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テーマ:蘭を咲かせましょう!(9192)
カテゴリ:胡蝶蘭
植え替えを行わない限り,5月下旬から屋外で遮光した日光をシッカリ当てて育てるべき胡蝶蘭ですが(ただし最低温度15℃を下回る日の夜間は屋内に取り込む),スナップエンドウが居座っていたために屋外に出す事ができませんでした.
しかし,先週末にスナップエンドウを移動させましたので,漸く屋外での管理を開始する事ができました. と言っても,エイヤッで胡蝶蘭を屋外へ出すわけにはいきません. 遮光対策&雨避け対策&ナメクジ対策を実施しなければいけないのです. 先ずは設置前の状態. ここへ胡蝶蘭置き場を作るのですが,基本的には昨年と同じ手法です. ただし昨年は『雨避け対策』を実施していませんでしたし,『遮光対策』も不備がありました(遮光材を張った面積が足りず,直射日光が当たる時間帯があった). そこでその2点を改良する事にぃ~! とりあえずナメクジ対策を施したフラワースタンド(脚部等へナメクジ避け(ナメ駆除テープ)を添付)を設置し,株元へ自作容器に入れたナメクジ誘引駆除剤(ナメクジ駆除剤バイオスラッグミニペレット)を置きました(容器底の青色の物:石は風で容器が飛ばされないようにするための重し). ナメ駆除テープ 雨に強いナメクジ駆除剤バイオスラッグミニペレット800g(徳用サイズ) 続いて遮光材を張るための支柱立てです. 昨年はこれが思うように出来なかったのですが(支柱を3箇所しか立てられず,しかも一箇所が家の基礎部分に当たったため土壌が浅く,シッカリ固定できなかった),今年はスナップエンドウへ防鳥ネットを張った手法を取り入れたのでバッチリっす! この支柱側面に遮光率60%の遮光ネットを張り…. 切り口がほつれにくい!ラッセル編物ハトメ穴付遮光ネット 【園芸用品】 上面へ不織布を張って完成~. 霜除け・保温・虫除け・鳥よけなどに効果的です。べたがけシート ふわふわ 1.8m×5m 不織布は奥から手前に向けて傾斜をつけていますので,雨避けの役割を果たしてくれるでしょう. 雨避けなら透明のビニール袋を張った方が効果的でしょうが,通風不良で蒸れや温度上昇の原因になりかねないので不織布を用いました. 尚,今回用いた資材は全て手持ちの物を使用しましたので,費用は発生しておりません.w さて,この胡蝶蘭置き場へ株を置くと,こんな状態になります. 側面奥の支柱は移動可能ですので,普段は内部が見えない(=直射日光が当たらない)状態になっております. まぁ~この置き場の右側(東北東側)は庭木(コニファー)があり,そちら側から直射日光が当たることは殆ど無いので開放形にしていても大丈夫だと思うのですけどね.w とりあえずこれで今シーズンの胡蝶蘭育成は大成功間違いなし…………………かな? 尚肝心の株達ですが,10日程前に比べてハッキリとした変化が表れています. 先ずナオリンさんから戴いた『ピカソ』と『白花大輪系』の2株には新葉が出始めました. ピカソ 白花大輪系 ただ写真でも判るように,『一つ前の新葉』が十分な大きさに育ってなくって…. 特にピカソのそれはカナリの矮小葉です(新葉が出る=ひとつ前の葉の成長が止まる). そんな訳で『嬉しさ半分』と言ったところです. とりあえず今度の新葉は立派なサイズに育って欲しいなぁ~. 一方のアマビリスは子株1号の新葉が大きくなり,孫株の最初の葉(一番古い葉)が黄変して落葉致しました. 正面から 2009/5/27 2009/6/6 子株1号側から 2009/5/27 2009/6/6 孫株側から 2009/5/27 2009/6/6 まぁ~例年の成長パターンを踏襲した感じです. 昨年は株分け&植え替えでマトモに成長しませんでしたが,今年は期待が持てるかな.w ------ 胡蝶蘭のその後の様子はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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