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テーマ:体当たり園芸(785)
カテゴリ:ジャノメエリカ
3年間失敗を積み重ねてきたジャノメエリカの挿し木ですが,4年目にして漸く成功したかもしれません.
密閉挿しをやめて開放系にした結果,約半数の穂が萎れ,残った穂も頂芽付近の新芽が枯死したり成長が止まったりしていましたが,その後に小さな新芽を出した穂が本格的に成長を開始したようなのです. 先月上旬(2009/7/9) 現在(2009/8/5) 実にゆっくりとしたペースですが,確実に新芽が大きくなっています. こりゃぁ~ひょっとしてひょっとするかも~! しかし挿し木で発根した穂が最終的には全滅してしまった昨年も御盆の頃までは新芽が存在しましたので,マダマダ安心するわけにはいきません. 今後も水切れや蒸れ,高温に晒される事が無い様,注意深くケアしていきたいと思います. 果たして一ヵ月後にどうなっているかなぁ~. 尚,こんな風に好調な穂は極一部であり(2本だけ),5月末の時点で残した穂(9本)の大部分は新芽が殆ど無かったり,新芽どころか葉自体が無い様な状態だったりと悲惨な状態でした. 先月末の時点で既に『葉が完全になくなった穂』が1つあったのですが,そちらはもう引っこ抜いて処分しております. でもその際に嬉しい事が判りました. 処分したその穂にはシッカリと根の残骸が確認できたのです. 残念ながら傷んで黒くなっており,既にその機能は果たさないような状態でしたが(だから枯れたのでしょうけどw),発根していたと言う事実は私を勇気付けてくれました. とりあえず現時点で新芽が無いような穂の復活は望み薄でしたので,それら(3本)は処分することに決定! 早速引っこ抜いたところ,全ての穂に根の残骸を確認っす!! ヤッパリ5月末の時点で残した穂はどれも発根していたみたいでぇ~す. さて,現在穂を挿している平鉢は,コニファー(サルフレア)の木陰に置いています. この場所なら早朝の極短い時間(30分以下)しか日光が当たりませんし,風通しも非常に良いので,我が家の敷地内では苗にとって最適な場所でないかと思うのですが如何でしょう? 今後平鉢からポット上げするタイミングですが,専門書(?)(『さし木 とり木 つぎ木 主婦の友社』:絶版)によりますとエリカの場合は『発根後に穂が成長を始め,一旦その成長が止まった時点(具体的には秋)』と言う事だそうです. 『さし木 とり木 つぎ木』 主婦の友社 ちゅ~事は晩秋が適期と考えていいのでしょうか? 早秋や中秋だとエリカは成長中ですよね? 今後もコマメに穂をチェックして,ポット上げのタイミングを逃さないぞぉ~. ってか,その前に日向に出すタイミングを間違わないようにしないといけないかな.w 一方夏越し中の親株は,午前中だけ直射日光が当たる場所へ放置したままです. 花期に満開になるなら9月,そしてまばらにしか咲かないなら10月に蕾が確認できるようになるはずですが(年内に蕾が確認できなかったら殆ど開花しない),果たして今年はいつ頃花芽が確認できるようになるかなぁ~. ここ2シーズンは花数が少なかったので,来シーズンこそ満開になってもらいたいのですけど…. ------ ジャノメエリカのその後の様子はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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