てきとう園芸日記

昨日(2009/5/30)，今春に挿し芽を実施した植物（2品種しかありませんけどw）の整理を行いました．

一つ目はジャノメエリカ．
2週間前(2009/5/16)に密閉挿しを終え(=湿度を保つためのビニール袋の覆いを外し)て以降，日陰で放置していました．
急に直射日光が当たるような場所へ出すと，穂が萎れてしまうとの判断からです（昨年の経験から，発根していても根量は少ないと予想されたため）．
しかしそれでも半数近くの穂が萎れてしまって…（17本の穂の内8本）．







密閉挿し終了直後(↓)は，青々とした瑞々しい穂ばかりだったのですけどねぇ～．



萎れてしまった穂は発根していないと判断し，全て引っこ抜きました．
そしたら案の定，どれも未発根～！



こりゃぁ～昨年の結果を下回りそうだぞぉ～．
昨年発根率が高かった『挿し木第一弾』と殆ど同じスケジュールで実施しているのですが，昨年は同時期に4本の穂を破棄しただけですからねぇ～（20本の穂を使用）．
ただしその後の『ポット上げ』で発根が認められた穂は12本だけでしたので，今回残った穂が全て発根していれば，昨年と遜色ない結果という事になります．

未発根の穂を取り除いた後に鉢を半日陰へ出す予定でしたが，あまりの結果に一週間延期する事にしました．
来週末に半日陰に出したとして，4週間後には発根の有無がハッキリすると思います（半日陰に出して3週間後に一切葉が萎れていなければ発根と判断して良い）．
果たして4週間後に何本の穂が残っているかな？


続いてはビオラ類．
今月上旬(2009/5/9)に発根の有無を確認して植え替えた（発根率は↓参照）ものの，1株（ライトローズウィズブロッチ）はその数日後に廃棄処理となってしまった事まで報告済みでした(その後更にライトローズウィズブロッチ＆アプリコットアンティークが1株ずつ枯死)．

植え替え実施時に発根が確認できた穂の数
　ViVi ・クリアイエロー　：　12本中12本発根（発根率 100%）
　ViVi ・ライトローズウィズブロッチ　：　12本中8本発根（発根率 67%）
　ViVi ・アプリコットアンティーク　：　6本中5本発根（発根率 83%）
　リカパン・スィートハートリカ　：　6本中5本発根（発根率 83%）
　リカパン・メープルリカ　：　6本中1本発根（発根率 17%）

その後 気温が上がったせいか，植え替えた土（ゴールデン粒状培養土）が良かったのか(w)，株元からの新芽が認められていた株の中にはガッチリした姿になってきた物も出始めました．


ゴールデン粒状培養土



ViVi ・クリアイエロー


リカパン・スィートハートリカ


そこでこれらの株は徒長を防ぐため，最初からあった茎の成長点をカ～ット！

摘心前
　奥：　リカパン・スィートハートリカ
　2列目：　ViVi ・クリアイエロー
　手前：　ViVi ・アプリコットアンティーク＆ライトローズウィズブロッチ


摘心後
　奥：　リカパン・スィートハートリカ
　2列目：　ViVi ・クリアイエロー
　手前：　ViVi ・アプリコットアンティーク＆ライトローズウィズブロッチ


徒長しちゃうと風で株が傷んでしまいますからねぇ～（一昨年経験済み）．
とりあえずこれで徒長の心配をする必要は暫く無いでしょう．
ただ問題は，『株元から新芽が出ていない株』＆『新芽がまだ小さい株』．





新芽が無い＆小さな状態で摘心してしまうと株が枯死してしまうのです（昨年経験済み）．
これから気温が上がるにつれてマスマス徒長しやすくなると言うのに…．
あぁ，一刻も早く新芽が株元から出てきて欲しい＆新芽が成長して欲しいっす！



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ビオラ＆リカパンの挿し芽のその後の様子はこちら

ジャノメエリカの挿し木のその後の様子はこちら