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てきとう園芸日記

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December 26, 2008
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カテゴリ:ポインセチア
短日処理に失敗し(短日処理後半~終了後の管理温度が高すぎた)今月上旬(2008/12/6)にバッサリ刈り込んだポインセチアのレッドフォックス(2006年挿し木株)は,既に節々から多くの新芽が顔を出しています.





我が家で最も暖かい『リビングの窓際』に終日放置しているため,もう春だと勘違いしているのでしょう.
短日処理後半~終了後は全ての株(今年挿し木で増やした短日処理未実施株は除く)をそんな環境においていたわけですから,今年のポインセチアの発色が不十分に終わったのは当然の結果だと思います.
赤い苞葉のフリーダムはまだマシですが(一部の赤い葉に緑色が混じり,黒っぽくなっちゃいましたが),ピンクに色付くはずのレッドフォックスは苞葉が殆ど発生しませんでしたからねぇ~.

フリーダムの2006年挿し木株


右:フリーダムの2007年挿し木株
左:レッドフォックスの2007年挿し木株



一方,短日処理を実施せず,外気温が10℃を下回るまで(~2008/10/26)は終日屋外で管理し,屋内に取り込んでからも『温度があまりあがらない2階の子供部屋の窓際』で管理していた今年の挿し木株は,苞葉が大きく育ち,綺麗に発色しています.

フリーダムの2008年挿し木株


レッドフォックスの2008年挿し木株


逆に苞葉が大きくなりすぎて,緑の葉とのバランスが悪いくらいです.
またレッドフォックスの2008年挿し木株は,苞葉中央の花も完全に開花までこぎつけています.



この株はリビングでの管理(&ディスプレイ)を一番最後にスタートさせたのですが,このことからも『ある程度の低温』が苞葉成長に必要な事が判るでしょう.
かといって低温すぎると,苞葉の成長どころか,株の生育自体が完全にストップし,最悪枯死にいたるわけですが….

とりあえず来年は今年の失敗を糧にして,完璧な状態でポインセチアをクリスマスシーズンに飾りたいと思います.
そのためには

 1. ギリギリまで屋外で管理する
 2. 屋内管理では高温にならないようにリビングの窓際に直接置かない

の2点を守ればよいでしょう.
しかし,この管理方法には問題があります.

まず『ギリギリまで屋外で管理する』ですが,そのためには風で鉢がひっくり返らないような工夫が必要になってきます.
ポインセチアは適温になると成長力が旺盛で,切り戻しても直ぐにコンモリと葉が茂るのです.
まぁ~切り戻すから腋芽が出て更にコンモリすると言う話もありますけど.w
葉がコンモリ茂ると風で倒れやすくなるのは当然の事で,実際今年も何度も鉢が倒れ,鉢からスッポリ中身が飛び出していた事も一度や二度ではありません.
当然そうなると枝が折れたり,根が傷んで株が傷んだりするわけでして….

例年最後の摘心(剪定)は短日処理開始前の8月下旬に行っているのですが,苞葉の成長を考えて軽めに行っておりました.
そこで来年は,最後の剪定時期を8月半ばとし,かなり深~く切り戻してみようと思います.
そうすれば草丈が抑えられ,風で倒れにくくなるのではないかと….
それでも鉢が倒れるようなら,重しを鉢の上に置くか,鉢の下部を固定するしかないでしょう.
現時点では具体的なものは何一つ思いつきませんけど.w

次に『屋内管理では高温にならないようにリビングの窓際に直接置かない』ですが,これはなかなか厄介な問題です.
なぜなら,苞葉を成長させるにはある程度の日照量が不可欠だからです.
それなら今年の挿し木株を置いていた『温度があまりあがらない2階の子供部屋の窓際』で管理すれば良いと思われるかもしれませんが,非常に狭いスペースしかないため,とても挿し木2年目以降の株など置けないのです.
従って,妥協案としリビングの窓際で薄手のカーテン越しに管理する(カーテンより室内側に置く)方法しかない訳ですが,果たして日照量が十分足りるのか不安です.
そしてもう1つ心配なのが次女の襲来で….
株を窓とカーテンの間に置いていた今年でさえかなりの被害が出ましたからねぇ~.w
流石に最近は怒られる事を学習したのか被害は発生しなくなりましたが(興味はあるようで近付いていこうとする事はありますが),来年までそんな事をしたら怒られるって覚えているかどうか….
少なくとも数本の枝は犠牲になる事を覚悟しておく必要があるでしょう.

果たして来年の今頃,どんな状態のポインセチアを公開することになっているのかなぁ~.


------

ポインセチアのその後の様子はこちら





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Last updated  February 6, 2009 01:20:48 AM
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