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テーマ:家庭菜園(59022)
カテゴリ:家庭菜園
『水切れ』or『カルシウム不足』の影響で尻腐れ病(?)が発生したこと以外は順調なミニトマト・アイコですが(果たしてそんな状態を順調と言うのか?w),先週末(2009/6/6)に第一花房に着いた11個の実の内 最初に結実した2つの実が色付き始めました.
甘みたっぷりのプラム型トマトアイコ9cmポット 1株 5日前(2009/6/7) 現在(2009/6/12) この調子なら来週には収穫できそうです. でもどうせなら完熟した実を鈴生りにさせて,花房ごと収穫したいなぁ~. そのためには当分収穫を我慢しないといけないかと.w 尚,『先端の実』&『先端から2番目の実』は完全な尻腐れ病状態でありますが,黒くなった部分を取り除けば普通に食べる事ができるそうなので(菌やウイルスによる物ではなく,過乾燥やCa不足等の生理障害であるため),このまま放置する事にしました. ただ問題は,それらの実が今後も肥大するのか&色付いてくれるかという事で…. もし成長が認められなければ,諦めて切除しようと思いま~す. 尻腐れ病対策ですが,先週末にHCで過燐酸石灰(Ca(H2PO4)2・H2O(水溶性)と硫酸カルシウム CaSO4との混合物)を購入し,その日の内に『鉢表面にマルチングした完熟堆肥』へ混ぜ込みましたので(その後液体肥料(ハイポネックス原液の500倍希釈液)で給水),今後激しい水切れを起こさせない限りは再発しないと思います(過燐酸石灰は即効性で長期効果はないので,定期的に施す予定). 過燐酸石灰 【1Kg】 ハイポネックス原液 カルシウム専用肥料もあるようですが(カルクロン等),残念ながらそんなマニアックな物はHCには置いていない訳で…. カルクロン500g 過燐酸石灰はリン酸肥料に分類されますが,カルシウム肥料としても有効ですし,中性肥料ですので(土壌を酸性化しない),非常に使いやすく優れた肥料だと思います. しかも粒状で扱いやすいという利点もあります(カルクロンは200~700倍に水で希釈して土壌や葉面散布する必要がある). 欠点は(長所の裏返しですが)持続性がない事でしょうか(水溶性が高く,流亡しやすい). その欠点を少しで抑えるため,堆肥などに混ぜ込んだ方が良いそうです(吸着させて流亡を防ぐため). とりあえず給水ペースも上げましたし(週に2回:うち一回は液体肥料による施肥で兼ねる),梅雨明けまでは水切れを起こす事は無いでしょう. 梅雨が明けたら2日に1度に給水ペースを上げ,少しでも不良果が発生しないよう努めたいと思います. さて,現在我が家の株は第六花房まで確認できていますが,幸いにも徒長しておらず,草丈は90cm程度しかありません. あまり草丈が伸びると収穫し辛いので摘心する必要がありますが(成長に回っていた栄養を実へ回して完熟を早める効果もある),この調子なら第九花房まで収穫できそうです(第九花房の上の葉3枚を残して摘心). しかしそれでも100個程度しか収穫できない事になります(1つの花房から10~13個収穫できるとして). 150円で購入した苗ですし,それだけ採れれば十分な気もしますが,収穫量が多いに越した事はないですよね.w そこで以前からトマトの収穫量を増やす方法として,図書館で借りた本で見かけた『連続摘芯栽培』に注目していました(内容を理解していませんでしたがw). そこでGW頃にネットで詳しく内容を調べてみたのですが…. 腋芽を残してないといけないジャン!||||||(* ̄ロ ̄)ガーン|||||| 既に腋芽は全て摘み取っちゃっていましたぁ~. 詳しく調べると,連続摘芯栽培の肝である『捻枝』はコツが必要なようで,失敗すると枝が折れて元も子もなくなる事も判明. 更に私のようにやたら水捌けがよい土壌で育てる方法は,連続摘芯栽培に不向きではないかと思えました(捻枝で枝を傷つける事で実に向かう過剰な水分を抑える栽培法であるため,水分を控える育成法では逆に水分不足になるのではないか). また,ミニトマトは連続摘芯栽培のように手間がかかる方法を行うより,2~3本仕立ての方が簡単だそうで…. ミニトマトは1本仕立てにする必要はなかったのかよぉ~! それなら第一花房付近or第二花房の腋芽は残しておいたのに…. あぁ,もっと早く調べておくべきでした. ⊂( TT __ TT )⊃ そんな訳で,仕方ないから上部に出た腋芽を用いて挿し芽でもしようかなぁ~と思っていたのです. そしたら『初期に掻き取った腋芽(第一花房の2つ下の葉の付け根)』から再び腋芽が出てきたのですぅ~! 5日前(2009/6/7) 黄色で囲った部分が『掻き取った腋芽がその後伸びた部分』で,赤で囲った部分が『掻き取った腋芽の節から新たに出た腋芽』です. 現在(2009/6/12) もう少し大きくなったら支柱をもう1本立て,そちらに誘引して育てていこうと思います. ただし葉が込み合ってしまうので,少しでも枯れ始めた葉は順次取り除かないといけないでしょうけどねぇ~. 面倒臭いけど,あの甘い実を沢山収穫するためには何でもやるっす! ------ ミニトマトのその後の様子はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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