですし…. ファレノプシス 栽培と生産 単に現存の根(ミズゴケ内部に存在)が十分に機能していて本数も足りているために新根が出てこないのかな? それとも夜間も明るい場所においている時間が長いので,二酸化炭素を十分に取り込めていないのかな(胡蝶蘭はCAM植物であり,光合成に必要な二酸化炭素を夜間に取り込む)? あるいは管理温度が低すぎるのかな? 先月からガラス越しの直射日光に当てているので,日照量不足だけは無いと思うのですけど…. とりあえず数日前から保温&二酸化炭素吸収促進の為に夜間はダンボールを被せて管理していますが,果たして効果は出るのかなぁ~. ------ 胡蝶蘭のその後の様子はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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